大切な存在を失うことで生じてしまう仕事への支障 「経験がある」38.8%
影響を受けた大切な存在「親」66.7%/不安・気がかり「費用、お金」「手続き」47.5% ~既婚女性にしゅふJOB総研調査~
仕事と家庭の両立を希望する主婦・主夫層の実情や本音を探る調査機関『しゅふJOB総研』(運営会社:株式会社ビースタイル ホールディングス 本社:東京都新宿区、代表取締役:三原邦彦)は、『大切な存在の喪失と仕事への影響』をテーマに就労志向の既婚女性にアンケート調査を行いましたので以下にご報告します。(有効回答数:278件 ※任意による回答者のみ)
■調査結果概要
1.家族など大切な存在が亡くなって仕事に支障をきたした経験「ある」38.8%
2.亡くして仕事に支障をきたした大切な存在「親」66.7%、「子ども」7.4%
3.不安・気がかりに感じたこと「費用、お金」47.5%、「手続き」47.5%
4.フリーコメントより
1.家族など大切な存在が亡くなって仕事に支障をきたした経験「ある」38.8%

2.亡くして仕事に支障をきたした大切な存在「親」66.7%、「子ども」7.4%

3.不安・気がかりに感じたこと「費用、お金」47.5%、「手続き」47.5%

4.フリーコメントより
◇フリーコメントより抜粋(年代:就業形態)
・集中力が欠けて、仕事にならない。電話などの強い口調でも、涙が流れる等。働ける状況にはない。希望者には、忌引きは10日くらいは有休とは別に設けるべき(50代:今は働いていない)
・亡くしてすぐは気も張ってるが、時間が経過して、悲しみが襲ってくることもある。友人を亡くしたとき仕事中に思い出し、ロッカールームで隠れて泣いたことがある。親を亡くしたときは求職中だったが、手続きに時間を取られ、仕事探しを中断した(60代:今は働いていない)
・身近な人を亡くしたことで精神的なつらさと雑事の多さがあったが、仕事は休暇をとったり、曜日をずらしたりできたので、あまり足かせにはならなかった。むしろ仕事で集中する時間を作ることで、気持ちの切り替えにつながった(50代:派遣社員)
・母が亡くなった時、声が出なくなり、アナウンサーの仕事を辞めた。影響はすごく大きかった(70代:今は働いていない)
・一旦、無気力になる。葬儀後落ち着いてきて現実に引き戻されて日常を送る(40代:パート/アルバイト)
・身内に限らず、身近な人との別れは精神的にダメージが大きいと思う。企業によって〇親等までしか忌引きを認めない、などとあるが、例えば親代わりに育ててくれたなど証明できる人なら、忌引きなど心を休める期間を設けてもいいのではないかと思う(60代:パート/アルバイト)
・突然の死だったため、仕事ができなくなりました(50代:今は働いていない)
・会社の上司、同僚の協力により、支障をきたすことはほとんどなかったです。また、亡くなる前に準備をしておいたので問題がなかったです(60代:今は働いていない)
・親が亡くなったことは辛い経験ですが、仕事をすることによって、悲しいながらもその悲しみを一旦考えないように脇に置く、という対処方法に気づけたことは良かったと思います。もし、仕事がなかったら、深い悲しみの穴から抜け出せなかったのではないかと感じました(50代:パート/アルバイト)
・ただ単純に辛いので集中できなかった。忌引き休暇も7日あったが、バタバタとし、結局仕事にきて思い出し泣くという感じ(40代:今は働いていない)
・あまりにもショックで、仕事のミスが増えた(60代:今は働いていない)
・小学生から一緒に過ごしてきたペットが亡くなった時に、悲しくて仕事に集中ができなかった。気持ちの切り替えに時間がかかった。ぽっかりと気持ちに穴が空いてしまって、仕事が手につかなかった(20代:パート/アルバイト)
・アルバイトでしたが遠方だったので長期お休みをしたところ、了解してもらえていたはすが文句を言われた(50代:今は働いていない)
・葬儀後の親の土地などの相続手続きに時間がかかった。司法書士や税理士など、誰に相談しようか検索したり、市役所へ出向いたり、平日に休みを取ったり、兄弟で時間を合わせるのが大変だった。相続登記などの料金も高いのか安いのか全然わからず、時間に追われ疲弊した(50代:フリー/自営業)
・就業中に実父が急死した。手続きは何も分からないところから調べながら行なった。自分の職場では上司が休ませてくれたが、他の部署で祖父母の葬儀に出られなかったと聞いた(30代:パート/アルバイト)
・具合が悪くなった時に有給を使い果たし、亡くなった時休んだら忌引き以外は欠勤となり生活が苦しくなった事がある。死亡後手続きが多すぎて困った(60代:今は働いていない)
・配偶者や子供など、距離が近いほど復帰するのは難しいと思う。自分の場合は通常の業務ができるようになるイメージがわかない(30代:フリー/自営業)
・単純なミスや失念する事が多かった。集中力が落ちていたのか何度も確認したつもりでもミスが増えていた(60代:パート/アルバイト)
・死産は精神的不安定さがのこった。2カ月のお休みでは足りないと思った(30代:派遣社員)
■しゅふJOB総研 研究顧問 川上敬太郎より
家事に育児、介護など、人は様々な人たちと互いに支えあい影響を与えあいながら生活を送り仕事をしている一方で、死に直面してしまうことによって影響を受けることもあります。任意回答にて就労志向の既婚女性に「家族など大切な存在が亡くなったことで、仕事に支障をきたしてしまったご経験はありますか」と尋ねたところ、38.8%が「ある」と回答しました。大切な存在を失ってしまったことによる悲しみや辛さの影響を多くの人が受けていることが伺えます。「ある」と回答した人に「亡くしたことで仕事に支障をきたしてしまうほど影響を受けた存在として当てはまる方をお教えください」と尋ねると最も多かったのは、生まれた時から最も身近でかけがえのない存在である「親」で66.7%でした。
また「大切な存在を亡くした際、事前に知っておきたかったことや不安・気がかりに感じたことがあればお教えください」との質問には、「費用、お金に関すること」と答えた人と「亡くなった後の手続きの流れ」と答えた人がともに47.5%、「葬儀や供養の選択肢」34.7%と続きました。大切な存在だからこそ失うことをあらかじめ想定などしておきたくないという思いもあれば、突然のことで準備する間もないという場合などもあるように思います。フリーコメントには、実体験にもとづく声が多数寄せられました。身内についてはもちろんのこと、家族の一員として共に過ごしたペットが亡くなったことに大きな喪失感を覚える方もいるなど影響を受ける対象は人によって様々です。誰もが突然大切な存在を失う可能性があり、また自らが誰かの大切な存在でもあり得ます。ご夫婦はもちろん、周囲にいる人が互いの気持ちに寄り添う姿勢は生活の中でも職場においても常日ごろから大切なことなのだと思います。
しゅふJOB総研 研究顧問 川上敬太郎 プロフィール
1973年三重県津市生まれ。愛知大学文学部卒業後、大手人材サービス企業管理職、業界専門誌『月刊人材ビジネス』営業推進部部長 兼編集委員などを経て、2010年に株式会社ビースタイル(当時)入社。翌年、調査機関『しゅふJOB総合研究所』を起ち上げ所長就任。これまでに、仕事と家庭の両立を希望する主婦・主夫層を中心にのべ50000人以上の声を調査・分析し、300本以上のレポートを配信。2021年に独立し現職の他、ワークスタイル研究家として解説記事の執筆・講演、広報ブランディング活動のアドバイザリーなどに携わる。

解説記事の執筆・講演、広報ブランディング活動のアドバイザリーなどに携わる。
実務経験分野は、人材派遣・紹介・アウトソーシングなど人材サービス事業に20年以上従事し、役員・管理職として営業や新規事業の立ち上げ、広報ブランディング、経営企画、人事など事業現場の最前線から管理部門まで管轄するなど多岐にわたる。人材マネジメントから法規制まで、雇用労働分野の幅広いテーマについて多数のメディア出演などを通して意見提言を行う。男女の双子を含む4児の父で兼業主夫。
Facebookページ:『ヒトラボ』編集長(2011年~)/Facebookグループ:『人材サービスの公益的発展を考える会』主宰(2016年~)/すばる審査評価機構株式会社 非常勤監査役/日本労務学会員
◇委員等 厚生労働省 委託事業検討会委員
民間人材サービス活用検討事業「民間人材サービス事業者のノウハウを活用した女性の復職
促進検討会」(平成29~30年度)
労働者等のキャリア形成・生産性向上に資する教育訓練開発プロジェクト事業「プログラ
ム検討委員会」(平成29~31年度)
日本人材派遣協会 派遣事業運営支援部会員(平成20~21年、24年)、内閣府 規制改革会
議雇用WG勉強会(平成26年)など
◇メディア出演 NHK『あさイチ』解説、テレビ朝日『ビートたけしのTVタックル』パネラー、
フジテレビ『みんなのニュース:ふかぼり』解説などのテレビ出演の他、
ラジオ・新聞・雑誌・ビジネス系ウェブメディアなどでコメント多数
◇執筆・その他 ITメディア連載『働き方の見取り図』/JBpress連載『ワークスタイルの行方』他、
日本経済新聞、日経MJ、時事通信、BUSINESS INSIDER JAPAN、プレジデントオン
ライン、J-CASTニュースBizなど執筆・寄稿記事多数。大学や地方自治体、男女共同
参画センターなどでの講演、パネルディスカッションのモデレーターも務める
■調査概要
調査手法:インターネットリサーチ(無記名式)
有効回答者数:334名(※)
調査実施日:2026年3月16日(月)~2026年3月31日(火)まで
調査対象者:ビースタイル スマートキャリア登録者/求人サイト『しゅふJOB』登録者
※家周りの仕事に関する属性質問にて「同居家族はいるが主に自分が担当」または「同居家族と自分で概ね平等に担当」のいずれかを選択した人のうち任意回答者のみを集計。
※当リリースに関して、研究顧問 川上へのインタビューのご要望があれば広報までご連絡ください(ビースタイルホールディングス 広報 pr@b-style.net)
<しゅふJOB総研について>
「結婚・出産などのライフイベントに関わらず、もっと多くの女性が活躍できる社会をつくりたい」
そんな志から始まった2011年設立の研究所です。ライフスタイルと仕事の望ましいバランスに対する社会の理解を高め、女性のみならず誰もが働きやすい職場をより多くつくっていくために、定期的なアンケート等の調査を実施し結果を社会に発信しています。
※過去の調査結果はこちら⇒https://www.bstylegroup.co.jp/news/shufu-job/
※しゅふJOB総研は、東京大学SSJDAに過去の調査データを寄託しています⇒http://bit.ly/2n8jHIJ

<ビースタイルグループについて>
『時代に合わせた価値を創造する』という存在意義 -PURPOSE- のもと、その時代の社会問題や人々の不便を革新的な事業によって解決しようと取り組んでいます。創業以来、しゅふの雇用をのべ20万人以上創出してきた「しゅふJOB」や多様な働き方×ハイキャリアを実現する「スマートキャリア」など人材サービス事業を主軸に、業務自動化支援にも取り組み、目指す未来 -VISION- 『かかわる全ての人がしあわせ』を実現してまいります。

このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像
