チームラボ、シンガポールの常設展「teamLab Future World」で、新たな作品を5月31日(土)より公開

チームラボ

ハイライト動画「teamLab Future World: Where Art Meets Science」シンガポール, マリーナベイ・サンズ, アートサイエンス・ミュージアム © チームラボ

チームラボによる、シンガポール・マリーナベイ・サンズのアートサイエンス・ミュージアムにある常設展「teamLab Future World: Where Art Meets Science」(以下、teamLab Future World)では5月31日(土)から新たな作品が公開されました。


花々が誕生と死滅を永遠に繰り返していくアート作品《連続する生と死》や、人の動きで渦が流れと共に変化していく《流れははるか遠くに》を公開。

また、複雑で立体的な立体思考の運動空間「運動の森」からは《坂の上のつぶつぶの滝》が、共創(共同的な創造性)のための教育的なプロジェクト「学ぶ!未来の遊園地」より《スケッチ環世界》が加わり、teamLab Future Worldでの体験が、更に拡張しました。

新たな作品

連続する生と死

チームラボ《連続する生と死》© チームラボ

花々は、誕生と死滅を永遠に繰り返していく。そして、人々が触れると花々は散り、立ちどまっていると付近の花々は普段より多く生まれる。

花々は、時間の流れと共に移り変わっていく。

流れははるか遠くに

チームラボ《流れははるか遠くに》© チームラボ

人が動くと、そこに流れが生まれ、その生まれた流れは、はるか遠く全体にまで影響を及ぼす。他の人々の動きも流れを生み、流れは混じり合い、渦を生む。渦は流れと共に変化していく。

人々が止まったりいなくなると、流れはやがて消え、空間には何も存在しなくなる。

流れは、粒子の連続体として表現し、その粒子の軌跡によって三次元空間に線を描き、その線の集合をチームラボが考える「超主観空間」によって平面化して作品を描いている。

自らの決まった音楽は持たず、周辺の作品の音楽の一部をこの作品の状態に応じて再構成、再生する。

坂の上のつぶつぶの滝

チームラボ《坂の上のつぶつぶの滝》© チームラボ ※参考動画

たくさんの粒が、登り坂を流れ落ちていく。

粒は、1粒だとボールのように跳ね返えるが、たくさん集まると水のようにふるまう。粒は、バラバラにばらけるとまたボールのようにふるまう。

登り坂の踏み段を踏むと、踏み段付近の粒は、エネルギーを受け、弾けてバラバラにばらけてしまう。

水の分子は、水分子1つでは液体にならない。水という液体になるためには、水分子がたくさん集まることが必要だ。

水分子は磁石のような働きを持っているため、水分子間がつながり、水分子の集合(水クラスター)が形成される。水クラスターは極めて寿命が短く、絶えず生まれたり壊れたりしていると考えられている。つまり、非常に動的な構造をしているのだ。そのため、水は様々な形に変化できる。

この世界の大半のモノや生物は、部分の性質の単純な総和にとどまらない性質が、全体として現れる。

スケッチ環世界

チームラボ《スケッチ環世界》© チームラボ ※参考動画

紙にヒコーキや、イルカ、タカ、チョウの絵を描く。すると、描いた絵が目の前に立体で出現し、世界に飛び立つ。飛び回るヒコーキやイルカ、タカ、チョウに触ると、加速したり、逃げたりする。

スマートフォンでは、自分が描いたヒコーキやイルカ、タカ、チョウを、それぞれの視点で操縦することができる。

すべての生き物は、それぞれが持つ知覚によってのみ世界を理解している。つまり、生き物によって、世界の見え方は違う。そのように各々の知覚によって構築された世界を環世界という。ここでは飛行機を操縦する人間を模して、簡易的にレンズ越しに世界を見て操縦するが、他の生き物を選ぶと、それぞれ全く違った世界の見え方で操縦することになる。

イルカは音を発し、その反響音で世界を認識している。鉄とプラスチックを叩いた音が違うように、材質の違いまで認識する。人には同じに見える生花と造花は、イルカには全く違うものに認識される。イルカの目は光の色を認識しないため、イルカが認識する世界は、人間とは全く違った色彩の世界かもしれない。

タカは、同時に2つのものをはっきりと見ることができる。人は1つのものをはっきり見ると、それ以外の周りが見えにくくなってしまうが、タカは前を見て飛んでいるにもかかわらず、地上の小動物を見ることができる。操縦画面では、ズームしたい場所をタップすると、その場所が大きく見える。

チョウは、水平方向に344度、垂直方向に約360度の視野を持っている。操縦画面では、前方だけではなく、左右や上下、後ろまで含んだ視野で操縦する。

teamLab Future World

アートサイエンス・ミュージアムは、芸術と科学、そしてその繋がりを探求する場です。この常設展では、芸術と科学、テクノロジーと文化を分かち難く結びつける創造的な糸が、チームラボによる没入型のインタラクティブ・アート作品を通して表現されています。

アートサイエンス・ミュージアムとチームラボは、共に「teamLab Future World」を創り上げました。大規模なアートインスタレーションとインタラクティブ・プロジェクトで構成されるこの展示は、誰もが楽しみ、遊び、探求するだけでなく、自然界、他者、そして宇宙に対する私たち自身の立ち位置について深く考える機会を提供します。

「teamLab Future World」は、「City in Nature」と「Exploring New Frontiers」の2つのセクションで構成されています。どちらのセクションも最先端の科学技術を駆使し、常に変化し進化する環境を創り出しています。あらゆる年齢層の来場者が、その世界を探索し、その一部となることができます。「teamLab Future World」は全体として、芸術、科学、そして技術が融合し、レオナルド・ダ・ヴィンチの有名な格言「すべては繋がっている」を体現する場所です。


teamLab Future World: Where Art Meets Science

https://www.teamlab.art/jp/e/artsciencemuseum/

#teamLabFutureWorld #FutureWorldASM

アートサイエンス・ミュージアム、マリーナベイ・サンズ
6 Bayfront Ave, Singapore 018974

ハイライト動画 

https://youtu.be/DJcwwOFibg8

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会社概要

チームラボ株式会社

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URL
https://www.teamlab.art/jp/
業種
サービス業
本社所在地
東京都千代田区神田小川町2-12 小川町進興ビル 受付 6階
電話番号
-
代表者名
猪子寿之
上場
未上場
資本金
1000万円
設立
2001年04月