3月10日(月)、緑が丘駅駐輪場でAIカメラによる通行量調査を開始
~ 都のスマートポール・センサー活用促進補助事業を活用 ~
目黒区は、東日本電信電話株式会社 東京南支店(支店長:米沢 忠大、以下「NTT東日本」)と連携し、3月10日(月)から、目黒区立緑が丘駅駐輪場(緑が丘三丁目1番10号)内の良好な通行環境の確保のため、AIカメラを設置し、通行量の把握を開始します。
この事業は、東京都の令和6年度まちのスマート化に向けたスマートポール・センサー活用促進補助事業を活用し、都の補助を受けながら実施します。
1.事業の目的
この取り組みは、目黒区立緑が丘駅駐輪場内において、より安全で快適な通行環境を提供し、区民の皆さまの利便性向上につなげる施策立案のため、データの収集を行うものです。従来のように人による交通量調査では、カウントの誤差や見落としが生じる可能性がありますが、AIカメラを使用した交通量調査では、正確で一貫性のあるデータをリアルタイムに取得できるため、より信頼性の高い分析が可能となります。また、AIカメラで取得したデータは、フォーマットが統一されており、分析に適した形で提供されるため、簡単に処理することができます。
2.事業開始の経緯
目黒区立緑が丘駅駐輪場は、場内に通路があります。駐輪する人だけでなく、隣接する大学へ向かう人、駅利用者、地域の方々などが場内を通行しているため、駐輪場内の通行量は、同種の駐輪場と比較して多くなっています。
特に場内が混雑している朝の時間帯は、スタッフが通路付近に立ち、自転車と人の接触事故の発生防止に努めていますが、構造上、通路が狭い所があるため、接触事故などの懸念がありました。
そこで、目黒区は、精度の高い通行量データの取得・分析を通して、混雑する時間帯の移り変わりや歩行者・自転車の混雑状況をより明確に把握し、安全な通行環境を確保するための施策を具体的に検討していくこととしました。
3.事業開始日
2025年3月10日(月)
4.各者の役割

目黒区 |
施策立案のためのデータの収集(事業実施主体) |
NTT東日本 |
データの収集のためのネットワーク構築・データ分析 |
※AIカメラ・解析システムの開発については、FutuRocket株式会社が担当
5.収集後のデータ利活用について
取得したデータは、NTT東日本とのデータ利活用連携協定(2024年2月1日締結)に基づき、BIツールを活用したデータの分析を行います。
6.収集したデータの取扱いについて
AIカメラで収集した映像は、直ちに個人が特定されない情報に置き換えられ、映像そのものは保存されず、プレビュー表示後、直ちに廃棄されます。

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