『マネーフォワードクラウド契約』、「案件管理オプション」を提供開始

契約書の作成、審査から管理までをワンストップでサポート

株式会社マネーフォワード

2023年7月18日 12時00分

株式会社マネーフォワードは、『マネーフォワードクラウド契約』のオプションサービスとして、締結前の契約書作成や審査の工程を一元管理できる「案件管理オプション」の提供を開始します。

『マネーフォワードクラウド契約』は、契約書の作成、申請・承認、契約締結、保存、管理までをクラウド上で完結できる電子契約・契約書管理サービスです。今回の「案件管理オプション」の提供により、契約書作成前の工程である法務担当者への案件相談や審査業務にも対応領域を拡大します。契約業務に必要な工程を『マネーフォワードクラウド契約』上で管理可能になり、審査に必要な情報をスピーディーかつ正確に確認することができます。

また、ワークフロー機能との連携により、審査後の稟議までシームレスに実行できるとともに、締結が完了した契約情報との自動紐付けにより、契約の更新時に締結に至った経緯を関係者が簡単に確認できます。さらに、「案件管理オプション」に加えて、AIを活用した契約書レビュー支援システム※1を導入すれば、審査業務の自動化・効率化も実現できます。

今後は、契約相手先とのコミュニケーションの管理や、契約書の雛型管理、法務担当者のタスク管理なども『マネーフォワードクラウド契約』上で実行できるよう開発を進めてまいります※2。

※1 当社は、契約書レビュー支援AIクラウド『LeCHECK』を提供する株式会社リセと業務上の連携をしています。

※2 将来実装予定です。

背景

契約書の作成や審査業務のコミュニケーションにおいて、メールだけでなく、チャット等のツールの多様化が進んでいます。また、契約業務全体で、稟議システム、電子契約システム、文書管理システムといった各工程に応じたシステムを併用することで、複数のツールに運用や管理が分散している現状があります。

そのため、法務担当者は、契約に至るまでの経緯の確認や過去の案件の参照、事業部や社外の顧客、弁護士等とのスムーズな情報連携が難しく、審査に必要な情報を取得する手間が負荷となっています。また、複数のツールを導入することで、各ツールの利用や連携開発にかかるコストや、アカウント管理、従業員への導入教育も企業の負担となっています。

こうしたツールの分散から生じる課題を解決するため、マネーフォワードは「案件管理オプション」の提供を開始します。当社は、『マネーフォワードクラウド契約』および「案件管理オプション」を通して、契約業務の一連の流れをワンストップでサポートすることで、契約業務全体の最適化を実現します。

「案件管理オプション」について

「案件管理オプション」は、法務相談や契約書の条文審査の工程を管理できる、『マネーフォワードクラウド契約』のオプションサービスです。これにより、契約書についての法務相談から作成、申請・承認、契約締結、保存、管理までの一連の契約業務を『マネーフォワードクラウド契約』上でワンストップで実行できます。

特長：

・契約書のバージョンを自動管理し、審査経緯の記録をクラウド上で管理

・ワークフローとの自動連携により、審査後の稟議、電子契約までシームレスに対応

・契約書と審査案件の紐付けにより、過去の経緯を簡便に参照

・チャット機能により、コミュニケーションを一元管理※3

※3 現在は社内のみ対応しています。社外のステークホルダーへの対応は、2023年秋以降を予定しています。

『マネーフォワードクラウド契約』について

『マネーフォワードクラウド契約』は、契約書についての法務相談から作成、申請・承認、契約締結、保存、管理までクラウド上で完結できる電子契約・契約書管理サービスです。紙の契約書を発行する際に必要な印刷・製本・押印・郵送などの手間や時間、コストを削減できるだけでなく、紙の契約書や複数の電子契約サービスで締結した契約書の一元管理を実現します。また、契約データを債務管理や人事管理に連携させることで、契約書管理にまつわる業務を効率化し、バックオフィス全体の生産性向上を実現します。

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