凸版印刷、遠隔地から接客できる「TOPPANアバターアテンドサービス」を開発

アバターを介した接客により、店頭誘客の効率化/品質向上を実現

 凸版印刷株式会社(本社:東京都文京区、代表取締役社長:麿 秀晴、以下 凸版印刷)は、アバターを介することで、複数の拠点において接客することが可能なサービス「TOPPANアバターアテンドサービス」を開発。2023年2月1日(水)より提供を開始します。
 「TOPPANアバターアテンドサービス」は、遠隔地からサイネージに表示されたアバターを操作することができるサービスです。また、様々なシーンを想定したアバターのデータベースを用意しているため、簡単に導入することが可能になります。「TOPPANアバターアテンドサービス」の導入により、店頭誘客の効率化を実現します。

  「TOPPANアバターアテンドサービス」サービスイメージ 「TOPPANアバターアテンドサービス」サービスイメージ

■ 開発の背景
 新型コロナウイルスの感染拡大を受け、テクノロジーを活用した非接触での接客に対するニーズが高まりを見せています。他方で、小売店における人手不足も喫緊の課題になっており、非接触対応と人手不足解消の両方を解決する必要がありました。
 そのような中で凸版印刷は、従来培ってきたメタバースやVRを始めとする先端表現技術を活用し、1人で複数拠点を非接触で接客できるサービス「TOPPANアバターアテンドサービス」を開発しました。「TOPPANアバターアテンドサービス」の導入により、リアル接客と同等以上の情報を非接触で生活者に提供しつつ、効率的な店頭誘客が可能になります。

■「TOPPANアバターアテンドサービス」の特徴
①   アバターのデータベース「アバシェルジュ」

 食品販売士、家電販売士、管理栄養士、バスガイド、SDGsエデュケーターなどをイメージしたアバターを用意してあるデータベース「アバシェルジュ」を構築。「TOPPANアバターアテンドサービス」で操作できるアバターとして活用できます。同時に、既存キャラクターのアレンジやオリジナルキャラクターの作成も可能です。

   アバターのラインアップ一例 アバターのラインアップ一例

 
② アバターを活用し、遠隔で複数拠点の接客が可能
 凸版印刷が提供する専用スタジオから、1人が全国の遠隔拠点に対して接客が可能です。接客ノウハウに長けたスタッフを各店舗に配置する必要がなく、かつ非接触での接客を実現します。「TOPPANアバターアテンドサービス」の提供は大阪から開始し、福岡・東京に専用スタジオを順次開設します。

サービスイメージサービスイメージ

 

③ スマートフォンにアバターを読み込ませることで、情報を提供することが可能
 サイネージに表示されたQRコードを読み込むことで、詳細情報を得ることができます。例えば、レシピ情報やおすすめ商品情報などのリアル接客以上の付加価値を取得することができ、顧客満足度の向上や関連商品の購買につなげることが可能です。また今後はQRコードを介さず、アバター自体の読み取りを可能にする専用アプリの開発を予定しています。

 アバターの読み込みイメージ アバターの読み込みイメージ


■ 今後の目標
 凸版印刷は「TOPPANアバターアテンドサービス」にVRを組み合わせるなど、従来の店頭プロモーションやBPOのノウハウを活かし、流通小売業や観光業界をはじめとして幅広い業界に拡販し、遠隔接客の集中管理拠点の整備も進めていきます。そして、関連受注含め2025年度までに10億円以上の売り上げを目指します。

* 「QR コード」は(株)デンソーウェーブの登録商標です。
* 本ニュースリリースに記載された商品・サービス名は各社の商標または登録商標です。
* 本ニュースリリースに記載された内容は発表日現在のものです。その後予告なしに変更されることがあります。

以 上

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会社概要

TOPPANホールディングス株式会社

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URL
https://www.holdings.toppan.com/ja/news/
業種
情報通信
本社所在地
東京都文京区水道1-3-3
電話番号
-
代表者名
麿秀晴
上場
東証プライム
資本金
1049億8643万円
設立
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