【帝国データバンクが解説】老舗中華料理店「聘珍樓」が倒産!?2025年5月の倒産件数は835件、今後は緩やかな増加ペースが継続する
【公式動画解説】2025年5月の企業倒産動向と今後の見通し
企業信用調査を手がける株式会社帝国データバンク(本社:東京都港区、代表取締役:後藤信夫)は、公式ホームページにて2025年5月の全国企業倒産集計の解説動画を公開いたしました。
本動画では、2025年5月の企業倒産件数、負債総額、大型倒産事例、主な注目点、そして6月以降の見通しについて約4分で解説します。倒産の背景や今後のリスク、企業の抱える問題点について、最新のデータをもとにわかりやすくお伝えします。

【動画概要】
■タイトル :倒産集計2025年5月報 ~聘珍樓、140年の歴史に幕
■公開日時:2025年6月16日(月)会社HPにて公開
■動画URL:https://www.tdb.co.jp/report/economic/20250616-movie-bankruptcy202505/
2025年5月の倒産件数は835件(前年同月1016件、17.8%減)となり、3年1カ月ぶりに前年を下回りました。負債総額は933億8,800万円で、愛知県の靴小売りチェーン「ロイヤル」や、横浜中華街の老舗中華料理店「聘珍樓」などの大型倒産がありました。
2025年の企業倒産は1万件前後と予想され、トランプ関税や金利負担の影響も注視が必要です。
■動画の目次
0:08 Point1 2025年5月の倒産について
0:59 Point2 負債総額の動向について
1:50 Point3 今後の主な注目点について
2:45 Point4 6月以降の見通しについて
解説動画の注目点

2025年5月の倒産について
2025年5月の倒産件数は835件(前年同月1016件、17.8%減)。倒産件数自体は依然として高水準が続いており、先行きは楽観視できない。

老舗中華料理店「聘珍楼」が倒産
5月の大型倒産を振り返ると、靴小売チェーン「ロイヤル」(愛知県)が粉飾倒産したほか、老舗中華料理店の「聘珍樓」(神奈川県)が破産した。総じて小売業、サービス業を中心に大型倒産が目立った。

2025年の見通し
2025年の企業倒産の見通しは、基調としては緩やかな増加局面が続くとみられる。トランプ関税の影響により、倒産件数の増加ペースが再び高まるリスクがあるという点は注意が必要。
◆動画解説者について

内藤修(ないとう・おさむ) 2000年入社。
本社情報部、産業調査部、横浜支店情報部長、情報統括部 情報取材課長を経て、2023年10月から現職。
25年間で約3000社の「倒産した会社」と「倒産しそうな会社」を取材。入社以来一貫して、倒産企業の取材、倒産動向のマクロ分析とともに、注目業界の動向やトピックをまとめた調査レポートの作成を担当。
専門は、倒産動向分析、企業再生研究。横浜市出身。
▼動画はこちらからご覧いただけます
https://www.tdb.co.jp/report/economic/20250616-movie-bankruptcy202505/
▼全国企業倒産集計2025年5月報結果ページはこちら
https://www.tdb.co.jp/report/bankruptcy/aggregation/9mpocqk8mg48/
▼全国企業「倒産リスク」分析調査はこちら
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