就職プロセス調査 (2022年卒)「2021年6月12日時点 内定状況」就職内定率は74.1%で前年同月差+8.8ポイント 内定取得有無で選考段階に差
株式会社リクルート(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:北村 吉弘)のよりよい就職・採用のあり方を追究するための研究機関・就職みらい研究所(所長:増本 全)は、就職みらい研究所学生調査モニターの大学生・大学院生を対象に「就職プロセス調査」を実施いたしました。このたび調査結果がまとまりましたので、一部を抜粋してご報告申し上げます。
内定未取得者の活動率は高く、今後も一昨年ペースでの推移が予測される
6月12日時点の大学生(大学院生除く)の就職内定率※1は、74.1%(+8.8ポイント)※2となり、6月1日時点から5.6ポイント増加しました。6月になり企業の内定出しは引き続き進んでいる様子がうかがえます。一方、現時点で内定未取得の学生からは焦りの声も聞かれます。
内定取得有無で各活動の実施率を比べると違いが見えてきました。6月1日~12日までの活動を見ると特に「エントリーシートなどの書類を提出した」「適性検査や筆記試験を受けた」「個別企業の説明会・セミナーのうち、Web上で開催されるものに参加した」など選考の初期段階において内定未取得者の方がより活動していることが分かります。追加募集に応募したり、新たな企業選びを行う様子から、選考の初期段階にいる内定未取得者については、6月の後半から7月にかけて面接や内定取得が進んでいくと考えられます。
今年は、前年と比べても学校内外での対面のイベントが実施されていたり、キャリアセンターが開いていたりとそれらの活用も進んでいます。まだまだ採用予定数を満たしておらず採用を継続する企業は多数あります。周囲の支援やサービスも活用しながら進路選びを進めてほしいと考えています。企業には、まだまだ迷い悩んでいる学生に対して、納得感ある選択ができるよう積極的な情報開示と丁寧なコミュニケーションをお願いしたいです。
※1内々定を含む ※2 ( )内数値は前年同月差
調査概要
調査目的|大学生・大学院生における就職活動の実態を把握する
調査方法|インターネット調査
集計方法|大学生については、性別、専攻、所属大学の設置主体を基に、実際の母集団の構成比に近づけるよう、文部科学省「学校基本調査」の数値を参照し、ウェイトバック集計を行っている
2022年卒:2021年6月12日時点
調査対象|2022年卒業予定の大学生および大学院生に対して、『リクナビ2022』(※)にて調査モニターを募集し、モニターに登録した学生8,736人(内訳:大学生7,261人/大学院生1,475人)
調査期間|2021年6月12日~6月17日
集計対象|大学生 1,727人/大学院生 557人
※リクナビ:株式会社リクルートが運営している、就職活動を支援するサイト
https://job.rikunabi.com/2022/
▼詳細は下記リンクよりPDFをご覧ください
https://www.recruit.co.jp/newsroom/pressrelease/assets/20210624_hr_01.pdf
▼リクルートについて
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