ネットワーク運用と空間デザインを刷新する高速・低遅延で安定性の高いWi-Fi 7対応モデル ヤマハ 無線LANアクセスポイント『WLX333』『WLX232』
ヤマハ株式会社(以下、当社)は、高速化・低遅延化に加え、混雑環境下でも安定した通信を実現する最新の無線通信規格Wi-Fi 7(IEEE 802.11be)に対応した無線LANアクセスポイント(以下、無線AP)『WLX333』『WLX232』を2026年7月に発売します。

近年、クラウドサービスやオンライン会議、動画コンテンツの利用拡大に伴う無線LANトラフィックの増大により、通信の安定性や低遅延へのニーズが急速に高まっています。
今回発売する『WLX333』『WLX232』は、Wi-Fi 7(IEEE 802.11be)に対応した無線APのハイグレードモデルです。オフィスや教育機関、医療機関など多様な現場において、円滑に業務を遂行するための快適な無線LAN環境を提供します。
『WLX333』は10GbEポートを搭載したパフォーマンスモデルで、
高密度環境や大容量通信が求められるシーンに最適です。『WLX232』は2.5GbEポート搭載のスタンダードモデルで、中規模オフィスや一般的な業務用途に適しています。また、ネットワーク運用をよりやさしくする新しい無線LAN運用支援ツール 「Wellness OnStage(ウェルネス オンステージ)」を搭載しました。機器の状態ではなく業務への影響を起点とした新しいユーザーインターフェースにより、現場のIT担当者でも状況を理解しやすく、トラブル時の一次判断や初期対応を支援します。これにより、現場とSIer(システムインテグレーター)がそれぞれの役割を発揮できる、新しい無線LAN運用を実現します。さらに、無線APを「隠したい設備」ではなく、現代的な空間デザインの一部でもある「空間の価値を高める存在」として設計しました。無線性能を最大化するアンテナ配置と内部構造、外観デザインを一体で設計し、機能性と空間調和の両立を図っています。カラーバリエーションはブラックスケルトンモデルとホワイトモデルの2種類を用意し、設置環境に応じて選択可能です。

|
品名 |
品番 |
希望小売価格 |
発売時期 |
|
無線LAN アクセスポイント |
WLX333 B/W |
237,600円(税抜216,000円) |
7月 |
|
無線LAN アクセスポイント |
WLX232 B/W |
190,300円(税抜173,000円) |
7月 |
|
電源アダプター |
YPS-12V4A |
12,100円(税抜 11,000円) |
6月下旬 |
※品番末尾のBはブラック(スケルトン)、Wはホワイトを表します。
※「YPS-12V4A」は「YPS-12V3A」との互換性を持つ関連オプションです。
概要
-
Wi-Fi 7がもたらす、次世代の無線LAN体験
-
ネットワーク運用をもっとやさしく —— 新しい無線LAN運用支援ツール「Wellness OnStage」
-
空間と調和する新しいデザインとカラーバリエーション
-
Wi-Fi 7を現場で活かす、ALLヤマハのトータルソリューション
主な特長
1.Wi-Fi 7がもたらす、次世代の無線LAN体験
『WLX333』『WLX232』は、最新の無線通信規格Wi-Fi 7に対応し、2.4GHz帯・5GHz帯に加えて干渉の少ない6GHzの周波数帯も利用できるため、混雑環境下でも安定した通信が可能です。また、複数の周波数帯を同時に利用するMLO(Multi-Link Operation)に対応し、通信状況に応じて最適な経路を柔軟に使い分けることで、通信の遅延や途切れを抑え、オンライン会議やクラウド利用時の快適性を向上させます。さらに、電波干渉のあるチャンネルを避けて効率的に通信を行うPreamble Puncturingに対応。これにより、一部に干渉がある環境でもチャンネル全体を無駄にすることなく活用でき、実効スループットが向上しました。加えて、一度に送信できるデータ量が多く、より高速なデータ通信を実現する効率的なデータ変調方式の4K QAM(4096QAM)により、多数の端末が接続されるオフィスや教育機関、来訪者向けWi-Fiを提供する店舗・施設などで、混雑時でも快適な通信環境を維持しやすく、業務利用の安定性が向上します。


2モデルともバンド構成やストリーム数などの無線性能が異なるため、それぞれの用途に適したモデル選択が可能です。また、従来モデルと同様に、多数の端末が接続される環境において、無線AP間で接続端末を適切に分散することで、特定の無線APへの負荷集中を抑制する端末分散の仕組みも搭載しています。これにより、高密度環境においても安定した通信品質を維持しやすく、現場のトラブル発生を未然に防ぎます。
より高度な通信性能が求められる環境に対応する『WLX333』『WLX232』は、既存のWi-Fi 6/6E対応無線APとあわせて展開することで、導入環境や要件に応じた幅広い選択肢を提供可能です。

2.ネットワーク運用をもっとやさしく —— 新しい無線LAN運用支援ツール「Wellness OnStage」
クラウド活用やオンライン会議、動画コンテンツの利用拡大により、無線LANは現場の業務を支える重要な基盤となっています。一方で、トラブル発生時には「何が起きているかが分からない」「どこから確認すべきか判断できない」といった課題が生じやすく、専門用語が並ぶ管理画面の前で対応に苦慮するケースも少なくありません。また、運用を担うSIerにとっても無線LANの障害解析は難易度が高く、原因特定や復旧までにかかる時間と工数が課題となっています。こうした課題に対し、ヤマハは、ネットワーク運用をもっとやさしくすることを目的に、従来の「無線LAN見える化ツール」を刷新し、“機器の状態”ではなく“業務への影響”を起点に状況を捉えることを重視した新しい無線LAN運用支援ツール「Wellness OnStage※」を開発しました。
本ツールでは、“機器の状態”ではなく“業務への影響”を起点に状況を捉えることを重視しています。その中核となるのが、「業務を快適に行えているか」を独自に可視化した指標「Wi-Fi快適度」です。これにより、管理者は「どこに問題があるか」ではなく「どこから対応すべきか」を直感的に把握でき、優先順位を迷うことなく判断できます。Wi-Fi快適度で特定した影響箇所を起点に、端末や無線APの状態へ段階的に状況をたどることで原因の切り分けから対処の方向性までをスムーズに把握できるため、現場担当者は専門知識に頼ることなく適切な一次判断や初期対応を行えるようになります。一方で、SIerはネットワークの利用傾向や再発要因、実際の利用状況を踏まえた分析に注力できるため、より本質的な原因特定や再発防止策の検討が可能になります。現場とSIerがそれぞれの役割を活かしながら、無線LAN運用の高度化を実現します。また、本ツールはオンプレミス型の管理機能として実装されるため、クラウドサービスを利用しない環境でも、拠点全体のWi-Fi状況を把握できます。既存環境にも導入しやすく、シンプルな運用を実現します。さらに、多拠点環境ではクラウド型のネットワーク統合管理サービス「Yamaha Network Organizer(以下、YNO)」と連携することで、拠点をまたいだ統合管理にも対応します。
本ツールは、2026年秋以降のファームウェアアップデートで対応予定です。また、対応後も運用体験の継続的な改善や機能追加を進めてまいります。
※「Wellness」には、ネットワークの運用を通じて、“業務”の安定を継続的に支え続けたいというメーカーとしての想いを表しています。「OnStage」には、現場が舞台に立ち、自ら状況を理解し、判断し、行動できる運用体験へとの意思を込めています。

3.空間と調和する新しいデザインとカラーバリエーション
近年、オフィスのフリーアドレス化や店舗における購買前体験の再評価などの働き方や空間活用の変化に伴い、空間そのものが持つ価値への関心が高まっています。特に開放感を重視したスケルトン天井のオフィスでは、ネットワーク機器を天井裏へ隠すことが難しく無線LANアクセスポイントも「見られる設備」となるため、空間と調和しながらその価値を高めるデザインが求められています。
『WLX333』『WLX232』では、設置空間に合わせて色を選べるブラックスケルトンモデルとホワイトモデルの2種類を用意しました。ブラックスケルトンモデルは、照明や配管が露出したスケルトン天井などの暗色空間へ自然になじむよう、内部構造がうっすら透ける半透明のブラック筐体を採用しています。空間の印象を損なうことなく設置できるため、設置場所の自由度や提案の幅を広げます。ホワイトモデルも、過度に白くならない色味へ調整することで、オフィスや医療機関、教育施設などの明るい空間へ自然になじむ仕上がりとしました。
また、無線性能を最大化するアンテナ配置と内部構造、外観デザインを一体で設計しています。天面には緩やかなウェーブ形状を採用し、空間へ柔らかく調和しながら、内部構造を反映した機能美のある外観を実現しました。アンテナ部に必要な厚みを確保しながら、十分な強度のある曲面を用いて薄く仕上げることで、性能要件と軽やかなフォルムを両立しています。
さらに、従来モデル「WLX323」「WLX322」とほぼ同等の重量を維持しながら、天井や壁の種類を問わない高い設置性を実現しました。縦置き設置に加え、新たにスイッチボックス設置にも対応したほか、落下防止ワイヤーを本体へ直接接続可能とすることで、安全性にも配慮しています。

4.Wi-Fi 7を現場で活かす、ALLヤマハのトータルソリューション
Wi-Fi 7の高速・低遅延性能を現場で確実に活かすには、無線側の性能だけでなく、有線側の帯域・給電・運用を含めてボトルネックを生じさせないネットワーク設計が重要です。当社では、無線APからスイッチ/ルーター/運用支援(オンプレミス・クラウド)まで含めたトータルなネットワークソリューションとして、快適で安定した無線LAN環境の構築と運用を支援します。
WLX333:Wi-Fi 7の性能をフルに引き出す オール10G構成
『WLX333』はPoE+受電に対応した10GbEポートを搭載し、当社のPoE+対応・10GbE多ポート搭載インテリジェントL2スイッチ「SWX2322P-30MC」「SWX2322P-16MT」と組み合わせることで、トライバンドに対応したWi-Fi 7の性能を効率よく上位ネットワークへ転送可能です。これにより、超高速なオール10Gネットワーク構成を実現します。特に「SWX2322P-30MC」は、装置全体で最大720Wまで給電できるため、給電容量を気にすることなく『WLX333』を最大24台収容でき、高密度環境でも余裕のあるネットワーク設計が可能です。

WLX232:既存配線を活かしてスムーズに移行できる マルチギガ構成
『WLX232』は PoE+受電に対応した2.5GbEポートを搭載し、PoE+対応・2.5GbE多ポートとアップリンク10GbEを備えた当社スマートL2スイッチ「SWX2220P-26NT」「SWX2220P-18NT」「SWX2221P-10NT」との組み合わせにより、トータルコストを抑えながらWi-Fi 7による高速化を実現します。2.5GbE接続は、既存環境で多く利用されているカテゴリー5eのLANケーブルを利用できるため、既設の配線を生かして無線LANを最新化しやすく、導入時の負担を抑えることが可能です。

構成・状態・判断をつなぐ運用体験(LANマップ × Wellness OnStage × YNO)
当社のネットワーク機器は、オンプレミス環境で確実に把握できる運用を軸に、クラウド連携によって多拠点へと拡張することで、構成から状態、判断まで一貫した運用体験を提供します。
オンプレミス環境では、当社ルーターおよびインテリジェントL2スイッチが搭載するWebアプリケーション「LANマップ」により、機器をLANケーブルで接続するだけで、配下のスイッチや無線LANアクセスポイントを含むネットワーク構成を自動的に認識して可視化します。これにより、ネットワークの“いまの構成”を常に正しく把握できます。この構成情報を土台に、「Wellness OnStage」は通信状態や影響範囲を業務視点で可視化し、トラブル発生時の一次判断や初期対応を支援します。構成と状態を切り離さずに把握できることで、初動対応の精度とスピードが向上します。
さらに、「YNO」と連携することで、これらの運用体験を多拠点環境へと展開できます。拠点ごとの差異を意識せず、ネットワークの構成把握から状態確認、運用判断までを統合的に行うことが可能になります。ヤマハは、無線AP/スイッチ/ルーター/運用支援を組み合わせたALL ヤマハのトータルネットワークソリューションにより、現場の運用負担を軽減しながら、安心して使い続けられるネットワーク環境の構築を支援していきます。

ヤマハ 企業情報サイト/ニュースリリース
https://www.yamaha.com/ja/news_release/
※文中の商品名、社名等は当社や各社の商標または登録商標です。
※このニュースリリースに掲載されている情報などは、発表日現在の情報です。
発表日以降に変更される場合もありますので、あらかじめご了承ください。
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像
