【銀座 蔦屋書店】ZOE 個展「Dropout’s Heroes」6月7日(土)より開催。抑圧的な社会システムに対する反抗をポップでカラフルな表現で視覚化する。

銀座 蔦屋書店(東京都 中央区 GINZA SIX 6F)では、ZOEの個展「Dropout’s Heroes」を、店内アートスペースFOAM CONTEMPORARYにて、2025年6月7日(土)~6月25日(水)の期間に開催します。
特集ページ|https://store.tsite.jp/ginza/event/art/47387-1041380519.html
概要
ZOE(ぞえ)は、2020年から制作活動を始めたアーティストです。鮮やかな色彩と力強い線でキャラクターが描かれた密度の高い画面構成が特徴で、これまで香港、台湾、イギリス、上海など国内外での展示で注目を集め、評価を高めてきました。
本展で創作のテーマとして登場する「単眼」のキャラクターたちは、彼が抱く “落ちこぼれのヒーロー” 像を体現しています。描いているのは「特定の誰かを救うことが目的ではなく、救いそのものが成立しない」という逆説的な状況の中でも行動し続ける、不器用な少年が世界を救おうとする物語です。
抑圧的な社会システムに対する反抗をポップでカラフルな表現で視覚化するZOE。既成概念とは異なる新たな表現の可能性と、その自由なエネルギーを会場にて体感ください。


アーティストステートメント
迫りくるヤミに抗って、
閃光のメロディを掴むんだ
ぼくたちは、わたしたちは
狂い咲く花々たちの来るべき世界を、決してあきらめない
愛をあきらめない
そして、今、このゼツボウの絶壁の前で、
永遠の青二才、ぼくたちと踊ってくれよ、いつであってもファンキーでサイケデリック、強迫性のリズムを乱して
ヘドロでダンス、ダンス、ダンス!
ぼくらを緊縛する世界なんて
鼻で笑ってシカトしてやるんだ
ぼくたち、わたしたちはいつであっても
落ちこぼれのヒーロー ひとりで泣いているマシュマロみたいなキミのヒーロー
おまえらのハートをいつだって
ヤッてやる、徹底的に
ZOE
本展に寄せて
「無用なモノ」たちの闘争の物語
ZOE は2020年から落書きをするようになり、それを見た「ある人」に「明日から、アーティストになりなさい」と言われ、さらに今のアーティストネームもつけられたという。 大胆な色使い、自由な想像力に満ちた世界観がZOEの作品の魅力である。
そしてユニークなキャラクターが特徴的だ。その独自の世界観について、ZOE はこう話す。
「いつも『無用なモノ』たちは『有用なモノ』たちに蔑まれます。汚いモノにフタをするように、片隅に追いやられ隠蔽されてきました。それは、これからも反復されるでしょう。しかし、その『無用なモノ』たちはいつでも黙っているわけじゃありません。作品に描く彼らはポップでいて革命的である様態ゆえに『無用』とみなされてしまう存在ですが、ぼくは出来損ないで無用だとレッテルを貼られた彼らが、愛しいのです。ぼくの作品は『有用なモノ』たちへの闘争の物語でもあります」
アーティストプロフィール
ZOE(ぞえ)
1985 年東京生まれ。
個展
2024年「まい、ねーむ、いず、ほーぷ」アートフェア東京、東京
2023年「Take my toy back」ロンドン
2022年「Live forever」当代东京、東京
2022年「The Kids Are Alright!!」、香港
主なグループ展
2023年「Hero」The Rhodes、ロンドン
2022年「The sight of gradation」Contemporary Tokyo、北京
2022年「DAZZLE」Contemporary Tokyo、北京
2022年「暖流 - 中日韓現代アート招待展」宝龍美術館、上海/ 中国
主なアートフェア
2024年「アートフェア東京」、東京
2024年「ロンドンオリジナルプリントフェア」、ロンドン
2024年「Jingart」、北京
2024年「香港021」、香港
2024年「アートジャカルタ」、ジャカルタ
2024年「上海021」、上海
販売について
6月7日(土)11:00より販売開始。
※プレセールスの状況により、会期開始前に販売が終了することがあります。
展示詳細
会期|2025年6月7日(土)~6月25日(水)
時間|11:00~19:00 ※最終日は18:00までとなります。
オープニングレセプション|6月6日(金) 18:30〜20:00 ※どなたでもご来場いただけます。
定休日|月曜日
会場|FOAM CONTEMPORARY
入場|無料
協力|Contemporary Tokyo
主催|銀座 蔦屋書店
特集ページ|https://store.tsite.jp/ginza/event/art/47387-1041380519.html

FOAM CONTEMPORARY
柔軟な企画内容をイメージする〈液体(LIQUID)〉と、従来のホワイトキューブとしての設備を完備した空間〈個体(SOLID)〉を掛け合わせ、中間的な様態“FOAM”という名のもと、⽇本のアートシーンを多⾓的に映し出す表現空間。
ロゴの最初の“O”は、泡をイメージさせるようにあえて形を崩しています。それは、⽇々変化していく現代のアートシーンそのものを表現しながら、アーティストの⾃由で柔軟な無限に存在する表現のイメージを表しています。
時代のアクチュアリティーに寄り添いながら、ライフサイクルを超えたところにあるアートの価値や醍醐味を探求、醸成する表現空間として、キャリアや年齢を問わず注⽬すべき様々なアーティストを紹介していきます。
Instagram|https://www.instagram.com/foamcontemporary/

銀座 蔦屋書店
本を介してアートと⽇本⽂化と暮らしをつなぎ、「アートのある暮らし」を提案します。
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CCCアートラボ
CCCアートラボは、企画会社カルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社の中で「アートがある生活」の提案をする企画集団です。わたしたちは「アートがある生活」の提案を通じて、アートを身近にし、誰かの人生をより幸せにすること、より良い社会をつくることに貢献したいと考えています。これまで行ってきた、店舗企画やアートメディア、商品開発やイベントプロデュースなど、長年の実業経験を通して培った知見をもとに、わたしたちだからできるアプローチで企画提案をします。
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