ポール・ルヌアール没後100年 大佛次郎版画コレクション~小さきものへのまなざし~
ポール・ルヌアール(Paul Renouard 1845-1924)は19世紀末から20世紀初頭にかけて活躍したフランスの画家・版画家です。当館では、大佛次郎の旧蔵資料としてポール・ルヌアールの2種類の版画集所収の作品約300点を所蔵しています。東京国立博物館所蔵の林忠正旧蔵品とともに国内屈指のもので、大変貴重なコレクションです。
本展では、ルヌアールの集大成ともいえる版画集『動き、身振り、表情』(Mouvements, gestes et expressions,1907)より、19世紀末ロンドンの華やかなクリスマス・パフォーマンスの舞台裏を取材した「ドルリー・レーン劇場の子ども達」や、パリのブローニュの森の動植物園に取材した多種多様な動物たちまで、小さな子どもや自然を見つめ、その一瞬をとらえた版画作品約40点を紹介します。
また本展開催に合わせ、館所蔵のポール・ルヌアール版画画像約260点を、大佛次郎記念館公式ホームページ上で新規公開します。
https://jmapps.ne.jp/osaragi2/
会期中館内では、フォトスポットや、「ドルリー・レーン劇場の子ども達」の1枚から、登場人物の会話を想像してセリフを入れる「このふきだしなんて言ってる?」コーナーが登場。
コメントは館内で紹介するほか、ナイスな一言は大佛次郎記念館SNSで発信します。
【会期】
2024年4月20日(土)~8月18日(日)
前期 ~2024/6/23(日) 後期 6/25(火)~8/18(日)
【開館時間】
10:00~17:30(入館は17:00まで)
【休館日】
月曜日(祝休日の場合は翌平日)
【料金】
大人(高校生以上) 200円(150円)
中学生以下 無料
( )内は20人以上の団体料金
※横浜市在住の65歳以上の方 100円
※毎月23日「市民の読書の日」と第2・第4土曜日は高校生無料
※障がい者手帳をお持ちの方と付き添いの方1名は無料
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