【Ｚ会】テストセンター事業を目的とした、株式会社教育測定研究所の新設分割により設立される会社への資本参加のお知らせ

当社グループの中核事業会社である株式会社Ｚ会（静岡県三島市、代表取締役社長：藤井孝昭、以下「Ｚ会」）は、株式会社EduLab（東京都港区、代表取締役社長兼CEO：広実学、以下「EduLab」）の子会社である株式会社教育測定研究所（代表取締役社長：西田紀子、以下「教育測定研究所」）が本年7月に会社分割（新設分割）により設立予定の、テストセンターの運営を目的とする新会社について、その発行済株式の49％を取得する株式譲渡契約を本日締結しましたので、お知らせいたします。

現在、各種検定や試験の実施が、紙媒体（PBT）からコンピュータ（CBT）へとシフトし、その受け皿であるテストセンター会場の需要が高まっています。このような事業環境において、Ｚ会及び教育測定研究所は、テストセンターの運営に係る事業の拡大及び安定的な運営が、教育機会や受験機会の格差を無くし、社会インフラの整備に資するとの共通認識を有しています。かかる共通認識のもと、Ｚ会がテストセンター事業に係るこの新設分割会社に資本参加することにより、当社グループの総合教育サービス企業としての信用力及び人的リソース供給力を、EduLabグループが有するテストセンター事業に係るノウハウ及び知見と掛け合わせることが可能となります。

Ｚ会グループとEduLabは2022年7月29日付で資本業務提携契約を締結して以来、学力調査事業の受託やAI事業における共同研究等をはじめとする様々な取り組みを通じて、重要なパートナーとして関係を強化してまいりました。今後、Ｚ会と教育測定研究所は、この会社を通じて、両者の持つリソースと強みを最大限に組み合わせて効果を引き出すことで、テストセンター事業の拡大と安定的運営の確保を図り、もって両当事会社及び新会社の企業価値向上並びに社会発展に向けて貢献してまいります。