熔け合うガラスの変化を楽しむガラス工芸《自宅でできる、入門から応用まで網羅した技法書の決定版!!》
株式会社誠文堂新光社(東京都文京区)は、2021年4月5日(月)に、『ガラスフュージング』を発売いたします。
板ガラスを電気炉(キルン)で加熱・熔着して作品にする「ガラスフュージング」。
本書は、初級から応用まで、さまざまな作品とその作り方を追いながら、ガラスフュージングの制作過程や技法を学ぶことができる決定版です。
使用する電気炉は家庭でも使える手頃な価格のものも販売されているので、本書とともに自宅でガラス工芸を楽しむことができます。
ガラス自体はとても長い歴史をもち、紀元前4000年以上前から使われていると考えられています。
その後、紀元前1世紀頃にはじまった吹きガラスをはじめ、さまざまな技法が生み出されてきました。ガラス造形としては「フュージング」の歴史は比較的新しいものになります。
この技法を解説した書籍は数少なく、一般的な材料を使ってしっかり技法が学べる新しい書籍の刊行が待たれていました。
著者の近岡令氏は、STUDIO POSI(東京)を主宰し、国内外で活躍するガラスアーティストで、ガラスフュージングの魅力を広めるため、本書でさまざまな技法を惜しみなく公開しています。
紹介する作品は、アクセサリーや器、フォトフレーム、花器、ランプ、クリスマスリース、表札などのインテリアのアイテムなど20点以上。技法を学ぶことで、オリジナルの作品へ広げていくことができます。
何千年もの間、多くの人を惹きつけてやまない魅力をもつガラス。
自宅でできるガラス工芸のひとつとして、ガラスフュージングを楽しんでみてはいかがでしょうか。
【目次抜粋】
第1章 初級 ―基本技法を使ってー
マーガレットの皿/四角模様の皿/あじさいの皿
●第1章でとり上げた技法について:レイアウト/熔着焼成/成形焼成
第2章 中 級 ―基本技法を組み合わせて―
ハート形の皿/フォトフレーム/壁掛け花生け/クリスマスリース
第3章 アレンジバリエーション ― オリジナル板ガラスを作る―
ガラスパウダーを使ってオリジナル板ガラスを作る/ガラスのかけら(フリット)を使ってオリジナル板ガラスを作る/ストリンガー(細棒)を使ってオリジナル板ガラスを作る/特殊な輝きをもつ、表面に金属膜があるガラスを使う/焼成時に色ガラス同士が接触することで特異な変色をするリアクティブガラスを使う/板ガラスの色重ねで混色する/加 飾 ― ガラス以外の素材で飾る
第4章 アクセサリー ―いろいろなアイデアで技術もステップアップー
ガラスの粒のアクセサリー/キューブアクセサリー/スクエアペンダント/リングブローチ/木の葉のペンダント
第5章 上 級 ―ガラスフュージングの奥深さに触れるー
並列熔着の皿/再構成の皿/楕円の一輪差し“CUBE”
第6章 新しい表現 ―ガラスフュージングの可能性を拡げる―
透明模様の深鉢“HOTARU”/脚付き酒器 “酔時”/ペンダントランプ/丸い手鏡/ガラスの表札/透明な蓋付きの飾り箱/ガラスフュージングの新しい表現— 近岡 令 作品
第7章 基本を学ぶ
ガラス素材について/ガラスをカットする/レイアウトして熔着焼成する/電気炉について/温度管理について/成形焼成する/研磨する/ガラスフュージングQ & A
【著者プロフィール】
近岡 令(ちかおか・れい)
1970年富山県氷見市生まれ。東京藝術大学大学院美術研究科博士課程修了。1993年武蔵野美術大学工芸工業デザイン学科卒業。2012年書籍『フュージングをはじめよう』(ほるぷ出版)を上梓、2013年 国際ガラス展・金沢2013審査員賞受賞、2014年 E-merge 2014(アメリカ・Bullseye社)Kiln Caster Award受賞、2015年 日本のガラス展’15 (The Glass in Japan) JGAA賞(大賞) 受賞、2017年、東京藝術大学平山郁夫国際文化賞受賞など。武蔵野美術大学ガラス研究室非常勤講師。STUDIO POSI(スタジオポジ)主宰。日本ガラス工芸学会 理事、Glass Around 70's アーティストメンバー。
【書籍概要】
書 名:ガラスフュージング
著 者:近岡 令
仕 様:B5判、176頁
定 価:3,520円(税込)
発売日:2021年4月5日(月)
ISBN:978-4-416-52005-5
【書籍のご購入はこちら】
誠文堂新光社 書籍紹介ページ:https://www.seibundo-shinkosha.net/book/craft/57279/
【書籍に関するお問い合わせ先】
株式会社 誠文堂新光社
〒113-0033 東京都文京区本郷3-3-11
ホームページ:https://www.seibundo-shinkosha.net/
フェイスブック:https://www.facebook.com/seibundoshinkosha/
ツイッター:https://twitter.com/seibundo_hanbai
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザーログイン既に登録済みの方はこちら
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像