多様性・3R・服の一生 学生企画で伝えるサステナブルファッション
「ファッションとサステナビリティ」プロジェクト成果を発信
千葉大学環境ISO学生委員会(以下、学生委員会)は、株式会社ZOZO(以下、ZOZO)と連携し、2022年度より「ファッションとサステナビリティ」をテーマとした協働プロジェクトを実施しています。2026年3月30日(月)、ZOZO本社において2025年度の活動報告会を開催しました。
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2025年度の取り組み概要
本プロジェクトは、2025年11月11日に実施したオリエンテーションからスタートしました。25年度のプロジェクトメンバー22名のうち、当日は16名の学生がZOZO本社屋を訪問し、会社見学および事業説明を受けた後、プロジェクトの趣旨を共有しました。
その後、「ファッションとサステナビリティ」をテーマにブレインストーミングを行い、学生が日常生活の中で感じている課題や疑問、社会に伝えたいメッセージについて活発な議論を行いました。



議論をもとに、25年度に取り組む以下の3つのテーマが設定されました。
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多様性
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3R(リデュース・リユース・リサイクル)
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ファッションの裏側(洋服の一生)
各班は企画の準備を進め、2026年2月15日(日)に学生委員会が開催した「Chiba Winter Fes 2026」において、来場者に向けて成果を発信しました。本プロジェクトブースへの来場者は430人を超え、入場列ができるほどの大盛況となりました。
各企画の内容
● ファッション × 多様性
世界各国のファッションの歴史や特徴を写真とともに紹介し、文化的背景や価値観の違いを学ぶ展示を実施しました。顔はめパネルを設置し、来場者が楽しみながら参加できる体験型企画としました。
また、千葉大学教育学部附属特別支援学校と連携し、障がいのある方が制作した藍染作品やアクセサリー、帽子を展示。ZOZOTOWNの商品ページを模した紹介パネルとともに掲示しました。さらに、来場者から制作者へのメッセージを募集し、70名以上の方に手書きの感想を書いていただきました。これを、後日、特別支援学校の方に届けることができ、ファッションを通じた多様性理解と人とのつながりを促進しました。




● ファッション×3R
古着や野菜染めのハギレを活用したデザイナー体験ワークショップを実施しました。参加者は素材を自由に組み合わせ、オリジナルの服をデザインしました。子どもを中心に約140組が参加してくれました。
あわせて、服の素材や野菜染めの仕組みを紹介するパネル展示も行い、「リユース」や「アップサイクル」といった概念を体験的に学べる機会を提供しました。


● ファッション × 裏側(洋服の一生)

洋服が原料生産から製造、流通、販売を経て消費者の手元に届き、その後どのような道をたどるのかを学ぶスタンプラリー(クイズラリー)を実施しました。
来場者は各工程に対応したブースを巡りながらクイズに挑戦し、楽しみながら衣服の背景への理解を深めました。全問正解者には景品を配布し、参加意欲を高める工夫も行いました。
活動報告会の実施
2026年3月30日(月)、ZOZO本社において2025年度の活動報告会を開催しました。学生はプロジェクトの取り組み成果を発表し、意見交換を行いました。
今年度のプロジェクトには22名が参加し、企画の実施に大きく貢献した15名にはZOZOより修了証が授与されました。



2025年度プロジェクト担当者の声
●学生チームの統括
法政経学部 2年(2025年度) 齋藤優真
本年度の当プロジェクトは後期集中型にしたため、メンバーがモチベーションを維持しやすいという反面、2月のChiba Winter Fesに向けた企画を実施するため、準備を急いで進めなければならず、不安もありました。
しかし、各班のリーダーを中心にメンバー同士で協力しながら様々な企画を立案し、Chiba Winter Fes当日は万全の準備を整えた状態で迎えることができました。
衣服ができるまでの裏側や、多種多様なファッションの形、またファッションにおける3Rの大切さなど、普段あまり目を向けられない内容について、楽しみながら学んでいただけるワークショップを実施できたと思います。
本番に向けて様々なご協力をしてくださったZOZOの関係者の皆様には、心より感謝しております。
今回の活動を通して、来場者の方々がファッションとサステナビリティに興味を持ったり、新しいことを知るきっかけになっていれば幸いです。
●ZOZOの担当者
ZOZO CI本部 ソーシャルフレンドシップ部 鹿子聡美様
千葉大学との協同プロジェクトでは、学生の主体性を尊重しながら、挑戦と実践の機会を提供することを大切にしています。今年度は「Chiba Winter Fes」に向け、学生自身が企画を立案し、それぞれのグループがワークショップやパネル展示を通じて成果を発信しました。多くの来場者に活動を届けるとともに、学生の創造力や行動力が存分に発揮される場となりました。加えて、企画立案から実行までのプロセスを通じて、課題解決力やチームでの協働力も育まれました。伴走する中で私たちも多くの学びを得ており、今後も双方にとって価値ある機会となるよう継続的に支援してまいります。さらに、本取り組みを通じて得られた経験が、学生一人ひとりの今後の挑戦や成長につながることを期待しています。
今後の展望
本プロジェクトを通じて、学生はファッションとサステナビリティの関係を多角的に捉え、社会課題を自分事として考える力を育んできました。今後も千葉大学では、企業との連携を通じた実践的な学びの機会を創出し、持続可能な社会の実現に貢献してまいります。
本件に関するお問い合わせ
国立大学法人千葉大学 環境ISO事務局
メール:kankyo-iso(アットマーク)office.chiba-u.jp
TEL:043-290-3572
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