【京都 蔦屋書店】キム・ソンウの個展「The Dodo's Library」を11月21日(土)より開催。自身が出会った本や音楽をテーマにした絵画と、京都で初挑戦した陶芸作品を発表。

カルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社(CCCアートラボ)

《Your Stars, My Stars, Our Constellations》130×130cm、gouache on canvas、2026

京都 蔦屋書店(京都市下京区 京都髙島屋 S.C.[T8]5F・6F)では、キム・ソンウの個展「The Dodo's Library」を2026年11月21日(土)~12月9日(水)の期間、京都 蔦屋書店 エキシビションスペースにて開催します。

特集ページ|https://store.tsite.jp/kyoto/event/t-site/57715-0937151028.html

概要

韓国生まれの現代アーティスト、キム・ソンウは、絶滅した鳥「ドードー」をモチーフに、現代社会を生きる私たちが知らず知らずのうちに手放している夢や可能性を重ね合わせ、失われつつある個々の感覚や自由へのまなざしを表現してきました。 本展「The Dodo's Library」では、作家がこれまでの人生で親しみ、自身のものの見方や価値観を育んできた本や音楽をテーマに、新作を発表します。

本棚に並ぶ本の背表紙を思わせる、特注の縦長キャンバスを用いた絵画作品は、読書や音楽体験を経て作家の心に残り続けた印象や感覚を絵画として表現した意欲作です。さらに本展に向けて、作家が京都に滞在して約1か月間陶芸を学び、初めて制作した陶芸作品も発表します。土や火の「予測できなさ」と向き合うなかで見出した新たな感覚や表現への探求を、絵画作品とあわせて紹介します。

《Stars, Moon, Forest, Deep Mountains, and the Coming Dawn》162.2×130.3cm、gouache on canvas、2026
《류이치 사카모토 Ryuichi Sakamoto》50×12cm、gouache on canvas、2026

アーティストステートメント

The Dodo's Library『ドードーの書斎』

「一人の本棚を見れば、その人の人生がわかる」と言われることがあります。読書が好きな私は、ときどきこんなことを考えます。もし私がこの世を去ったあと、私のことをまったく知らない誰かが私の書斎を見つけたとしたら、その人は私について何を知るのだろうか、と。もしかすると、長年私と親しく付き合い、言葉を交わしてきた人と同じくらい、いや、それ以上に私のことを知ることになるかもしれません。京都 蔦屋書店での展覧会を準備するなかで、これまで好きだった本や音楽を一つひとつ書き出してみました。そうして並べてみると、そのリストはまるで、これまで歩んできた人生の地図のようでした。ある本は未知の世界を想像させ、ある一節は慣れ親しんだ場所から踏み出す勇気を与え、ある音楽は言葉にできなかった感情を呼び覚ましてくれました。

今回の展覧会で発表する縦長のキャンバス作品は、本棚に並ぶ本の背表紙を思わせるよう、特別に注文して制作したものです。着想の源には、リチャード・バックの『かもめのジョナサン』のように長年愛読してきた本もあれば、坂本龍一の音楽のように、いつ聴いても新たな余韻を残してくれるものもあります。ただし、本の物語をそのまま描いたり、音楽を視覚的に再現しようとしたわけではありません。本を閉じ、音楽が鳴りやんだあとも、自分のなかに長く残り続けていた感情や思考を、私が長年描き続けてきたドードーの世界へと移し替えてみました。ですから、これらの作品は挿絵や解説というよりも、私が読んだもの、聴いたものが自分の内面を通り抜けたあとに残した痕跡に近いものです。

ドードーは、かつて空を飛んでいた鳥でした。モーリシャス島という小さな楽園で、天敵も危険もない環境のなか、少しずつ翼を使うことを忘れ、やがて人間の到来とともに永遠に姿を消してしまいました。慣れ親しんだ環境のなかで、自らの感覚や可能性を失ってしまったこの鳥の物語は、私にはいつも、私たち自身の物語のように思えました。好きな本を選び、心惹かれる音楽に耳を傾け、なぜそれらに惹かれるのかを考えてみること。私は、そうした行為こそが、自分だけの感覚や人生の方向を見失わないために欠かせないものだと思っています。

展覧会の準備にあたり、京都で一か月間陶芸を学んだのも、同じ思いからでした。絵画は長年繰り返し取り組み、慣れ親しんできた表現言語ですが、陶芸はすべてを一から学ばなければならない未知の世界でした。土も火も思いどおりには動いてくれませんでしたが、その予測できなさのおかげで、慣れた方法だけでは出会えなかった新しい感覚を発見することができました。

本や音楽が私の好みや考えを語るための媒介だとすれば、陶芸を通しては、私自身の生き方そのものを示したかったのです。この書斎に集められた作品たちは、これまでの私を形づくってきたもののリストであると同時に、これからの旅のために見上げる星座でもあります。

Kim Sunwoo(キム・ソンウ)

《A Vessel for Courage》14×17×11cm、clay, glaze, underglaze blue, gold、2026

作品販売について

展示作品は、会場にて11月20日(金)18:00より11月25日(水)20:00までエントリー制にて販売します。 11月27日(金)11:00より未エントリー作品について、先着販売します。 

※プレセールスの状況により会期開始前に販売が終了することがあります。

アーティストプロフィール

キム・ソンウ(Kim Sunwoo)

キム・ソンウ(1988年、韓国生まれ)は、東国大学校で西洋画を専攻し、ドードーをモチーフに現代人の夢や可能性を描き出す独自の視覚言語で注目を集めている。2014年より本格的に作家活動を開始し、これまで国内外で数多くの個展やグループ展、プロジェクトに参加するなど、精力的に活動を続けている。2022年には、作品《モーリシャス島の日曜日の午後》がソウルオークションにおいて1億1,500万ウォンで落札され、広く一般にもその名を知られるようになった。その後も、主要な美術機関や著名なコレクターによる継続的な作品収蔵を通じて、芸術的価値への評価を高めている。

●主な個展

2026年 「Panta Rhei – The Eternal Voyager」Tang Contemporary Art(シンガポール)

2025年 「Beyond the Map」Soka Art(台北)

2025年 「Omnibus of Dodos」銀座 蔦屋書店(東京)

2025年 「A Note Left in the In-Between」Seobo Artspace(済州)

2024年 「Dance, Flowing Waves, Drifting Hearts, and Dreaming Journeys」Gangneung Museum of Art(江陵)

2022年 「Paradise」Gana Art Center(ソウル)   

その他、グループ展、アートフェア出展多数   

●主なプロジェクト・コラボレーション

2026年 Kiwoom Securities「Kiwoom Run」キービジュアル

2026年 CJ ONSTYLE「de verota」アパレルコラボレーション

2025年 Lotte Wellfood「Ghana Chocolate」パッケージコラボレーション

2024年 Seoul Light DDP(Seoul Design Foundation)

2024年 Starbucks アートコラボレーション

2023年 BVLGARI「Serpenti Bag」コラボレーション

2022年 LG Electronics「PuriCare 空気清浄機」コラボレーション 

展覧会詳細                                     

キム・ソンウ「The Dodo's Library」

会期|2026年11月21日(土)~12月9日(水)

時間|11:00~20:00 ※最終日のみ18:00閉場

会場|京都 蔦屋書店 エキシビションスペース

主催|京都 蔦屋書店

入場|無料

お問い合わせ|075-606-4525(営業時間内)

オープニングレセプション|11月20日(金)18:00~20:00 ※どなたでもご参加いただけます。

特集ページ|https://store.tsite.jp/kyoto/event/t-site/57715-0937151028.html

京都 蔦屋書店

京都 蔦屋書店

京都髙島屋S.C.[T8]5・6階に位置する京都 蔦屋書店は、全フロアを通じてアートと⽂化の「伝統と最先端」が共振する場です。芸術分野を広く取り扱う約6万冊の書籍と、⽇常のアートピースとなるような⽂具・⼯芸品のほか、フロア内に点在するアートスペースでは、注⽬の現代アート作品を展⽰。店頭と合わせてECサイトでもご案内いたします。約120席あるSHARE LOUNGEでは、カフェや仕事場、イベントスペースとして、居⼼地の良い空間を提供します。

住所|〒600-8002 京都府京都市下京区四条通寺町東⼊⼆丁⽬御旅町35 京都髙島屋S.C.[T8]5・6階
電話番号|075-606-4525
営業時間|10:30〜20:00
※6Fシェアラウンジのみ、8:00~22:00
HP|https://store.tsite.jp/kyoto/
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TTC LIFESTYLE株式会社

TTC LIFESTYLE株式会社は、カルチュア・コンビニエンス・クラブ、髙島屋、東神開発が設⽴したアート販売における相互チャネルの活⽤、ライフスタイルコンテンツを提案する店舗の出店・運営を⾏う合弁会社です。3社の強みである「ライフスタイルや⽂化の発信・提案」に関わる合弁事業を⾏うことで、シナジーの最⼤化を⽬ざします。また、アート分野の市場開拓に取り組むとともに、魅⼒的なコンテンツの提案を通じてアートシーンの活性化および、お客様のより豊かなライフスタイルの実現に貢献してまいります。

CCCアートラボ

CCCアートラボは、企画会社カルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社の中で「アートがある生活」の提案をする企画集団です。わたしたちは「アートがある生活」の提案を通じて、アートを身近にし、誰かの人生をより幸せにすること、より良い社会をつくることに貢献したいと考えています。これまで行ってきた、店舗企画やアートメディア、商品開発やイベントプロデュースなど、長年の実業経験を通して培った知見をもとに、わたしたちだからできるアプローチで企画提案をします。
https://www.ccc-artlab.jp/

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会社概要

URL
https://www.ccc-artlab.jp/
業種
商業(卸売業、小売業)
本社所在地
神奈川県横浜市西区みなとみらい三丁目3番3号 横浜コネクトスクエア14階
電話番号
045-522-8159
代表者名
髙橋 誉則
上場
未上場
資本金
-
設立
2018年05月