『文學界』2026年10月号は9月7日発売! 特集「小川洋子 芥川賞選考委員の軌跡」
特集「鴻池留衣とは誰か?」「文学者はプールがお好き」など
株式会社文藝春秋は、本日9月7日、文芸誌『文學界』2026年10月号を発売します。
特集「小川洋子 芥川賞選考委員の軌跡」では、小川洋子さんの選評にまつわるエッセイを小砂川チトさん、高山羽根子さんらにご寄稿いただいた他、鵜飼哲夫さんに選評を読み解いていただきました。
映画『本当にあった話(の話)』公開記念特集「鴻池留衣とは誰か?」は、鴻池留衣さん×水上恒司さん×武井佑吏さんによる映画鼎談、鴻池留衣さん×尾崎世界観さんによる対談「純文学の(不)自由」、そして鴻池留衣さんの創作短編「A Deeper Understanding」など、盛りだくさんの内容です。
特集「文学者はプールがお好き」では、九段理江さん×伊舎堂仁さんの対談、長嶋有さんのインタビューなど、残暑にぴったりのラインナップでお届けします。

<特集>小川洋子 芥川賞選考委員の軌跡
エッセイ
小砂川チト「ツトムと小川洋子先生とわたし」
高山羽根子「足音と一緒に」
沼田真佑「前九年のしのぎ」
山下澄人「森の焚火」
藤野可織「救いと戒めと秘密」
田中慎弥「手強い」
磯﨑憲一郎「落選回の選評と昭和十一年生まれの父」
選評を読む
鵜飼哲夫「血豆つくり、入魂の選評」
<特集>鴻池留衣とは誰か?
鼎談 鴻池留衣×水上恒司×武井佑吏「わかりやすさへの抵抗――『本当にあった話(の話)』映画化の軌跡 」
映画化されるカルト作をめぐって原作者、主演俳優、監督が熱く議論する
エッセイ 武井佑吏「『本当にあった話(の話)』書評にかえて」
対談 鴻池留衣×尾崎世界観「純文学の(不)自由」
純文学は神聖なものなのか、はたまた呪いなのか。タブーなく果敢に語りあう
クロスレビュー
福海隆「いちごのショートケーキをぶち込め」
山本莉会「失せたる一匹と純文学」
駒田隼也「埒外な言葉づかい」
エッセイ 古川真人「失われたサイン」
創作 鴻池留衣「A Deeper Understanding」
<特集>文学者はプールがお好き
対談 九段理江×伊舎堂仁「プールは時間を歪ませる」
プールという空間は文学において、いかに特異な装置として機能してきたのか?
インタビュー 長嶋有「助手席発、プール行き」
ルポ
畠山丑雄「川のほとりで」
原宿「思い切って黄色いキャップを」
エッセイ&プレイリスト
小原晩「泳げる気がする」
佐佐木陸「鶴ヶ島海洋センター」
<創作>
古川真人「わたしが/を住む夢」
付喪神か八百万の神か。間取りが、家具が、畑や庭の木々が一家の来歴を語りはじめた
沼田真佑「葡萄畑」
<対談>
松尾スズキ×羽田圭介「われら引越し魔」
些細な見栄と隠した野心、人間関係とカネが絡まりあう「引越し」は文学的な営みだ!
<書評> クエンティン・タランティーノ『おれの映画人生』
入江哲朗「タランティーノとシネフィリア」
<著者&監督インタビュー>『さとこはいつも』
沖田修一「三人の「さとこ」と一人の女性」
<連載完結> 小林信彦×小林泰彦「和菓子屋の兄弟」
<今月のエッセイ>
藪前知子「アリランを歌う場所」
チヒロ・オオダテ「説得」
西田悠哉「奪うより与えよう」
MINAMO「√裸」
<窓辺より>
鶴見昂「間違えていくレシピ」
<詩歌> 三角みづ紀「うつろい」
<連載>
江國香織×金原ひとみ 往復書簡 第3回
下西風澄 計算と霊性 第4回
コナリミサト 酩酊クラフト 第5回
濱野ちひろ 回復について 第9回
三好愛 そもそもすむすむ 第9回
上田岳弘 美しい人 第10回
斧屋 不完全なものにとってのparfait 第12回
松浦寿輝 谷中 第17回
渡辺祐真 世界文学の大冒険 第18回
鈴木涼美 小さなひと 第21回
東畑開人 贅沢な悩み 第26回
松浦寿輝 遊歩遊心 第85回
武内佳代 小澤裕之 新人小説月評
<文學界図書室>
上田岳弘『ノー・ファンタジー』(星野真志)
八木詠美『アンチ・グッドモーニング』(倉本さおり)
村司侑『ソリティアおじさんがいた頃』(酒井信)
阿部公彦『父たちのこと―― 一九四四年のクラスメイト』(城戸久枝)
◆書誌情報
書 名:『文學界』2026年10月号
発売日:2026年9月7日(月)
判 型:A5判
定価・価格:紙版:1200円(税込) 電子版:1,100円(税込)
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