03月24日(月) AndTech WEBオンライン「粘着剤・粘着テープのレオロジー・非線形動力学に基づく剥離メカニズム」Zoomセミナー講座を開講予定
早稲田大学 理工学術院 先進理工学部 物理学科 山崎 義弘 氏 にご講演をいただきます。
株式会社AndTech(本社:神奈川県川崎市、代表取締役社長:陶山 正夫、以下 AndTech)は、R&D開発支援向けZoom講座の一環として、昨今高まりを見せる粘着剤での課題解決ニーズに応えるべく、第一人者の講師からなる「粘着剤・粘着テープ 剥離メカニズム 」講座を開講いたします。
物理学の視点から粘着剤の剥離メカニズムを理解するための具体的な状況の詳細に依らない普遍的で一般的な視点を紹介!
本講座は、2025年03月24日開講を予定いたします。
詳細:https://andtech.co.jp/seminars/1efce5c9-5b6f-68b2-9015-064fb9a95405
Live配信・WEBセミナー講習会 概要
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テーマ:粘着剤・粘着テープのレオロジー・非線形動力学に基づく剥離メカニズム
開催日時:2025年03月24日(月) 10:30-16:30
参 加 費:49,500円(税込) ※ 電子にて資料配布予定
U R L :https://andtech.co.jp/seminars/1efce5c9-5b6f-68b2-9015-064fb9a95405
WEB配信形式:Zoom(お申し込み後、URLを送付)
セミナー講習会内容構成
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ープログラム・講師ー
早稲田大学 理工学術院 先進理工学部 物理学科 山崎 義弘 氏
本セミナーで学べる知識や解決できる技術課題
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- 粘着・剥離の物理的基礎
- 粘着剤の代表的な材料である高分子の力学物性 (粘弾性・時間温度換算則)
- 粘着の3要素 (タック・保持力・粘着力)
- 「くっつきやすくはがしやすい」粘着剤を推定する経験則
- テープ剥離における剥離強度の速度・角度依存性
- 糸引きを引き起こす不安定性 (フィンガリング不安定性)
- タック測定・テープ剥離における形態形成の実例
- ジッピング (スティック – スリップ振動) の原因と対策
本セミナーの受講形式
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WEB会議ツール「Zoom」を使ったライブLive配信セミナーとなります。
詳細は、お申し込み後お伝えいたします。
株式会社AndTechについて
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化学、素材、エレクトロニクス、自動車、エネルギー、医療機器、食品包装、建材など、
幅広い分野のR&Dを担うクライアントのために情報を提供する研究開発支援サービスを提供しております。
弊社は一流の講師陣をそろえ、「技術講習会・セミナー」に始まり「講師派遣」「出版」「コンサルタント派遣」
「市場動向調査」「ビジネスマッチング」「事業開発コンサル」といった様々なサービスを提供しております。
クライアントの声に耳を傾け、希望する新規事業領域・市場に進出するために効果的な支援を提供しております。
株式会社AndTech 技術講習会一覧
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一流の講師のWEB講座セミナーを毎月多数開催しております。
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株式会社AndTech コンサルティングサービス
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本件に関するお問い合わせ
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株式会社AndTech 広報PR担当 青木
メールアドレス:pr●andtech.co.jp(●を@に変更しご連絡ください)
下記プログラム全項目(詳細が気になる方は是非ご覧ください)
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【講演主旨】
粘着剤・粘着テープには、どうすればくっつくかという課題と共に、どうすれば (きれいに)剥がれるかという重要で困難な課題がある。例えば、同じ粘着テープを使用したとしても、そのテープをどこに貼ったか、そのテープをどのように剥がしたかによって、テープの剥がれ方(例えば、剥離強さ・ジッピングなどの動的挙動)は大きく異なる。従って、粘着剤の剥離は、単に粘着剤の物性 (弾性率・表面張力)だけで決まる性質ではなく、その粘着剤を使用している環境や条件に強く依存していると考えた方が良いように思われる。
本セミナーでは、粘着剤・粘着テープの使用環境・条件を包括的に捉え、レオロジー・非線形動力学に基づいて、粘着剤の剥離メカニズムに対する普遍的で一般的な視点・取り扱い方を解説する。
【プログラム】
1.はじめに:粘着・剥離現象を俯瞰する
1.1.歴史的背景
1.2.空間スケールと粘着現象
2.粘着・剥離とレオロジー
2.1.粘弾性
2.2.剥離と粘着の三要素(タック・保持力・粘着力)
2.3.粘着特性に関する経験則
2.4.テープ剥離時の応力分布
2.5.剥離強さの角度・速度依存性
3.剥離における粘着剤の変形メカニズム
3.1.糸引きが起きる原因となる不安定性:ヴィスカス・フィンガリング
3.2.タックにおける粘着剤の剥離形態と力学特性
3.3.粘着テープの剥離における粘着剤の糸引き
4.剥離の非線形動力学
4.1.ジッピング (スティック-スリップ剥離) が起こる要因
4.2.剥離速度・装置の剛性を軸にした動的相図の重要性
4.3.剥離強さを決める要因は?
【質疑応答】
【講演のポイント】
物理学の視点から、粘着剤の剥離メカニズムを理解するための、具体的な状況の詳細に依らない普遍的で一般的な視点を紹介します。
* 本ニュースリリースに記載された商品・サービス名は各社の商標または登録商標です。
* 本ニュースリリースに記載された内容は発表日現在のものです。その後予告なしに変更されることがあります。
以 上
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