2025年3月1日(土)より、遠鉄電車の全駅・バスの全車両でクレジットカード等のタッチ決済による乗車サービスを開始します
遠州鉄道株式会社(本社:静岡県浜松市、取締役社長:丸山 晃司)、三井住友カード株式会社(本社:東京都江東区、代表取締役社長:大西 幸彦)、株式会社ジェーシービー(本社:東京都港区、代表取締役兼執行役員社長:二重 孝好)、レシップ株式会社(本社:岐阜県本巣市、代表取締役社長:杉本 眞)、QUADRAC株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:高田 昌幸)は、現在遠州鉄道が運営する遠鉄バスの一部において、三井住友カードが提供する公共交通機関向けソリューション「stera transit」を活用し実施している、タッチ決済対応のカード(クレジット、デビット、プリペイド)や、カードが設定されたスマートフォン等による乗車サービスの対象を、2025年3月1日(土)より、遠鉄電車の全駅およびバスの全車両に拡大します。
詳細は下記のとおりです。
【概要】
■遠鉄電車の利用方法
お手持ちのタッチ決済対応のカード(クレジット、デビット、プリペイド)や、カードが設定されたスマートフォン等を、入場時と出場時にタッチすることで、そのまま改札を通過しご乗車いただけます。
なお入場時・出場時にタッチする端末は、遠州鉄道独自のICカード「NicePass」の端末と同一です。
■遠鉄バスの利用方法
お手持ちのタッチ決済対応のカード(クレジット、デビット、プリペイド)や、カードが設定されたスマートフォン等を、乗車時と降車時にタッチすることで、ご乗車いただけます。
なお乗車時にタッチする端末は、「NicePass」の端末とは異なります。降車時にタッチする端末は、「NicePass」と同じ、運賃箱上の端末です。
■拡大対象
・遠鉄電車全駅
・路線バス全車両
※路線バスの一部、中部国際空港直行バス「e-wing」全車両、都市間高速バス「e-LineR」全車両については2024年3月より先行実施済みです。
https://www.global.jcb/ja/press/2024/202403181400_merchants.pdf
■開始時期
・遠鉄電車
2025年3月1日(土)
・遠鉄バス
2025年2月上旬より順次
■決済ブランド
Visa、JCB、American Express、Diners Club、Discover、銀聯
※Mastercard®については、順次追加予定
■タッチ決済乗降履歴確認方法
交通事業者向け決済及び認証のプラットフォームを提供する QUADRAC の Q-move サイト( https://q-move.info/ )にアクセスいただき、「マイページ」の会員登録手続きの後ご確認いただけます。
■各社役割
遠州鉄道株式会社 |
バス・電車の運行、タッチ決済対応設備の整備、タッチ決済を活用した企画の実施 |
三井住友カード株式会社 |
プロジェクト統括、キャッシュレス決済導入支援、steraプラットフォーム提供 (stera transit) Visa、銀聯のキャッシュレス決済の導入支援および認知プロモーション |
株式会社ジェーシービー |
キャッシュレス決済導入支援、JCBおよびAmerican Express、Diners Club、Discoverのタッチ決済に関するソリューション提供・認知プロモーション |
レシップ株式会社 |
キャッシュレス決済システム、機器の開発・提供 |
QUADRAC株式会社 |
交通事業者向け決済および認証に関するSaaS型プラットフォーム “Q-move”の提供 |
■タッチ決済について
タッチ決済は、国内外で展開されている国際標準のセキュリティ認証技術を活用した決済方法です。対応の端末にタッチ決済対応のカード(クレジット・デビット・プリペイド)または、カードが設定されたスマートフォン等をタッチするだけで、サインも暗証番号の入力も不要(※)で、スピーディーかつ安心・安全にお支払いが完了します。ご利用頂ける店舗は、コンビニエンスストア、ファストフードレストラン、スーパー、飲食店、ドラッグストア、書店、百貨店、商業施設等の店舗だけでなく、公共交通機関への導入も進むなど、日常生活における利用シーンがますます拡大しています。
※一定金額を超えるお支払いは、カードを挿入し暗証番号を入力するか、サインによる本人確認が必要となります。
■stera transit について
決済プラットフォーム「stera」は、キャッシュレス導入に際した課題を解決するため、三井住友カードが、GMOペイメントゲートウェイ・GMOフィナンシャルゲートおよびVisaと共同で構築した事業者向け決済プラットフォームです。「stera transit」は、「stera」の決済プラットフォームと国際ブランドの非接触決済「タッチ決済」を活用した公共交通機関向けソリューションです。現金・事前チャージの必要がないという消費者の「利便性向上」に加え、「感染症予防対策」「インバウンド受け入れ環境の整備」「地域のキャッシュレス決済促進」など、交通分野にとどまらない幅広い効果も期待されます。また、「stera transit」の技術は、MaaSやスマートシティの認証基盤としても活用できます。今後も、全国各地で導入を予定しております。
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