【2025年の新語・流行語大賞ベスト30に選ばれた「薬膳」がテーマ】おいしいミステリー『メゾン美甘食堂』刊行＆人気料理サイト「楽天レシピ」とのコラボ企画実施！

ドラマ化された「ランチ探偵」シリーズの著者が贈る「ゆる薬膳」ミステリー、登場！

株式会社ポプラ社

2025年12月12日 11時00分

株式会社ポプラ社は、レトロなマンションの住人専用食堂を舞台にした連作ミステリー小説『メゾン美甘（みかも）食堂』（単行本）を12月10日に刊行いたします。

著者は、グルメミステリー「ランチ探偵」シリーズ（実業之日本社）が、2023年に、「ランチ合コン探偵～恋とグルメと謎解きと～」としてドラマ化された水生大海（みずきひろみ）さん。

小説内でキーパーソンである食堂の料理人・雨森涼真が提供する、「薬膳」の知識を用いたメニューは、国際中医薬膳管理師の植木もも子先生に監修いただきました。

刊行を記念して、楽天グループ株式会社が運営するレシピサイト「楽天レシピ」とのコラボも展開いたします！

書誌ページ：https://www.poplar.co.jp/book/search/result/archive/8008536.html

楽天ブックス： https://books.rakuten.co.jp/rb/18437453/

Amazon： https://amzn.to/3XGc3FO

読めば心も体も元気になれる、おいしいミステリー

駅から徒歩17分、築年数40年強のマンション・メゾン美甘に、レトロな佇まいの住人専用食堂が設けられて早三年。料理人を務めていた女性が怪我をし、代理でやって来たのは甥だという雨森涼真。

どこか謎めいた涼真は、その人の体調や悩みにあわせて、薬膳の知識を用いてメニューをアレンジしてくれるばかりか、日々の生活のなかで遭遇する謎を解明してくれるのだ――。

グルメミステリーに定評のある水生大海さんの最新作『メゾン美甘食堂』は、等身大の登場人物たちが直面する日常の謎に安楽椅子探偵、おいしいご飯描写と、水生作品の魅力がいかんなく発揮された作品。登場人物は、もともと食や健康に興味のなかった20代～30代の男女。そんな彼らが涼真の料理を通して、自らを見つめなおし、よりよく生きるための一歩を踏み出していく姿に勇気づけられます。

巻末レシピの提供・監修は、国際中医薬膳管理師の植木もも子先生！

ドラマ化された漫画のモチーフでもあり、今年の流行語にもノミネートされるなど注目を集めている「薬膳」。聞きなれない人には難しく感じられるかもしれませんが、季節ごとの旬の食材を用いて、その人の体質やその時々の体調にあわせたレシピを取り入れることで心身を整えていく、という身近な考え方です。

本書では、その薬膳の知識を用いて涼真がつくる料理が、住人たちの抱える心身のお悩みを解消するのに手を貸してくれます。巻末レシピの提供・監修をしてくださったのは、『すぐ！薬膳』（山と渓谷社）著者で管理栄養士・国際中医師・国際中医薬膳管理師の植木もも子先生。誰でも手軽に滋味深い味わいの料理を作ることができます。

■目次

プロローグ

第一話　増本優の場合～胃腸の不調をやわらげるひとり鍋のおかゆ

第二話　阪本龍平の場合～二日酔いにおすすめの白菜のクリーム煮

第三話　武内咲楽の場合～美肌をもたらす鶏団子のスープ

第四話　福家柚葉の場合～ストレスを解消する薬膳スイーツ

エピローグ

巻末付録　メゾン美甘食堂のレシピ

「楽天レシピ」とのコラボ企画展開中！　心身が整う「ゆる薬膳レシピ」５選

刊行に際し、人気レシピサイト「楽天レシピ」とのコラボ企画が実現！　胃の不調、二日酔い、美肌、ストレス……登場人物たちのさまざまなお悩みを解消するメニューとして作中で紹介された５つの料理を、「メゾン美甘食堂」公式ファンページと特集記事にて公開します。

＊作品内で作られるレシピは「楽天レシピ」サイト内の「メゾン美甘食堂」公式ファンページ、特集記事は「楽天レシピ」が提供する食に関するマガジン「デイリシャス」ページにて公開します。

◆「メゾン美甘食堂」公式ファンページURL：

https://recipe.rakuten.co.jp/official/maisonmikamo/

◆2025年12月12日（金）公開

国際中医薬膳管理師・植木もも子先生監修！　心身が整う「ゆる薬膳レシピ」

https://recipe.rakuten.co.jp/news/article/2895/

「楽天レシピ」について

概要：ユーザー投稿型のレシピサイトです。ユーザーは人気レシピのランキング検索や無制限のお気に入り登録機能を無料で使えるほか、「つくったよレポート」の投稿で「楽天ポイント」を獲得することができます。

URL： https://recipe.rakuten.co.jp/

あの「懐かしのグラス」が作中に登場！

登場人物たちに「渋お洒落」「レトロ喫茶みたい」と評されるメゾン美甘食堂。そこに並ぶ花や風船の絵をあしらった味わいのあるガラスのコップは、ガラス食器メーカー・石塚硝子株式会社が昭和時代に生産し、多くの家庭で愛されたグラス「アデリア」のヴィンテージグラスという設定です。

プリントグラスは長らく廃番となっていましたが、2018年に復刻版「アデリアレトロ」が発売され、累計170万個を突破する（2025年10月時点）など、人気を博しています。

カバーイラストに昭和時代のアデリアを登場させるにあたり、石塚硝子株式会社のグループ会社で「アデリアレトロ」発売元のアデリア株式会社より、当時のカタログ資料をご提供いただくなどのお力添えのもと、ヴィンテージグラスのたたずまいを表現しました。

石塚硝子株式会社HP：https://www.ishizuka.co.jp/

アデリア株式会社HP：https://aderia.jp/

著者プロフィール

水生大海（みずき・ひろみ）

三重県生まれ。漫画家を経て、2005年、チュンソフト小説大賞銅賞受賞。08年『少女たちの羅針盤』(旧題「罪人いずくにか」)が島田荘司選第1回ばらのまち福山ミステリー文学新人賞優秀作に選ばれ、翌年デビュー。14年、「五度目の春のヒヨコ」(『エール！２』／『ひよっこ社労士のヒナコ』所収)が、25年、「あの日、キャンプ場で」（『その嘘を、なかったことには』所収）が、日本推理作家協会賞(短編部門)の候補となる。他の著書に、ドラマ化されたグルメミステリー「ランチ探偵」シリーズのほか、「まねき猫事件ノート」シリーズ、『ノゾミくん、こっちにおいで』『最後のページをめくるまで』『あなたが選ぶ結末は』『マザー／コンプレックス』『救世主』など多数。

書籍情報