村上春樹像を一新する入門書『読めない人のための村上春樹入門』本日発売

こう読めば、誰もが村上文学を味わえる!

株式会社NHK出版

仁平千香子『読めない人のための村上春樹入門』2025年3月10日発売

村上文学の魅力を読みやすい文体で解説し、作家像を一新する入門書『読めない人のための村上春樹入門』が3月10日にNHK出版から発売されました。


■今さら読み始めるのはちょっと……というあなたへ

 世界的ベストセラー作家であり、作品が50カ国語以上に翻訳されて多くの文学賞も受賞している村上春樹。しかし国内では「今さら読み始められない」「読んではみたが消化不良」「設定が非現実的で苦手」と敬遠されることもあります。本書は、村上研究で博士号を持つ著者が、村上作品の魅力と本質をゼロから解説。「自由の困難さ」というテーマを軸に、『ノルウェイの森』や『1Q84』などのベストセラーから「ドライブ・マイ・カー」などの短編やエッセイ、インタビューに至るまで幅広く紹介しながら、村上作品が現代人にとっていかに価値のあるヒントを与えるかを示します。未読者にも再読者にも楽しめる新鮮な入門書!


■本書の「はじめに」をWEBで公開!

NHK出版デジタルマガジンで本書の「はじめに」全文が読める試し読み記事を特別公開!


■『読めない人のための村上春樹入門』目次

はじめに 苦しみ悩む人々に寄り添い、人生と向き合えるよう背中を押す文学

第一章 村上春樹の読まれ方――批評的読解と世界的共感

第二章 村上春樹が考える「自由」とは何か――地下鉄サリン事件と「単純な物語」

第三章 「橋を焼いた」作家――三つの習慣と「意識の整え方」

第四章 『ノルウェイの森』と『1Q84』――ベストセラーの“謎”を解く

第五章 諸刃の剣としての「想像力」――「かえるくん」・「ドライブ・マイ・カー」・『海辺のカフカ』

第六章 資本主義社会をどう生きるか――「交換」から「象」へ

おわりに 自ら作った壁に向き合う


■著者

仁平千香子(にへい・ちかこ)

1985年、福島県生まれ。文筆家。東京女子大学卒業後、豪ウーロンゴン大学人文学部で修士号、シドニー大学で村上春樹研究の博士号を取得。山口大学で講師を務めた。著書に、Haruki Murakami(Routledge)、『故郷を忘れた日本人へ』(啓文社書房)など。


■商品情報

NHK出版新書740『読めない人のための村上春樹入門』

仁平千香子 著

2025年3月10日発売

ISBN:978-4-14-088740-0

定価1,023円(税込)新書判 256ページ

ECサイト:https://www.nhk-book.co.jp/detail/000000887402025.html

Amazon:https://www.amazon.co.jp/dp/4140887400/

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会社概要

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URL
https://www.nhk-book.co.jp/
業種
サービス業
本社所在地
東京都渋谷区宇田川町10-3
電話番号
03-3464-7311
代表者名
江口貴之
上場
未上場
資本金
6480万円
設立
1931年04月