アール・ブリュット2026巡回展「ソウゾウ・トレイニング! -ひきだす、つなぐ、この場所で-」都内3カ所で開催
2026年10月10日〜 2026年12月27日に〈第1会場〉東京都渋谷公園通りギャラリーで開催後、2026年1月~〈第2会場〉港区、〈第3会場〉小金井市と巡回します。

東京都渋谷公園通りギャラリーは、東京都とともに、2026年10月10日(土)より、
アール・ブリュット2026巡回展「ソウゾウ・トレイニング! -ひきだす、つなぐ、この場所で-」を都内3カ所で開催いたします。
〈第1会場〉東京都渋谷公園通りギャラリー(2026年10月10日 ― 12月27日)を皮切りに、
〈第2会場〉港区立高輪区民センター(2027年1月15日 ― 1月24日)、
〈第3会場〉小金井市立はけの森美術館(2027年1月29日 ― 2月14日)と巡回します。
今年は、アール・ブリュット*分野を専門として先駆的に活躍する国内キュレーターより、2014年に福島県猪苗代町に創立後数多くの展覧会実績を有し、その活動が注目される、はじまりの美術館(岡部兼芳、小林竜也、大政愛)を共同キュレーターに招聘し、開催いたします。
*アール・ブリュット(Art Brut)は、フランスの芸術家ジャン・デュビュッフェによって提唱されたことばです。今日では、広く、専門的な美術の教育を受けていない人などによる、独自の発想や表現方法が注目されるアートを表します。
本展では、はじまりの美術館のキュレーター陣が注目する7名(組)の作家の「自らの切実な想いを引き出し、表現を紡ぐ」力を紹介します。また、作家たちの表現が鑑賞者の想像力を引き出し、自分の中に眠る想いを呼び覚ます、創造的な「ソウゾウ・トレイニング(想像力のトレーニング)」の場を会場に創出します。
音声ガイド
個性豊かな作家や作品について紹介する音声ガイドのナビゲーターは、俳優・ダンサーの森山未來さん。音声ガイドは全会場で無料でお聴きいただけます。

ナビゲーター 森山未來(俳優・ダンサー)
1984年、兵庫県生まれ。5歳から様々なジャンルのダンスを学び、15歳で本格的に舞台デビュー。2013年に文化庁文化交流使として、イスラエルに1年間滞在、Inbal Pinto&Avshalom Pollak Dance Companyを拠点にヨーロッパ諸国にて活動。「関係値から立ち上がる身体的表現」を求めて、領域横断的に国内外で活動を展開している。俳優として、これまでに映画賞を多数受賞。東京2020オリンピック開会式にてオープニングソロパフォーマンスを担当。2022年より神戸市にてArtist in Residence KOBE(AiRK)を設立し、運営に携わる。令和5年度兵庫県芸術奨励賞受賞。24年度神戸市文化賞受賞。ポスト舞踏派。
近作として、2026年夏NHKBS特集ドラマ「笹まくら」、パフォーマンス「STILL LIFE」(共同振付、出演)など。
展覧会の見どころ
① はじまりの美術館との共同キュレーション
アール・ブリュットと現代アートのボーダレスなキュレーションを積み重ね活躍する、はじまりの美術館を招聘し、東京都渋谷公園通りギャラリーとの共同キュレーションが実現。はじまりの美術館が注目する作家の紹介のほか、鑑賞者の「ソウゾウ」がつながる展示の工夫も見どころです。
②「ソウゾウ・トレイニング(想像力のトレーニング)」を誘発する会場デザイン
会場構成を担当したNPO法人チア・アート+筑波大学岩田祐佳梨研究室が、「トレイニング」の語源である「引き出す」をコンセプトに、抜け感のある軽やかな展示空間を提案。見え隠れする作品それぞれが呼応し合い、鑑賞者の「ソウゾウ」を引き出します。
③ 多様な人々が楽しめる、音声ガイドやイベント、アクセシビリティ・プログラムを実施
森山未來さんによる音声ガイドが全会場無料でお聴きいただけるほか、第1会場の渋谷公園通りギャラリーでは、分身ロボット「OriHime」とまわる鑑賞ツアーや、視覚障害のある方のための触図をつかった鑑賞ツアー、やさしい日本語による鑑賞ガイドの配布など、多様な人々が楽しめる機会を創出します。このほか、出展作家によるアーティスト・トークも開催します。
作家紹介

香川大介
1981年 福岡県生まれ、栃木県在住。
絵画収入による日本徒歩縦断などを経て、画家としての独自のスタイルを確立。具象と抽象が混じり合う有機的な文様やモチーフを、緻密かつ大胆に描く。近年の主な展示に、「信濃の国 原始感覚芸術祭」([長野]2011 年より毎年参加)、個展「いのちたちのコイル」(ツォモリリ文庫[東京]2024年)。

清水ちはる
1994年 宮城県生まれ、宮城県在住。
小学校の担任の先生からその特徴的な丸文字を認められ、書いた文字を手元に残すようになる。また、自宅では小箱を作り続けている。近年の主な展示に、「日本財団DIVERSITY IN THE ARTS 企画展ミュージアム・オブ・トゥギャザー」(スパイラルガーデン[東京]2017年)、「やわらかくなってみる」(はじまりの美術館[福島]2021年)。

杉浦 篤
1970年 埼玉県生まれ、埼玉県在住。
1997年より社会福祉法人みぬま福祉会の施設で活動。気に入った写真を何年も触り続け、写真の表面や角が削れ様々な形となり、一つの作品となっている。近年の主な展示に、「すごいぞ、これは!」(埼玉県立近代美術館[埼玉]2015年)、「Art Brut from Japan, Another Look」(アール・ブリュット・コレクション[スイス・ローザンヌ]2018年)。

田口BOSS
1945年 島根県生まれ、熊本県在住。
70代で仕事を引退し、75歳のときに生活の変化をきっかけに絵を描きはじめる。ペンや色鉛筆を使った絵画を6年で、400枚ほど描く。近年の主な展示に、「誰も知らない」(熊本市現代美術館[熊本]2022年)、田口BOSS・ジジ二人展「いまここ、これから」(タナベ画廊[東京]2025年)。

ぬか つくるとこ
2013年 岡山県にて開所した生活介護事業所。
生活のケアを柱に、アートを活用して自分らしい生活をおくることを目指す福祉事業所。視点や角度を変える、多様な活動を実施している。近年の主な展示に、「日常をととのえる」(はじまりの美術館[福島]2022年)、「第4回なんでそんなんEXPO」(佐賀大学美術館[佐賀]2025年)。

本田 正
1979年 福島県生まれ、福島県在住。
26歳から作品制作を始める。2011年、知的障がいと診断され、障がいとアートに興味がわく。近年の主な展示に、個展「Viva! Agri-Culture!えだまめとラディッシュ」((PLACE)by method[東京]2023年)、「物語ることも、物語らないことも、物語れないことも」(はじまりの美術館[福島]2023年)。

森 陽香
1988年 福島県生まれ、福島県在住。
生まれつきの脳性麻痺により両手が不自由ながら、車椅子に座り足の指に筆を挟んで作品を描く。動物や生き物、民芸品をはじめ、多様なモチーフを描く。近年の主な展示に、「アール・ブリュット ジャポネⅡ」(アル・サン・ピエール[フランス・パリ]2018-2019年)、「unico file vol.4 わたしがつくる 森陽香美術館」(はじまりの美術館[福島]2023年)。
共同キュレーション

はじまりの美術館
はじまりの美術館(福島県猪苗代町)は、社会福祉法人安積愛育園が運営する小さな美術館。日本財団のNew Day基金支援事業の一環として、2014年6月に築約140年の酒蔵「十八間蔵」を改修して誕生。「人の表現が持つ力」や「人のつながりから生まれる豊かさ」を大切にした「誰もが集える場所」として、福祉とアートが同居するこの場所が、寛容で創造的な社会が開かれていくきっかけになることを目標としている。創立からこれまで、多くのアール・ブリュットと現代アートのボーダレスなキュレーションを積み重ねている。岡部兼芳氏、小林竜也氏、大政 愛氏の3名を共同キュレーターとして招聘する。
展覧会概要

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展覧会名 |
アール・ブリュット2026巡回展 「ソウゾウ・トレイニング! -ひきだす、つなぐ、この場所で-」 |
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会場と会期 |
<第1会場>東京都渋谷公園通りギャラリー 展示室1・2 11:00~19:00(11月6日、13日、20日、27日は11:00~20:00) [休館日]月曜日(10月12日、11月23日は開館)、10月13日、11月24日 11:00~18:00 会期中無休 10:00~16:30[休館日]月曜日 ミニ展示とギャラリーツアー(予定) 2026年11月27日(金)、28日(土) |
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観覧料 |
無料 |
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共同キュレーション |
はじまりの美術館(岡部兼芳、小林竜也、大政 愛) |
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出展作家 |
香川大介、清水ちはる、杉浦 篤、田口BOSS、ぬか つくるとこ、本田 正、森 陽香 *五十音順 |
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音声ガイド |
森山未來(俳優・ダンサー) |
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会場構成 |
NPO法人チア・アート+筑波大学岩田祐佳梨研究室 |
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グラフィック・デザイン |
AFFORDANCE inc. |
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主催 |
東京都、東京都渋谷公園通りギャラリー(公益財団法人東京都歴史文化財団 東京都現代美術館) |
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後援 |
港区、小金井市、三宅村教育委員会 |
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公式サイト |
〈関連イベント〉
※第1会場[東京都渋谷公園通りギャラリー]のみで実施します。
■オープニング・アーティストトーク(手話通訳付き)[申込不要/先着順]
日時:2026年10月10日(土)14:00~15:30
ゲスト:はじまりの美術館キュレーター、香川大介、清水ちはる関係者、杉浦篤関係者、田口BOSS、本田正、森陽香(オンライン出演)
定員:20名
■ナントナティックトレイニングジム開所式(手話通訳付き)[申込不要/先着順]
日時:2026年11月14日(土)14:00~15:30
ゲスト:はじまりの美術館キュレーター、ぬか つくるとこ
定員:20名
■視覚障害のある方のための触図をつかった鑑賞ツアー[事前申込制/抽選]
日時:2026年11月22日(日)10:00~11:30/13:30~15:00
定員:各回5組程度 ※1名での参加も可能です。
■スペシャルトーク[事前申込制/先着順]
日時:2026年11月29日(日)16:00~17:30
ゲスト:はじまりの美術館キュレーター、岩田祐佳梨(NPO法人チア・アート|本展会場構成担当)、平野篤史・赤間冴江子(AFFORDANCE inc.|本展グラフィック・デザイン担当)
定員:20名
■分身ロボット「OriHime(オリヒメ)」鑑賞ツアー[事前申込制/抽選]
日時:2026年12月14日(月)14:00~15:00/16:30~17:30
定員:各回1名(遠隔参加)
※開催内容・イベント予定は、都合により変更になる場合がございます。予めご了承ください。
【お問い合わせ】
東京都渋谷公園通りギャラリー 広報担当((公財)東京都歴史文化財団 東京都現代美術館)
TEL: 03-5422-3151 E-mail: pr-skdg@mot-art.jp
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