山田詠美 作家生活40周年、新たなる代表作『三頭の蝶の道』10月16日発売!かつて女性作家が「女流」と呼ばれた時代があった――。小川洋子、金原ひとみ、上野千鶴子…各氏絶賛の長編小説!

山田詠美にしか描けない、命を燃やすように小説を書き、生きた女性作家たちの物語。「文学が好きで良かった」「作家とは職業ではなく、人生や命そのものなのだろうと思いました」全国の書店員からも絶賛の声が続々!

河出書房新社

山田詠美『三頭の蝶の道』 河出書房新社   山田詠美さん撮影:干川修

株式会社河出書房新社(東京都新宿区/代表取締役 小野寺優)は、山田詠美さんの長編小説『三頭の蝶の道』(税込定価1,980円)を2025年10月16日に発売いたします。

2025年10月、山田詠美さんのデビュー40周年記念作として発売する今作は、『三頭の蝶の道』。

「女流作家」「女流文学」という名称が使われていた時代に、命を燃やすように小説を書き、生きた女性作家たちの物語です。

四十年間、私がながめ触れた女性作家たちの姿を切り絵めいた描写で絵巻物のように仕立てたい。そんな思いに突き動かされて取り組んだ長編小説です。  山田詠美

山田詠美『三頭の蝶の道』 河出書房新社

山田さんご自身がこのように語る2年ぶりの長編小説は、山田さんファンのみならず、小説を愛するすべての方にとって、必読の物語となりました。

1985年、文藝賞受賞作『ベッドタイムアイズ』でデビューした山田詠美さん。河出書房新社から新刊を刊行するのは、『風葬の教室』以来37年ぶりとなります。

作家の皆さん、全国の書店の皆さんも、多くの方々が絶賛する今年最大の話題作『三頭の蝶の道』(税込定価1,980円)の発売に、ぜひご注目ください!

作家の皆さん、全国の書店の皆さんからも、鳴りやまない絶賛の声!!

山田詠美『三頭の蝶の道』 河出書房新社

●作家・研究者

「書くことでしか生きられない者たちの、いびつで愛おしい精気がページからあふれ出す」 小川 洋子

「逝去した『女流』作家たちを見つめるその温かな視線の果てに、私は小説の永遠性をしっかと認めた。」 金原 ひとみ

「ここには女性作家であることの強烈な自負と自己批評がある。」 上野 千鶴子

「語らなければ輪郭をもたないまま流れてゆく感情、耳を澄ましても聞こえにくい声がぎっしりと充満している。」 平松 洋子

「『女流』と呼ばれた女たちの葛藤と抵抗と歓びの奔流は、この小説の中にある。書き読むすべての女たちの必読書」 渡邊 英理

「文学に魅入られた者たちをあらゆるところから捉える言葉の豊かさは、文学への剥き出しの愛に溢れている。」 鈴木 涼美

「いい歳しても、ぶりっ子、嫉妬魔、妄想族、ガリ勉。文学少女は健康寿命を全うする。」 安堂 ホセ

●書店員

「女流」という言葉を超えて、自身の道を切り開いていく姿に、凛とした美しさを感じました。最期まで、作家という生き方を貫いた魂が、後世にも刻まれ続けていく永遠のメモワール。 紀伊國屋書店 福岡本店 宗岡敦子

この人たちのそばにいたら、きっと人生を全部使い切って死ねる。それがすごく羨ましい。 未来屋書店 旭川駅前店 小塚里美

カッコいい、ひたすらにカッコいい。読者さえも虜にしてしまう三頭の蝶。ふと売り場を見れば彼女たちの作品が並んでいるように感じてしまうほど読後も強い印象を残す一作だった。 ブックファースト 梅田二階店 後藤亜衣理

書くことから離れられない業のようなものを感じ、作家とは職業ではなく、人生や命そのものなのだろうと思いました。 未来屋書店 新浦安店 中村江梨花

なんということだ。これが女流か。 徵古堂書店 是永由布子

本人が望もうが望むまいが、時代に"女流"と区分された三人の作家による、友情と才能のぶつかりあいがバッチバチで、特別な打ち明け話をされているようでした。 ジュンク堂書店 藤沢店 鈴木沙織

文学が好きで良かったと、とても思えて嬉しいです。 紀伊國屋書店 梅田本店 辻元彩

『放課後の音符』や『色彩の息子』をジャケ買いしていた十代の頃の自分に「その作家さんが21世紀初期の日本純文学界の守護者になるよ」って教えたら絶対「うそだ!!!」って言うと思います。でも本当。山田詠美さんありがとうございます。 本のがんこ堂 野洲店 原口結希子

山田詠美先生天晴れです。50周年、60周年も期待させる一冊でした。 蔦屋書店 長野徳間店 宮川謙一

文学とは何か、その断片を垣間見た。 紀伊國屋書店 天王寺ミオ店 西澤しおり

確かにこれは山田詠美さんだからこそ書けた作品だと思いました。 リブロ 福生店 海老原眞紀

誰しもが個性!個性!個性!クセがありすぎ。でも痛快です。 喜久屋書店 高岡店 京田裕子

10月7日発売の季刊文芸誌「文藝」は、山田詠美さんを大特集!

「文藝 2025年冬季号」表紙
「文藝 2025年冬季号」特集目次
「文藝 2025年冬季号」山田詠美ロングインタビュー

山田詠美 デビュー40周年記念作『三頭の蝶の道』刊行記念イベントを全国3都市で開催!

〈名古屋会場〉

開催日時:2025年10月18日(土)15時開始

開催書店:星野書店 近鉄パッセ店

詳細:https://hoshinoshoten.jp/event/yamadaeimievent/

〈大阪会場〉

開催日時:2025年10月19日(日)13時開始

開催書店:紀伊國屋書店 梅田本店

詳細:https://store.kinokuniya.co.jp/event/1756272439/

〈東京会場〉 ※受付終了

開催日時:2025年10月25日(土)15時開始

開催書店:ジュンク堂書店 池袋本店

詳細:https://honto.jp/store/news/detail_041000120204.html?shgcd=HB300

著者  山田詠美 Eimi Yamada

1959年東京都生まれ。85年「ベッドタイムアイズ」で作家デビュー。『ソウル・ミュージック ラバーズ・オンリー』で直木賞、『トラッシュ』で女流文学賞、『A2Z』で読売文学賞、『風味絶佳』で谷崎潤一郎賞、『ジェントルマン』で野間文芸賞、「生鮮てるてる坊主」で川端康成文学賞をそれぞれ受賞。近著に『肌馬の系譜』『もの想う時、ものを書く』など。

撮影:干川修

新刊情報

山田詠美『三頭の蝶の道』 河出書房新社

書名:三頭の蝶の道

著者:山田詠美

仕様:四六判/上製/240頁

発売⽇:2025年10⽉16日

税込定価:1,980円(本体価格1,800円)

ISBN:978-4-309-03962-6

URL:https://www.kawade.co.jp/np/isbn/9784309039626/

※AmazonオーディオブックAudible版も俳優の高畑淳子さんの朗読により発売中です。

※電子書籍も10月16日に発売いたします。詳細は各電子書籍ストアでご確認ください。

2026年5月に河出書房新社は創業140周年。記念イヤーへ向けた様々な企画がスタート!

河出書房新社は、2026年5月に創業140周年を迎えます。この節目を迎えるにあたり、当社は「これまでも、これからも。本の窓から。」という合言葉(キャッチコピー)のもと、あらためて、本を開くよろこび、読書の魅力を伝えながら、本と読者との関係をより身近で、密接なものとするために、いっそう励んでまいります。

新たに誕生した「すべての本、すべての読書を応援する」キャラクター、「ふくろうさん」とともにお届けするさまざまな記念出版タイトルに、ぜひご期待ください。

出版物のほか、創業140周年を記念したキャンペーン、イベント情報などは下記特設サイトにて随時お知らせいたします。

特設サイトURL:

https://web.kawade.co.jp/sp140th/

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会社概要

河出書房新社

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http://www.kawade.co.jp/
業種
情報通信
本社所在地
東京都新宿区東五軒町2-13
電話番号
03-3404-1201
代表者名
小野寺優
上場
未上場
資本金
3000万円
設立
1957年05月