凸版印刷、2年連続で「CDP2022 サプライヤー・エンゲージメント・リーダー」に選定
気候変動課題に関するサプライチェーン全体を通じた取り組みが評価され、最高評価を獲得
凸版印刷株式会社(本社:東京都文京区、代表取締役社長:麿 秀晴、以下 凸版印刷)は、環境情報開示に関する国際的な非営利団体CDPによる2022年度調査において、サプライヤー・エンゲージメント評価(SER)における最高評価「CDP2022 サプライヤー・エンゲージメント・リーダー」に2年連続で選定されました。
サプライヤー・エンゲージメント評価は、企業が気候変動課題に対してどのように効果的なサプライヤーとの協働を行っているかを評価するものです。具体的には、気候変動に関する取り組みの中でも、「ガバナンス」「目標」「スコープ3 GHG(温室効果ガス)排出量(※1)」「サプライヤーとのエンゲージメント」「CDP 気候変動質問書全体の回答評価」の5項目が評価対象となっています。
CDPは、サプライヤー・エンゲージメント評価において最高評価を獲得した企業を「サプライヤー・エンゲージメント・リーダー」として表彰しており、2022年度はCDP質問書に回答した全世界企業の上位8%にあたる企業が選定されました。
凸版印刷は、低炭素排出の製品・サービスの提供を通じて、グローバル含むグループ全体でのサプライチェーンGHG排出量削減に積極的に取り組んでおり、その取り組みが評価され今回の選定となりました。
■CDPについて
CDPは国際的な環境非営利団体で、世界の企業・自治体を対象に、環境問題に関する高い目標設定・リスク管理・情報開示などの取り組みについて調査・評価を行っています。
CDPが年次で実施している評価プロセスは、企業の環境活動評価のグローバルスタンダードとして広く認知されており、2022年度は、運用資産総額が総計130兆米ドルにのぼる680社以上の機関投資家がCDPを通して開示を要求し、過去最高の約18,700社が回答に応じました。また日本ではプライム市場上場企業 1,000 社以上を含む 1,700 を超える企業・団体が回答しました。
■凸版印刷の環境への取り組み
凸版印刷は、地球環境の保全に配慮した事業活動による持続可能な社会の実現に向け、環境課題への長期的な取り組み方針を定めた「トッパングループ環境ビジョン2050」を2021年1月に策定。本ビジョン策定に合わせ、SDGsターゲットイヤーである2030年に向けて、「トッパングループ2030年度中長期環境目標」としてGHG(温室効果ガス)排出量削減などの数値目標を新たに設定し、その達成に向けた取り組みを進めています。
また、気候変動課題がトッパングループの事業に与える影響の大きさを認識し、TCFD提言に基づいたシナリオ分析と「ガバナンス」「戦略」「リスク管理」「指標と目標」の4項目での情報開示を行っています。
凸版印刷は今後も、ステークホルダーの皆さまとともに持続可能な社会の実現に向けた取り組みを推進し、透明性の高い情報開示を継続して行っていくとともに、「DX(Digital Transformation)」と「SX(Sustainable Transformation)」によって気候変動を含む社会課題をワールドワイドで解決するリーディングカンパニーとして、ESGへの取り組みを加速させていきます。
※1 GHG(温室効果ガス)排出量のスコープについて
スコープ1: 自社での燃料の使用や工業プロセスによる直接排出
スコープ2: 自社が購入した電気・熱の使用に伴う間接排出
スコープ3: スコープ1および2以外の間接排出(サプライチェーンを含む事業者の活動におけるその他の排出)
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以 上
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