【第8回横浜トリエンナーレ／アートもりもり！】「BankART Life7」「⻩金町バザール2024」展覧会概要と参加作家を発表

公益財団法人横浜市芸術文化振興財団

2024年2月8日 14時00分

第８回横浜トリエンナーレでは、横浜駅から山手地区におよぶ地域で活動する文化・芸術拠点が、「野草：いま、ここで生きてる」の統一テーマのもと「アートもりもり！」と称して、多彩な展示やプログラムを展開します。この中核となる活動拠点が主催する展覧会「BankART Life7」と「⻩金町バザール2024」の概要と参加作家が決定しました。

BankART Life7「UrbanNesting：再び都市に棲む」

2004年の活動開始から20年にわたり、都市と対峙しながらオルタナティブなアート・スペースとしての活動を続けてきたBankART。今回7回目となる「BankART Life」のテーマは「再び都市に棲む」。「BankART Station」を起点として、みなとみらい地区、関内地区、ポートサイド地区の３つのエリアの日常空間に作品を展開します。

会期：2024年3月15日(金)– 6月9日(日)
開場時間：11:00–19:00
会場：BankART Station 他周辺各所

主催：BankART1929（文化芸術創造発信拠点）

みなとみらい線新高島駅B1F「BankART Station」と、馬車道駅近く「BankART KAIKO」を起点とし、主催事業、コーディネート事業、スタジオ事業、コンテンツ事業、カフェパブ＋ショップの運営などを通して、様々な創造的活動を行い、国内外に発信しています。

参加作家（五十音順・屋外展示作家含む）
淺井裕介、アトリエ・ワン＋東京工業大学塚本研究室、石内都、磯崎道佳、ウー・チェンイー、牛島達治、大田黒衣美、岡﨑乾二郎、甲斐貴大/studio arche、片岡純也＋岩竹理恵、川俣正、キム・ガウン、蔵真墨、小林椋、佐藤邦彦、さとうくみ子、志田塗装＋酒井一吉、島袋道浩、下寺孝典（TAIYA）、白井美穂、SPACESPACE、鷹野隆大、高橋士郎、谷本真理、電子音響ピープル、野老朝雄、中谷ミチコ、西原尚、蓮輪友子、婦木加奈子、blanClass＋神村恵、みかんぐみ、水木塁、三田村光土里、光岡幸一、村田真、矢内原充志、柳幸典、ヤング荘、吉田山+西山萌+木雨家具製作所、葭村太一、ワークステーション＋武蔵野美術大学建築学科高橋スタジオ、ほか　（42組／2024年2月7日現在）

黄金町バザール2024ー世界のすべてがアートでできているわけではないー

黄金町バザールはアートとコミュニティの関係、アジアとの交流をテーマに2008年より開催しているアートフェスティバルです。15回目を迎える本展では黄金町に関わりのあるアーティストをはじめ、アジアや横浜、他都市よりアーティストを招聘し、いくつかの章立てに分けて紹介します。また、黄金町のまちづくりの歴史を振り返り、その20年の軌跡を辿ります。

会期：2024年3月15日(金)– 6月9日(日)※会期中に一部展示変更あり
開場時間：11:00 –19:00

会場：京急線日ノ出町駅・黄金町駅間の高架下スタジオ/ 周辺のスタジオほか

主催：NPO法人エリアマネジメントセンター　初黄・日ノ出町環境浄化推進協議会

初黄・日ノ出町地区において、各種のイベントの実施や地域との連携による「アートによるまちづくり」を進めています。

参加作家（五十音順）
青木真莉子、安部泰輔、井上修志、岡田光生、小幡春生、かずさ、キャンディ・ファクトリー、さとうりさ、獅子の歯ブラシ（稲村行正、船山哲郎、工藤結依）、地主麻衣子、柴田祐輔、瀧健太郎、尋木昭帆、谷口安利、程仁珮（チェン・レンペイ）、寺島大介、西松秀祐、ハシグチリンタロウ、平山好哉、スティーブ・フロスト、本間純、馬延紅（マー・イェンホン）、宮内由梨、実実生、山本篤、楊珪宋、和田昌宏　その他海外からの招聘予定6名（33組＋他協力／2024年2月7日現在）

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創造界隈拠点について

横浜市では、横浜の最大の強みである「港を囲む独自の歴史や文化」を活用し、芸術や文化の持つ「創造性」を生かして、都市の新しい価値や魅力を生み出す都市づくりを「創造都市横浜」の施策に基づき進めています。この施策の一環として、都心臨海部を中心に「創造界隈の形成」を進めており、歴史的建造物や倉庫、公共空間等を「創造界隈拠点」として活用しています。BankART1929、初⻩・⽇ノ出町地区、象の⿐テラス、旧第一銀行横浜支店、急な坂スタジオ、THE BAYSの６つの創造界隈拠点があります。