『マネーフォワードクラウド』、「共通ワークフロー機能」の提供開始

第一弾として『マネーフォワードクラウド人事管理』に組み込み、ワークフローの利便性を向上

株式会社マネーフォワード

2023年7月11日 15時00分

株式会社マネーフォワードは、バックオフィスSaaS『マネーフォワードクラウド』における、サービス併用時における体験向上の取り組みの一環として、「共通ワークフロー機能」の提供を開始しました。第一弾として『マネーフォワードクラウド人事管理』への組み込みを完了し、ワークフロー機能の利便性向上を実現します。今後は、『マネーフォワードクラウド』各サービスへの「共通ワークフロー機能」の組み込みを進めてまいります。

「共通ワークフロー機能」について

「共通ワークフロー機能」は、『マネーフォワードクラウド』でのワークフローの承認経路の作成や、承認ステータス管理を一元的に行うことができるワークフローの共通基盤です。『マネーフォワードクラウド』の各種サービスに組み込むことで、ワークフロー機能の利便性を向上します。

第一弾として、『マネーフォワードクラウド人事管理』への組み込みを完了しました。これにより、ワークフローの申請・承認作業をする際に、承認者や承認経路をその都度入力することなく、ワークフローの設定を完了できるほか、「多段階承認」機能により、複数の従業員や役職者を設定し承認を行うことが可能になります。

今後は、『マネーフォワードクラウド』の他サービスにも「共通ワークフロー」を実装することにより、一つのサービス上からワークフロー設定や修正を行うだけで、ほかに利用している複数サービスに反映し、共通のワークフロー設定を利用できるようになります。

当社は、今後も「共通ワークフロー機能」の組み込みを順次対応していくことで、サービス併用時における体験向上を目指してまいります。

『マネーフォワードクラウド人事管理』において新たに提供を開始する機能

・「多段階承認」機能の提供

各種申請において、複数の従業員や役職者が承認を行うことが可能となります。これまでは、承認が1ステップのみ設定可能でしたが、「共通ワークフロー機能」の実装により、最大10ステップまで設定可能になります。

サポートページURL：https://biz.moneyforward.com/support/employee/news/new-feature/20230601.html

背景

『マネーフォワードクラウド』は、必要な機能を組み合わせて導入できる「コンポーネント型ERP戦略」に基づいてサービス提供を行っています。そのため、業務に課題を抱える領域に必要な機能だけを1サービスから導入することが可能です。各サービスのデータ連携により、バックオフィス全体をシームレスに連携し、業務の自動化・効率化を実現します。

『マネーフォワードクラウド』の提供開始以来、複数サービスを導入するユーザーが増加しており※、サービス併用時の体験価値向上を目指した開発を進めています。特に、データの分断やマスタデータの二重メンテナンス課題の解決に向けて、『マネーフォワードクラウド』のマスタデータの共通化に取り組んでいます。

こうした流れの中、今回、「共通ワークフロー機能」の開発提供および、『マネーフォワードクラウド人事管理』への組み込みを実施しました。

※ 中堅企業1ユーザーあたりの平均課金サービス数は、2019年11月期の1.1サービスから、2022年11月期には2.4サービスとなっています。（株式会社マネーフォワード「2022年11月期通期決算説明資料」より）

『マネーフォワードクラウド人事管理』について

『マネーフォワードクラウド人事管理』は、従業員・組織情報を一元管理する人事管理システムです。従業員情報の収集や管理をクラウド上からペーパーレスで行うことができます。給与計算や勤怠管理、社会保険申請のサービス等と連携することで、従業員・組織情報を自動で反映するため、入退社や異動のたびに発生する転記作業を削減し、人事労務業務の効率化を実現します。

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