生成AIを「使用したことがある」女性の比率52.6%へ急増/2023年から3倍増!

人事・総務系は6割超え/AIの影響「仕事がしやすくなる」51.7%、「就職先が減る」25.0% ~しゅふJOB総研調査~

ビースタイルグループ

仕事と家庭の両立を希望する主婦・主夫層の実情や本音を探る調査機関『しゅふJOB総研』(運営会社:株式会社ビースタイル ホールディングス 本社:東京都新宿区、代表取締役:三原邦彦)は、『AIの影響』をテーマに主婦層を中心とする就労志向の女性にアンケート調査を行いましたので以下にご報告します。(有効回答数:809件)

■調査結果概要

1.生成AIを「使用したことがある」52.6%

2.生成AIを使用したことがあるか:2025年と2023年の比較

3.メインキャリアの職種「オフィスワーク(庶務など、一般事務系)」53.4%

4.生成AIを使用したことがあるか:メインキャリアTOP3/オフィスワーク系比較

5.AIの発達が仕事環境に与える影響「効率化され、仕事がしやすくなる」51.7%

6.AIの発達が仕事環境に与える影響:2025年と2023年の比較

7.AIの発達が仕事環境に与える影響:メインキャリアTOP3/オフィスワーク系比較

8.フリーコメントより

1.生成AIを「使用したことがある」52.6%

2.生成AIを使用したことがあるか:2025年と2023年の比較

※2023年調査:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000827.000003176.html

3.メインキャリアの職種「オフィスワーク(庶務など、一般事務系)」53.4%

4.生成AIを使用したことがあるか:メインキャリアTOP3/オフィスワーク系比較

5.AIの発達が仕事環境に与える影響「効率化され、仕事がしやすくなる」51.7%

6.AIの発達が仕事環境に与える影響:2025年と2023年の比較

7.AIの発達が仕事環境に与える影響:メインキャリアTOP3/オフィスワーク系比較

8.フリーコメントより

◇フリーコメントより抜粋(年代:就業形態)

・決まったもの(効率の良い表やグラフの作り方など)はAIに頼ることで、より良い仕事ができると思いますが、指示が適切でない場合、AIの出す答えが誤っている可能性に気付けないのは危険だと感じます(40代:その他の働き方)

・今後AIがますます発達していく上で、かなりの職業が淘汰されるのではないか(50代:派遣社員)

・AIの発達によって効率化がなされたり、便利になる部分もあるが、そのAIの成熟度や正確性の評価をするためにも、求める結果をAIから得るための指示を出すためにも、使う側の人間にも一定の知識が必要だと思う(30代:今は働いていない)

・AIが偽情報を出してくることがあるので、ファクトチェックの二重手間がかかってしまい効率的なのかそうでないのか分からないと感じたことがあります(40代:パート/アルバイト)

・AIを使用しているものを目にする事があるが、漢字が違っていたり、文面がおかしかったりする事がある。AIを導入してもチェック作業は必要だし「AIに仕事を奪われて仕事がなくなる」と昔聞いた事があるけれど、結局何も状況は変わっていないし、この先も変わらないと思う(50代:今は働いていない)

・取引先や新規営業の際などメール文面を考えることが苦手だったが、ベースをAIに作らせるだけで時短だし、自分にない表現、また添削ができて非常にありがたかった(30代:派遣社員)

・AIに頼りすぎると自分で考えなくなりそう(40代:今は働いていない)

・仕事がラクになって就業時間が短くなれば嬉しいです(50代:今は働いていない)

・便利ではあるし、利用していますが頼りきりになってしまうと危険かなと感じます(50代:派遣社員)

・自分の経験値や能力にプラスして補助的な感じで利用している分には仕事の効率があがるのでいいと思う(40代:パート/アルバイト)

・いつか人間がやる仕事を奪われてしまうのではないかと不安(30代:パート/アルバイト)

・仕事やりやすくなる(60代:SOHO/在宅ワーク)

・新しい技術は積極的に使うべき。社会は変革されて然るべき(50代:パート/アルバイト)

・メリットとデメリットについて、まだ正直これといって思うことがあまりない(50代:派遣社員)

・職種や仕事の内容によって、AIがプラスになる場合とならない場合があると思う。ただ業務の一部又はフォローとしてAIを利用するのは、効率化や正確性を上げると思う(60代:契約社員)

・文章を作るには大変便利で、むしろ頭を使わないで済んでしまう。作業は速くなるし間違いも減るがAIがないと不安な気持ちになる人も出てくると思う(50代:パート/アルバイト)

・ChatGPTを主にプライベートで勉強のために利用しているが、職場でのAI導入はまだまだと感じる 上手に利用すれば、業務効率化は進むと考える(50代:パート/アルバイト)

・リスキリングの機会があれば、仕事は増えると思う(60代:今は働いていない)

・使いこなせないと仕事ができないようになると思う(30代:派遣社員)

・将来、人間がAIに支配されないか、不安です(50代:パート/アルバイト)

・WebライターをしていたがAIの登場で仕事がなくなり、営業のパートに切り替えた。そのパート先ではAIを大いに活用している。AIによる変化について行かないと仕事にならない。生きていけない。楽しんで使うしかない(40代:パート/アルバイト)

・人口が減っていってるから、どうしてもAIに頼らざるしかないのは仕方ないけど、上手く言えないが、心が伴わない機械的な仕事内容にならないのか心配になる(50代:今は働いていない)

・仕事量が減り残業が減り家族と過ごす時間や、趣味に充てる時間が増えるといいと思う(40代:今は働いていない)

・クリエイティブ系職種なので、自身の制作したものが勝手にAIに学習されているかと思うと憤りを感じる。クリエイティブの仕事が減っていると思う(40代:フリー/自営業)

・AIの間違いを訂正できるのでしょうか?AIの間違いを誰が責任を取るのでしょうか?(50代:今は働いていない)

■しゅふJOB総研 研究顧問 川上敬太郎より

雇用への影響などが取り沙汰されているAIの発展。主婦層を中心とする就労志向の女性に生成AIを使用したことがあるか尋ねたところ、過半数が「ある」と回答しました。2023年と比較すると比率が3倍以上と、急激に浸透してきていることが伺えます。これまでの仕事経験でメインとなるキャリアの職種カテゴリーとして多かった上位3つで比較すると、庶務など一般事務系のオフィスワークでは55.1%だったのに対し、小売・販売とフード・飲食では4割を下回りました。仕事での使用経験だけに絞ると2倍以上の差があり、生成AIを身近に感じる機会の多寡が影響しているのかもしれません。またオフィスワーク系の中だけでも比較したところ、使用経験者の比率は全ての職種で半数を超えました。

 続けて「AIの発達は、あなたの仕事環境にどのような影響を与えると思いますか」との質問には、「仕事が効率化され、仕事がしやすくなる」が51.7%と最も多くなりました。次に多かったのは「AIに仕事を奪われて、就職先が減る」ですが、2023年と比較すると比率が減少しています。いまのところ、AIの発達をポジティブに受け止める傾向が強まっているようです。メインキャリアTOP3の比較では、「仕事が効率化され、仕事がしやすくなる」との回答はオフィスワーク系が最も多く「大した変化は起きない」はフード・飲食が最も多くなりました。それぞれの職種においてAIを使用する場面を具体的にイメージした結果が表れているように感じます。オフィスワーク系内での比較では、全ての職種で「仕事が効率化され、仕事がしやすくなる」との回答が半数を超えました。AIが世の中に着実に浸透してきている中、AIリストラが進んでいるという報道も目にします。過度に楽観視するのでもなく、悲観し過ぎるのでもなく、敬遠するのでもなく、新たなインフラになりうる技術だと受け止めた上で、働き手はAIによる影響を等身大で見定めながら、必要な技能習得などの備えを進めていく必要があるように思います。

しゅふJOB総研 研究顧問 川上敬太郎 プロフィール

1973年三重県津市生まれ。愛知大学文学部卒業後、大手人材サービス企業管理職、業界専門誌『月刊人材ビジネス』営業推進部部長 兼編集委員などを経て、2010年に株式会社ビースタイル(当時)入社。翌年、調査機関『しゅふJOB総合研究所』を起ち上げ所長就任。これまでに、仕事と家庭の両立を希望する主婦・主夫層を中心にのべ50000人以上の声を調査・分析し、300本以上のレポートを配信。2021年に独立し現職の他、ワークスタイル研究家として解説記事の執筆・講演、広報ブランディング活動のアドバイザリーなどに携わる。

実務経験分野は、人材派遣・紹介・アウトソーシングなど人材サービス事業に20年以上従事し、役員・管理職として営業や新規事業の立ち上げ、広報ブランディング、経営企画、人事など事業現場の最前線から管理部門まで管轄するなど多岐にわたる。人材マネジメントから法規制まで、雇用労働分野の幅広いテーマについて多数のメディア出演などを通して意見提言を行う。男女の双子を含む4児の父で兼業主夫。

Facebookページ:『ヒトラボ』編集長(2011年~)/Facebookグループ:『人材サービスの公益的発展を考える会』主宰(2016年~)/すばる審査評価機構株式会社 非常勤監査役/日本労務学会員

◇委員等 厚生労働省 委託事業検討会委員

     民間人材サービス活用検討事業「民間人材サービス事業者のノウハウを活用した女性の復職

     促進検討会」(平成29~30年度)

     労働者等のキャリア形成・生産性向上に資する教育訓練開発プロジェクト事業「プログラ

     ム検討委員会」(平成29~31年度)

     日本人材派遣協会 派遣事業運営支援部会員(平成20~21年、24年)、内閣府 規制改革会       

     議雇用WG勉強会(平成26年)など

◇メディア出演 NHK『あさイチ』解説、テレビ朝日『ビートたけしのTVタックル』パネラー、

        フジテレビ『みんなのニュース:ふかぼり』解説などのテレビ出演の他、

        ラジオ・新聞・雑誌・ビジネス系ウェブメディアなどでコメント多数

◇執筆・その他 ITメディア連載『働き方の見取り図』/JBpress連載『ワークスタイルの行方』他、

        日本経済新聞、日経MJ、時事通信、BUSINESS INSIDER JAPAN、プレジデントオン

        ライン、J-CASTニュースBizなど執筆・寄稿記事多数。大学や地方自治体、男女共同   

        参画センターなどでの講演、パネルディスカッションのモデレーターも務める

■調査概要

調査手法:インターネットリサーチ(無記名式)

有効回答者数:809名 ※女性のみ

調査実施日:2025年9月18日(木)~2025年9月30日(火)まで

調査対象者:ビースタイル スマートキャリア登録者/求人サイト『しゅふJOB』登録者

※調査対象者のうち、家周りの仕事について「同居家族はいるが主に自分が担当」または「同居家族と自分で概ね平等に担当」のいずれかを選択した人のみを抽出して集計。

※当リリースに関して、研究顧問 川上へのインタビューのご要望があれば広報までご連絡ください(ビースタイルホールディングス 広報 pr@b-style.net)

<しゅふJOB総研について>

「結婚・出産などのライフイベントに関わらず、もっと多くの女性が活躍できる社会をつくりたい」

そんな志から始まった2011年設立の研究所です。ライフスタイルと仕事の望ましいバランスに対する社会の理解を高め、女性のみならず誰もが働きやすい職場をより多くつくっていくために、定期的なアンケート等の調査を実施し結果を社会に発信しています。

※過去の調査結果はこちら⇒https://www.bstylegroup.co.jp/news/shufu-job/

※しゅふJOB総研は、東京大学SSJDAに過去の調査データを寄託しています⇒http://bit.ly/2n8jHIJ

<ビースタイルグループについて>

『時代に合わせた価値を創造する』という存在意義 -PURPOSE- のもと、その時代の社会問題や人々の不便を革新的な事業によって解決しようと取り組んでいます。創業以来、しゅふの雇用をのべ20万人以上創出してきた「しゅふJOB」や多様な働き方×ハイキャリアを実現する「スマートキャリア」など人材サービス事業を主軸に、業務自動化支援にも取り組み、目指す未来 -VISION- 『かかわる全ての人がしあわせ』を実現してまいります。

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会社概要

URL
http://www.bstylegroup.co.jp/
業種
サービス業
本社所在地
東京都新宿区西新宿6-18-1 住友不動産新宿セントラルパークタワー 32F
電話番号
03-5363-4400
代表者名
三原 邦彦
上場
東証グロース
資本金
3億986万円
設立
2002年07月