「東村山市ゼロカーボンシティ」の実現に向けた連携協定の締結について
東村山市(市長:渡部 尚)および東京ガス株式会社(社長:笹山 晋一)は、このたび、「東村山市ゼロカーボンシティ」の実現に向けた連携協定(以下「本協定」)を締結しました。
東村山市は、2023年2月24日に2050年までに温室効果ガス排出量を実質ゼロとする「ゼロカーボンシティ宣言」を表明しました。これまで以上に気候変動に対する危機感を強めており、ライフスタイルや社会経済活動の変革を進め、目標に向けて市民と取り組んでおります。
本協定は、そうした取組をさらに促進するものであり、地球温暖化の防止および防災力の強化に貢献するとともに、地域の課題解決やさらなる魅力創出等、地域の一層の発展を図り、持続可能なまちづくりの実現につなげてまいります。
【連携事項】
(1) カーボンニュートラルのまちづくりに向けた取組のトータルコーディネートに関すること
(2) 脱炭素とくらしや経済の好循環につながる地域エネルギー社会に関すること
(3) エネルギーデータの活用等による設備や運用等の最適化に関すること
(4) 地域のレジリエンス強化等に関すること
(5) 環境エネルギー教育や食育等を通じた市民啓発活動に関すること
(6) ゼロカーボンシティ実現に向けた取組における専門的人材の支援強化に関すること
(7) ゼロカーボンシティ実現に係る魅力等の情報発信に関すること
(8) 上記に掲げるもののほか、本協定当事者が必要と認める事項に関すること
【締結日】
2024年7月22日
【関係者コメント】
◆東村山市 市長 渡部 尚 コメント
東村山市は昨年度、国連の持続可能な開発目標(SDGs)達成に向け、内閣府が地方自治体の優れた取組を選定する「SDGs未来都市」と「モデル事業」にダブル選定されました。本市はSDGs達成に向けて、重要な位置づけとしている「東村山市ゼロカーボンシティ」の実現に力を入れております。この度の協定の締結で、東京ガスの有するカーボンニュートラルのまちづくりに資する知見をお借りし、緊密な相互連携に基づき取組等を実施できることを大変心強く思っております。これまでの環境政策をさらにブラッシュアップし、市民・事業者・市が連携・協働を進め、「東村山市ゼロカーボンシティ」を実現するため、取組を進めてまいります。
◆東京ガス株式会社 常務執行役員 地域共創カンパニー長 小西 雅子 コメント
当社は、東京ガスグループ2023-2025年度中期経営計画「Compass Transformation 23-25」において、「エネルギー安定供給と脱炭素化の両立」「ソリューションの本格展開」を掲げ、多くの企業・自治体の皆さまとの協業を通じ、カーボンニュートラル社会の実現等に向けた取組を進めております。昨年11月には、エネルギーの枠を超えてお客さまが抱える課題を解決するソリューションブランド「IGNITURE(イグニチャー)」を立ち上げました。
本協定の締結により、市民・事業者・市が相互に協力し、「東村山市ゼロカーボンシティ」の実現に取り組んでいる東村山市とともに、当社グループが創業以来培ってきたお客さまからの「信頼」や「地域密着力」を活かし、脱炭素社会への実現に向けて連携できることを大変嬉しく思っております。
東村山市とはこれまでも、環境・防災イベントへの参加、市内の小中学校向けの省エネ教育、審議委員として環境基本計画の策定等、数多くの機会で連携してまいりました。今後も、東村山市との価値共創により、地域課題の解決および持続可能なまちづくりに取り組んでまいります。
(参考)ソリューション事業ブランド「IGNITURE(イグニチャー)」について
東京ガスは、「ソリューションの本格展開」に向け、2023年11月30日、ソリューション事業ブランド「IGNITURE」を立ち上げました。 「IGNITURE」の下で展開するソリューションにより、ご家庭、法人、地域・コミュニティのお客さまが、「最適化による経済性・利便性・効率性向上などでさらに豊かな未来」と、「脱炭素・レジリエンス向上などでサステナブルな生活・事業」を、無理なく両立できます。
IGNITUREの詳細はこちら(https://igniture.tokyo-gas.co.jp/)
以上
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