≪コロナ禍、水害、地震と厄除け祈願が高まる現代≫古来から伝わる厄除け郷土玩具を170以上収録。入手先からご利益まで紹介。
株式会社誠文堂新光社(東京都文京区)は、2020年11月24日(火)に、『全国厄除け郷土玩具』を発売いたします。
コロナ禍、水害、地震と、厄除け祈願が高まる現代。古来から伝わる厄除け郷土玩具を100品以上収録し、入手法から使い方までわかりやすく解説します。
疫病を払うのは、「アマビエ」だけではありません。日本には昔から「厄を除ける」といわれる郷土玩具が、全国に多数伝わっています。
本書では、疫病退散、無病息災、厄除消除、悪霊退散、家内安全と、願いごと別に郷土玩具を紹介。それぞれの郷土玩具の由来から、ご利益、飾り方、使い方を掲載します。収録する郷土玩具は100品以上。巻末には郷土玩具の入手先を掲載します。
著者は「日本郷土玩具の会」「全日本だるま研究会」の会長を務める中村浩訳(なかむら・ひろのぶ)さん。郷土玩具のいわれや歴史、使い方などを、職人さんたちとのエピソードも交えて解説していきます。
【目次抜粋】
神社やお寺のお守りと郷土玩具
【一章 疫病退散】
弘前の金魚ねぷた/下川原の人形笛/赤べこ/宇都宮の黄鮒/山名八幡宮獅子頭/蘇民将来/鴻巣の赤物/駒込富士神社の麦藁蛇/大國魂神社のからす団扇とからす扇子/笊冠り犬/鳩笛/金櫻神社の虫切り鈴/清水のいちろんさん/小坂井の風車/伏見の一文牛/神農の虎/大覚寺の昆布だるま/法華寺のお守り犬/和歌山の寝牛/はこた人形/高松の奉公さん/尾崎の人形笛/木の葉猿/長濱神社の雛絵馬/昇り猿/コラムその一、赤みみずく
【二章 厄除消除】
湯沢の犬っこ/だるま/第六天神社の天狗絵馬/王子稲荷の火防の凧/芝大神宮の千木筥/だるま抱き猫/弾き猿/飛騨のさるぼぼ/宇津ノ谷の十団子/吉田神社の追儺厄除け面/伏見の布袋/友引人形/出雲の左前人形/鳥取の流し雛/吉備津のこま犬/福獅子/コラムその二、伏見の赤物
【三章 悪霊退散】
お鷹ぽっぽ/鬼鎮神社の鬼の絵馬札と金棒守り/愛宕神社の羽子板/浦佐の猫面/獅子頭/鎌倉宮の獅子頭お守り/氣比神宮の桃太郎神像/鬼祭の鬼面/鞍馬寺の福虎/見島の鬼揚子/宇和島の牛鬼/コラム、草津の猩々
【四章 家内安全】
コロポックル/忍び駒/唐桑のさっぱ舟/会津若松の風車/子育て木馬/村松山虚空蔵堂の宝舟と真弓馬/富山の福徳人形/金沢の便所の神サン/松本の七夕人形/凧/住吉大社の招福猫/天神/稲畑人形の雷除天神/岡村天満宮の西瓜天神/田面船/大竹の鯉のぼり/ヨイヤショ/嫁入り人形/鷽/八朔の藁馬/法華嶽薬師寺のうずら車/鹿児島神宮の信仰玩具/矢数
【全国厄除け郷土玩具 入手情報】
【著者プロフィール】
中村 浩訳(なかむら・ひろのぶ)
「日本郷土玩具の会」「全日本だるま研究会」会長。1943年静岡県浜松市生まれ。デザイン事務所経営のかたわら、郷土玩具の収集にいそしむ。「独楽の会」「日本雪だるまの会」「郷土玩具文化研究会」「日本人形玩具学会」会員。郷土玩具関連やだるまの著書監修書多数。
【書籍概要】
書 名:全国厄除け郷土玩具
著 者:中村 浩訳
仕 様:四六判、192ページ
定 価:本体1,800円+税
発売日:2020年11月24日(火)
ISBN:978-4-416-62063-2
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誠文堂新光社 書籍紹介ページ:https://www.seibundo-shinkosha.net/book/lifestyle/51055/
【書籍に関するお問い合わせ先】
株式会社 誠文堂新光社
〒113-0033 東京都文京区本郷3-3-11
ホームページ:https://www.seibundo-shinkosha.net/
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