安中市におけるカーボンニュートラルのまちづくりに向けた包括連携協定の締結について
安中市は、市民・事業者・市が一体となって地球温暖化対策に取り組み、2050年の温室効果ガス排出量を実質ゼロに挑戦していく「ゼロカーボンシティあんなか宣言」や、市域のレジリエンス強化および脱炭素社会の実現等を目指す「あんなか5つのゼロ宣言プラスわん」を表明し、これまでも環境対策に向けた取組を推進してきました。
本協定は、そうした取組をさらに推進するものであり、カーボンニュートラルの実現およびレジリエンスの強化に貢献するとともに、地域の課題解決や更なる魅力創出等、地域の一層の発展を図り、持続可能なまちづくりの実現につなげてまいります。
【連携事項】
(1) カーボンニュートラルのまちづくりに向けた取組のトータルコーディネートに関する事項
(2) エネルギーの地産地消に関する事項
(3) 個人、事業者への太陽光発電設備等の普及に関する事項
(4) 低炭素エネルギーの調達や公共施設等への提供に関する事項
(5) エネルギーデータの活用等によるエネルギー利用の最適化に関する事項
(6) 地域のレジリエンス強化に関する事項
(7) 地域の目線で新しい価値の創出に関する事項
(8) 学校等における環境エネルギー教育や食育等を通じた啓発活動に関する事項
(9) カーボンニュートラルのまちづくりに向けた取組における専門的人材の支援強化に関する事項
(10) カーボンニュートラルのまちづくりに係る魅力等の情報発信に関する事項
(11) その他住民へのサービス向上、カーボンニュートラルのまちづくりに関する事項
【締結日】
2024年8月23日
【関係者コメント】
◆安中市 市長 岩井 均 コメント
安中市は、2022年度に地球温暖化対策実行計画(区域施策編・事務事業編)を策定しました。さらに、2023 年6月には「ゼロカーボンシティあんなか宣言」および「あんなか5つのゼロ宣言プラスわん」を表明し温室効果ガ ス排出量ゼロを掲げております。
環境問題には、市民、事業者、市が一体となり、協力して取り組んでいく必要があります。この協定の締結は、それを具体化し環境問題への取組を加速させるきっかけにとなると考えております。市内には東京ガスが所有する大規模太陽光発電所もありますので、今後も連携を密にし、東京ガスと共に「ゼロカーボンシティあんなか」の実現に向け、取組を進めてまいります。
◆東京ガス株式会社 常務執行役員 地域共創カンパニー長 小西 雅子 コメント
当社は、東京ガスグループ2023-2025年度中期経営計画「Compass Transformation 23-25」において、「エネルギー安定供給と脱炭素化の両立」「ソリューションの本格展開」を掲げ、多くの企業・自治体の皆さまとの協業を通じ、カーボンニュートラル社会の実現等に向けた取組を進めております。昨年11月には、エネルギーの枠を超えてお客さまが抱える課題を解決するソリューションブランド「IGNITURE(イグニチャー)」を立ち上げました。
本協定の締結により、市と市民・事業者が相互に協力し、「ゼロカーボンシティあんなか宣言」や「あんなか5つのゼロ宣言プラスわん」の実現に向けた取組の推進を目指す安中市とともに、当社グループが創業以来培ってきたお客さまからの「信頼」や、「地域密着力」を活かし、連携できることを大変嬉しく思います。今後も、安中市との価値共創により、地域課題の解決および持続可能なまちづくりに取り組んでまいります。
(参考)ソリューション事業ブランド「IGNITURE(イグニチャー)」について
東京ガスは、「ソリューションの本格展開」に向け、2023年11月30日、ソリューション事業ブランド「IGNITURE」を立ち上げました。「IGNITURE」の下で展開するソリューションにより、ご家庭、法人、地域・コミュニティのお客さまが、「最適化による経済性・利便性・効率性向上などでさらに豊かな未来」と、「脱炭素・レジリエンス向上などでサステナブルな生活・事業」を、無理なく両立できます。
IGNITUREの詳細はこちら(https://igniture.tokyo-gas.co.jp/)
以上
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