微妙なタブー感のある「子どものいない」女性の生き方に、当事者が直球で向き合ったまんが誕生! 『まんが 子どものいない私たちの生き方 おひとりさまでも、結婚してても。』発売!
リアルな“あるある”を世間はどう受け止めるのか?
設定やセリフの元になったのは、くどうみやこさんが集めた500人の取材データ。それを、『40歳になったことだし』などのヒット作をもつ森下えみこさんがコミカライズしました。
まんが 子どものいない私たちの生き方 ──おひとりさまでも、結婚してても。 まんが:森下えみこ まんが原案・コラム:くどうみやこ 定価 1,430円(税込) A5判128ページ 2021年4⽉15⽇発売 ⼩学館 https://www.shogakukan.co.jp/books/09310659 |
センターに立つのは母親たち。“私たち”は目立たず、ひっそりと・・・・
これまで微妙なタブー感があった「子どものいない生き方」。くどうさんもその道を歩くひとりです。40代で病気を患い、出産できる可能性がゼロに。
「少子化が問題視されているなか、時代のセンターに立っていたのはママたちで、キラキラと輝いて見えました。なんとなく肩身が狭くて、ひっそりと、目立たないようにしていたけれど、出生率の低下は裏を返せば、子どもをもたない人たちが増えていることを意味します。これから、子どものいない人生は『新たな大人のライフコース』になる。まだ情報やデータが少ないからこそこれについて掘り下げてみよう、と取材を始めました」(以下、カギカッコ内はくどうさん)
口にしないだけで、じつは共有している肩身の狭さや生きづらさ
くどうさんの本業はPRウーマン。ひとりずつ、ていねいに、活動を通して取材を進めていきます。すると、「とてもつらい」「いままで誰にも(理由や心情を)話したことがない」と、涙ながらに打ち明ける人が続出。くどうさんは、子どもがいないことで苦しんでいる人が多数いることを、初めて認識したといいます。
不妊治療の末に断念した、病気など身体の問題、タイミングを逃した、仕事を優先した、経済的なこと、自ら選択した・・・・など、理由やそこに至るまでの過程は、十人十色。さらに、全く気にしていない人もいれば、子どものいない人生なんて考えられないと、個々の気持ちには温度差もある。
「そのため、女性たちを単純にひと括りにしづらい部分はあるのですが、同じ子どもがいない人生を歩む者同士。口にしないだけで、子どもがいない肩身の狭さや共通感情をもっていることを実感したんです」
くどうさんは500人以上のリアルな声を聞き、心情や傾向などを自分なりに分析・データ化してきました。それをコミック(まんが)に仕上げたのが、森下えみこさんとの共著『まんが 子どものいない私たちの生き方 おひとりさまでも、結婚してても。』です。
6人の主人公たちが、それぞれの立場から発する本音と覚悟
本書では、年齢や立場が異なる6人のキャラクターが登場します。
◇不妊治療歴4年のミホさん。望んで努力もしたのに授からなかったことを引きずっています。
◇40歳で結婚したマユミさん。まだ年齢的に子どもをもてる夫には、じんわり罪悪感が・・・・。
◇シングルのリョウコさん。目の前の仕事を頑張っているうちに、婚期・産期を逃してしまった氷河期世代。
◇子どもをもつよう勧められるたびにイラッとするミサキさん。そこには理解してもらいにくい理由が・・・・・。
◇夫に原因があると判明したカオリさん。
◇62歳の先輩「グランマダネ」。同じ立場の女性たちが本音で話せる会を主宰。
そして、各まんがには、くどうさんによる、“私たち”が知っておかなければいけない知識や、元気がわくアドバイスに満ちたコラム付き。
これって、ほぼ、私・・・・!? と思えるほど、共感たっぷりのエピソードが満載。リアルな哀しみもトホホな現実も受け入れられる生き方のヒントが、きっと見つかります。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
<著者>
●まんが/森下えみこ(イラストレーター/まんが家)
静岡県生まれ。コミックエッセイのほか、書籍や広告、雑誌などのイラスト、まんがなどを手がけ幅広く活躍中。単著に『あしたの、のぞみ』(日本文芸社)、『40歳になったことだし』(幻冬舎)、『今日も朝からたまご焼き』、『独りでできるもん』シリーズ(ともにKADOKAWA)、共著に『えみこ、開運中!』(日本文芸社)、『マンガでわかる「すぐ不安になってしまう」が一瞬で消える方法』(すばる舎)など多数。https://note.com/a35room
●まんが原案・コラム/くどうみやこ(大人ライフプロデューサー/トレンドウォッチャー)
東京都生まれ。大人世代のライフスタイルからマーケティングまで、時流やトレンドをとらえた独自の視点で情報を発信。近年は、自身の体験から子どもをもたない大人のマーケットに着目。子どものいない女性を応援する「マダネ プロジェクト」を主宰。著書に『誰も教えてくれなかった 子どものいない人生の歩き方』『誰も教えてくれなかった 子どものいない女性の生き方』(ともに主婦の友社)など。
くどうみやこホームページ https://www.kudo-miyako.com/
マダネ プロジェクト https://madane.jp/
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザーログイン既に登録済みの方はこちら
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像