再配達なしの「置き配」利用者にポイント付与
「物流2024年問題」への対応のため、ファンケル負担で実施
物流の人手不足が懸念される「物流2024年問題」では、通信販売の再配達減少なども課題となっています。当社では業界に先駆けて、1997年から「置き場所指定お届けサービス(置き配)」を導入してきました。このたび再配達を減らし、当社製品を運んでいただいているドライバーの皆様の負担軽減を図るため、同サービスを選択してご注文いただいたお客様に1回当たり10ポイントのファンケルポイント付与を期間限定(2024年1月下旬から2月末)で実施します。
直近2023年4月から9月の受注件数のうち、約3分の1のご注文で「置き配」が利用されています。そのうち、置き場所間違いなどの問題発生率は0.002%と低く、お客様と運送会社様、当社ともに便利でかつ有益なサービスとして発展してきました。今後も複数回の注文をまとめて配送することでポイントを付与する「おまとめ配送」などとあわせて、「物流2024年問題」へ積極的に対応してまいります。
サービスの背景
政府は2023年10月6日(金)に閣僚会議を開き、「物流2024年問題」に関し、「物流革新緊急パッケージ」を緊急対策としてまとめました。今後政府主導で「置き配」のポイント還元の実証実験を行う予定となっています。
当社は「正義感を持って世の中の『不』を解消しよう」という創業理念、化粧品・健康食品の通販のパイオニアとしての責務のもと、「置き配」のさらなる推進によるドライバーの皆さまへの負担軽減が必要であると考え、当社独自の置き配利用者へのポイント還元サービスを実施することとしました。取り組みの結果は、公益社団法人日本通信販売協会などに報告し、社会実装の参考としていただく考えです。
今後の取り組み
今後も以下3点に取り組み、物流業界および日本社会に対して多面的に貢献してまいります。
1. 「置き配」を推進し、2024年度には38%の受注率を目指す。
2. 環境対応を目的として、お客様にお届けする荷物に同梱する「お届け明細書」の不要率を高める。
3. 複数回の注文をまとめて配送する「おまとめ配送」を推奨し、配達回数を減らす。
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