〈2025国際アワードを続々受賞!〉開業110周年を迎える名門ホテルの真髄に迫った初の書籍『東京ステーションホテル 100年先のおもてなしへ』が10月27日ついに発売!

重要文化財・東京駅丸の内駅舎の中に、名門ホテルあり! これまで明かされることのなかった究極のホスピタリティに迫る、待望の一冊がついに刊行。

河出書房新社

株式会社河出書房新社(東京都新宿区/代表取締役 小野寺優)は、1915年(大正4年)開業、本年11月2日に開業110周年を迎える日本屈指の名門ホテル、東京ステーションホテルのおもてなしの真髄に迫る初めての書籍『東京ステーションホテル 100年先のおもてなしへ』(上阪徹/著)を、2025年10月27日に刊行いたしました。

東京ステーションホテルは、大手旅行雑誌「コンデナスト・トラベラー」(米国版)が現地時間10月7日に発表した、旅行業界で最も長い歴史と権威を誇る「コンデナスト・トラベラー リーダーズ・チョイス・アワード 2025」の「日本のトップホテル部門」において、イギリス版で第2位、アメリカ版で第7位に見事選出。また、同月17日、世界90カ国以上、650を超えるホテルが加盟する「スモール・ラグジュアリー・ホテル・オブ・ザ・ワールド(SLH)」が発表した「SLHアワード 2025」では、その精神を深く体現したホテルへ贈られる「SLHスピリットアワード」を受賞という快挙を達成し、更なる注目を集めています。


名門ホテルのサービスの真髄に迫る『東京ステーションホテル 100年先のおもてなしへ』

『東京ステーションホテル 100年先のおもてなしへ』表紙

“この先の100年も、東京の中心で輝き続け、語り継がれるホテルであろう。

先人たちの積み重ねと、このヘリテージに感謝して”

2012年(平成24年)10月、約5年間の保存・復原工事を経て、100年前の壮麗な姿によみがえった東京駅丸の内駅舎再開業とともに、現総支配人のもと、新たなスタートをきった東京ステーションホテル。再開業から現在まで、国内外で数々のアワードを受賞、驚異のリピーター率40%を実現し、さらにその名を轟かせています。

本書は、入社3年目のスタッフからホテル業界でその名を知らぬ者はない総支配人まで、総勢11人へのインタビューをもとに、歴史のバトンをつなぎながら「唯一無二の価値」の創造に心血を注ぐホテルスタッフたちの「Story」を丁寧に描き出し、考察を加えることで、躍進を続ける名門ホテルのホスピタリティの真髄に迫るかつてない一冊。

再開業へ向けて定められた全スタッフの行動指針「Our Promise」や日本の茶道にならい定義された「装い・設(しつら)え・振舞い」の「おもてなし三原則」で目指す「この先の100年も輝き続けるホテル」というビジョン、唯一無二のおもてなしとは?

働くスタッフの幸せをも重視する「サービスプロフィットチェーン」(従業員満足度の向上が顧客満足度の向上、企業利益の拡大につながるという考え方)とは?

100年以上にわたり国内外多くのゲストに愛され続ける至高のサービス、日々ゲストに寄り添い、ゲストとともに創り上げる比類のない価値の一端を、ぜひ本書にてご堪能ください。

【本書紹介動画】東京ステーションホテル公式Instagram(@tokyostationhotel)に投稿いただきました!

https://www.instagram.com/p/DPVF4F8jX6c/

本書に登場するスタッフそれぞれの職場、業務に携わる様子が映し出されたこの動画には、ホテルの外観、内装の美しさはもちろん、何よりスタッフの笑顔、真摯に仕事と向き合う姿がいきいきと映し出されています。

東京ステーションホテルの魅力そのものが詰まったような約50秒。本を読む前、読んだ後、どちらでもきっとお楽しみいただけます。ぜひご覧ください。

著者・上阪徹さんよりコメント到着!

なぜ、また行きたくなるのか。
驚きのリピーター率を誇っているホテルは、東京駅丸の内駅舎の中にありました。創業から110年を迎える、東京ステーションホテルです。
多くのスタッフへの取材を通じて改めて見えてきたのは、ホテルはスタッフとゲストの双方で創っている、という事実でした。どうしてこんな奇跡のホテルができたのか。なぜゲストはここに吸い寄せられるのか。スタッフとゲストにどんなドラマがあるのか。
11のストーリーを追いました。

〈丸善丸の内本店限定〉購入者には特製ポストカードを贈呈!

〈丸善丸の内本店限定〉購入特典・特製ポストカード

「Book Museum」をコンセプトに、和書約100万冊、洋書約12万冊の在庫数を誇る日本最大級の書店、丸善丸の内本店。

東京駅丸の内北口前の複合施設「丸の内オアゾ」内に立地する、東京ステーションホテルとは“お隣さん”のご縁から、店頭では本書を大プッシュ。丸善丸の内本店限定の購入特典をご用意いたしました。

『東京ステーションホテル 100年先のおもてなしへ』を丸善丸の内本店でご購入された方には、「東京ステーションホテル開業110周年記念」特製ポストカードを贈呈いたします(先着順・予定数を超え次第終了)。

店舗・数量限定のプレミアムな購入特典となります。お近くお越しの際は、ぜひお立ち寄りください。

本書一部紹介

■宿泊 

ロビー。冬の間は暖炉に火が灯される。

ここは午後3時ちょうどのチェックインが多く、さらに多くの方が、正午にチェックアウトされる。ホテルに長くいらっしゃるんですね。中には、ホテルから一歩も出なかった、という方も少なくないと聞きます。ホテルでの滞在を楽しまれているんです。

「Story 1 Director of Rooms, Administration & General Affairs」(P29)

■ウエディング

客室廊下。100を超えるアートワークが掲示されている。

宿泊の部屋からウエディングドレスを着てバンケットまでの廊下を歩いていると、前から老夫婦のお客様が歩いて来られました。すると奥様が〝結婚おめでとう。私たち50年前にここで結婚式を挙げたのよ。今日は金婚式で宿泊に来たの〞とおっしゃって。そうしたら、その声をかけられた新郎新婦様が〝今度は私たちが50年後、ここに戻ってきたいという目標ができました〞と言ってくださったんです

「Story 4 Wedding Assistant Manager」(P74)

■レストラン

メインダイニング「ブラン ルージュ」。窓から電車を眺めることもできる。

何より大事なのは、お客様に喜んでいただくことですから。1000円の料理でも、10万円の料理でも、お客様に喜んでいただくという意味では価値は同じです。

「Story 11 Executive Chef」(P210)

■インターナショナルセールス

ドームサイドの客室。窓からはドームのレリーフが臨める。

こんなところは知らなかった、こんな空間があるなんて初めて知った、ここは“Hidden gem!” (隠れた宝石だ)と驚かれることもあります。

「Story 8  Global Account Manager, Sales」(P153)

■ゲストラウンジ「アトリウム」

ゲストラウンジの「アトリウム」。宿泊客に朝食ブッフェが提供される。

お客様が本当は聞きたかったけど聞けなかったこと。それを引き出すことが大事なんです。そして出てきたら〝よくぞ聞いてくれました!〞です。ホテルについてもっと知ってもらえたら、もっと好きになってもらえる。滞在の価値が高まることになると思うんです

「Story 7  Guest Lounge The Atrium Assistant Manager」(P136)

■コンシェルジュ

東京ステーションホテル外観。重要文化財である東京駅丸の内駅舎の中に位置する。

旅は人生の大事なイベントです。一期一会(いちごいちえ)という言葉がありますが、もしかしたら1回しか会えないかもしれない。でも、その1回を大事にすれば、一生の思い出にできるかもしれない[……]そうなれれば、もう幸せだな、って思うわけです。お客様の幸せが、自分にも戻ってくる仕事なのです。

「Story 10 Chief Concierge」(P203)

目次

Prologue プロローグ

Story 1 Director of Rooms, Administration & General Affairs

見知らぬお客様同士が挨拶される。そんなホテルなんです

Story 2 Housekeeping Manager

「満室おめでとうございます」と清掃スタッフに言われました

Story 3 Bartender, Guest Lounge The Atrium Manager

実は不自然だからこそ、きれいな姿勢に見えることもあるんです

Story 4 Wedding Assistant Manager

200組に100%の力より、100組に200%の力で向かいたいんです

Story 5 General Manager

この先、100年輝き続けるホテルになる。みんなで決めました

Story 6 Guest Relations

仲間と一緒に高め合える。そんな雰囲気がとても好きです

Story 7 Guest Lounge The Atrium Assistant Manager

朝食ブッフェはその日だけでも、どんどん変化していきます

Story 8 Global Account Manager, Sales

「隠れた宝石だ」と海外のクライアントに驚かれることがあります

Story 9 Duty Manager

58歳になって、ベッドメイキングから始めたんです

Story 10 Chief Concierge

お客様の幸せは、自分の幸せになって戻ってくるんです

Story 11 Executive Chef

おいしいのは当たり前。喜んでもらえることが何より大事なんです

Epilogue エピローグ

著者紹介

上阪徹(うえさか・とおる)

1966年兵庫県生まれ。ブックライター。これまでの取材人数は3000人を超える。累計40万部を超えるベストセラーとなったインタビュー集『プロ論。』シリーズのほか、著書に『成功者3000人の言葉』『JALの心づかい』『引き出す力』『マインド・リセット』『彼らが成功する前に大切にしていたこと』『松下幸之助 世界でいちばん「しあわせ」を売った男』など多数。講演活動に加え、「上阪徹のブックライター塾」を開講するなど、幅広く活躍する。

公式サイト http://uesakatoru.com/

書誌情報

書名:東京ステーションホテル 100年先のおもてなしへ

著者:上阪徹

仕様:四六判/並製/240頁

発売⽇:2025年10⽉27日

定価:1,870円(本体1,700円)

ISBN:978-4-309-25496-8

ブックデザイン:岩瀬聡

書誌URL:

https://www.kawade.co.jp/np/isbn/9784309254968/

※近日中に電子書籍の発売を予定しています。詳細は各電子書籍ストアにてご確認ください。

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会社概要

河出書房新社

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URL
http://www.kawade.co.jp/
業種
情報通信
本社所在地
東京都新宿区東五軒町2-13
電話番号
03-3404-1201
代表者名
小野寺優
上場
未上場
資本金
3000万円
設立
1957年05月