この1冊を読めば鉋(カンナ)のことがすべてわかる!! より詳しく、最新の情報も取り入れた『新版 鉋大全』。
株式会社誠文堂新光社(東京都文京区)は、2020年12月14日(月)に、『新版 鉋大全』を発売いたします。
日本に古くから伝わる大工道具「鉋」。
本書は、鉋づくりの現場を与板の舟弘刃物製作所に取材し、鉋身の製作、研ぎ、台入れまでを紹介します。
鉋の種類・用途の説明は東京・三軒茶屋の土田刃物店店主、土田昇氏に、精度の高い仕立てテクニックを元上松技術専門校の主任講師、上條勝氏に依頼しました。
また、鉋の歴史を、竹中大工道具館の元研究員、渡邉晶氏に執筆いただき、その他にも、砥石の話や「鉋大全」発行から、これまでの間の鍛冶屋の変遷を土田昇氏に執筆いただきました。
後半の平台鉋の基本的扱いや様々な鉋についての解説を、千葉の現役大工、川口泰弘氏に、さらに鉋を使いこなすための治具づくりなどを、新潟の建具屋、渡辺文彦氏に実演していただきます。
※本書は2009年に刊行した『鉋大全』を16頁増補し、改訂したものです。初版の「鉋大全」をよりパワーアップし、この1冊を読めば鉋が使いこなせるようになる決定版の書籍です。
【目次抜粋】
越後与板打刃物 鉋づくりの美学
舟弘の火造り鍛造、縁の下の力持ち「研師」が研ぐ、鉋台に身を包み、平台鉋の完成
写真で見る鉋の種類
平鉋/平台鉋、木口鉋、台直し鉋、長台鉋、際鉋、豆鉋/小鉋/反り台鉋、南京鉋、外丸鉋/内丸鉋、
四方反り鉋、角面鉋、面取り鉋、溝道具(底取り鉋)、溝道具(脇取り鉋)、溝道具(機械作里)、
比布倉鉋、槍鉋、洋鉋
砥石について
砥石以外の鉋調整具について
道具の保存管理について
カンナの歴史
鉋の仕立てを究める
平台鉋の取扱い
平台鉋の原理と構造、平台鉋の基本的な取扱い、平台鉋の二枚刃の合わせ方、台鉋の刃口を埋める
さまざまな鉋の取扱い
四方反り鉋の刃研ぎ、南京鉋の基本的な使い方、台直し鉋の基本的な取扱い、際鉋の基本的な取扱い、角面鉋・槍鉋の基本的な使い方
治具・下端定規の製作と使い方
基本となる台作り、摺り台の製作、摺り台の使い方、木口削り台の製作、木口削り台の使い方と修正、留め木口削り台の製作、留め木口削り台の使い方と修正、留め板削り台の製作、留め板削り台の使い方、下端定規の製作、下端定規の使い方
三代目千代鶴貞秀 新しい人たちへ
【書籍概要】
書 名:新版 鉋大全
著 者:大工道具研究会
仕 様:B5判、176ページ
定 価:本体3,600円+税
発売日:2020年12月14日(月)
ISBN:978-4-416-62062-5
【書籍のご購入はこちら】
誠文堂新光社 書籍紹介ページ:https://www.seibundo-shinkosha.net/book/art/52455/
【書籍に関するお問い合わせ先】
株式会社 誠文堂新光社
〒113-0033 東京都文京区本郷3-3-11
ホームページ:https://www.seibundo-shinkosha.net/
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