クリスティーの『そして誰もいなくなった』の先駆的作品
話題の戯曲『九番目の招待客』の原作小説ついに登場!
密室と化した空間のなかで、1時間に1人ずつ殺されていく…
A・クリスティーの名作『そして誰もいなくなった』の9年前に刊行されていた記念碑的作品が、ついに邦訳!
■あらすじ
奇妙な電報によって、摩天楼のペントハウスに集められた、街の名士8人。
夜のパーティーと思いきや、それはおそるべき死のゲームの開幕だった――。
ラジオを通して語りかける、姿なき招待主(ルビ: ホスト)が、1時間に1人ずつ、客を殺してくというのだ!
密室状況のなか進められていく殺人計画。
犯人は、そしてその目的は?
『九番目の招待客』の原作となったサスペンスフルなミステリー。
〈解説・三門優祐〉
■書籍情報
姿なき招待主(ルビ: ホスト)
著者 : グウェン・ブリストウ&ブルース・マニング
中井京子 /訳
出版社 : 扶桑社
発売日 : 2023/12/2
扶桑社ミステリー文庫
定価:1,320円(1,200円+税)
ISBN978-4-594-09470-6
■購入リンク
Amazon https://www.amazon.co.jp/dp/4594094708/
楽天ブックス https://books.rakuten.co.jp/rb/17716356/
■著者プロフィール
Gwen Bristow & Bruce Manning
グウェン・ブリストウ&ブルース・マニング
ブリストウ(1903-1980)とマニング(1902-1965)は夫婦作家。
ニューオーリンズで新聞記者をつとめる傍ら執筆した本書が成功をおさめ、つづけてミステリー小説を出版。本書は『九番目の招待客』として舞台化され、さらに映画化される際にマニングがハリウッドに招かれ、夫婦で移住。以後、マニングは脚本家、ブリストウは歴史小説家として活躍した。
翻訳/中井京子(なかい きょうこ)
立教大学大学院博士前期課程修了。英米文学翻訳家。主訳書:『コンドリーザ・ライス自伝』(扶桑社)、メイナード『夏の翳り』(ハーバーコリンズ・ジャパン)、コッタリル『渚の忘れ物』(集英社)他、多数。
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