【アーツカウンシル東京】民間とのパートナーシップと、無理しない評価について考える、自治体職員向けの2日連続講座。参加者募集開始!

札幌・鳥取・東京の事例をもとに、新たな視点で地域課題にアプローチする手法を知る

公益財団法人東京都歴史文化財団

公益財団法人東京都歴史文化財団 アーツカウンシル東京は、東京都とともに、区市町村やNPOなど、地域社会を担う多様な主体と連携し、「アートとちいきプロジェクト」(事業名称:地域で芸術文化に親しめる環境創出事業)を展開しています。この取り組みの一環として、自治体職員および自治体文化団体職員を対象に、地域における芸術文化振興の推進に必要な知見や実践事例を学ぶ、地域連携講座を開催します。

アートとちいきプロジェクト 地域連携講座
「文化事業のための無理しない評価~事業構築のプロセスから考える」

近年、各地でさまざまなアートプロジェクトが実施されるようになり、地域での芸術文化活動がさらに広がっています。多様な分野を横断し、人々の暮らしに変化を生み出すこのような取り組みをさらに広げていくためには、今後どういった考え方が必要になるのでしょうか?

今回の講座では、2つのポイントで議論を進めます。

1つ目は、行政と民間の多様な主体がパートナーシップを組み、文化事業に取り組むことの可能性とその方法についてです。地域のなかで活動している市民団体や、専門家、研究者など、地域の面白さをよく知る主体と、制度化を担う行政とが協働することで、より豊かな文化事業をつくることができるのではないでしょうか。

2つ目は、事業実施の際に必要となる「評価の手法と活用」についてです。公共性の高い事業を進めるためには、評価の視点は欠かせません。

事業をつくるうえで誰とどのように協働するのか、そして事業実施後の評価のために、いつ、どのような方法で検討していくのか。

札幌・鳥取・東京の3つの事例を通して、ともに考えます。


  • 職位や担当部署を問わず、どなたでもご参加いただけます。文化事業を担当する部署以外の方のご参加も歓迎します。

  • 自治体の抱える政策的な課題に芸術文化の視点でアプローチしたい方、新規事業を検討中の方にもおすすめです。

  • 他地域の取り組みを知り、講師や参加者間のネットワークづくり、ご自身の業務の問題意識を明確にする場としてご活用いただけます。

開催概要

開催日時|2026年11月5日(木) 13時~17時/11月6日(金) 10時~15時 ※2日間連続での受講をお願いいたします。

開催場所|アーツカウンシル東京 大会議室〔東京都千代田区九段北4-1-28 九段ファーストプレイス5階〕

受 講 料|無料

定     員|30名 

対   象|地域課題への新しいアプローチを検討している自治体職員、自治体文化団体職員など

申込方法|Peatix( https://art-to-chiiki-kouza2026.peatix.com)より申し込み ※複数名でご参加の場合も、それぞれお申し込みをお願いいたします。

申込締切|2026年10月20日(火) 17時まで 定員に達した際は締切日より前に募集を終了する場合があります。

主  催|東京都、公益財団法人東京都歴史文化財団 アーツカウンシル東京

講座スケジュール

【1日目】11月5日(木)13時~17時 

13:00ー13:45

オープニング・参加者自己紹介

13:45ー14:30

基礎レクチャー

「評価をみかたにするために」

話し手:源 由理子(合同会社エ・バリュー/明治大学名誉教授)

14:30ー14:45

休憩

14:45ー15:45

「事業構築のプロセスから学ぶ①」

事例:札幌市文化芸術創造活動支援事業

話し手:小川 桜(札幌市市民文化局 文化部文化振興課)

15:45ー16:45

「事業構築のプロセスから学ぶ②」

事例:一般社団法人鳥取クリエイティブプラットフォーム(TPlat/ティープラット)

話し手:竹内 潔(TPlat代表理事、鳥取大学地域学部准教授)

16:45ー17:00

質疑応答・クロージング

17:00ー17:30

(名刺交換会) ※自由参加

【2日目】 11月6日(金)10時~15時(昼休憩あり) 

10:00ー10:15

オープニング・1日目の振り返り

10:15ー11:15

「事業構築のプロセスから学ぶ③」

事例:東京都・区市町村連携事業

話し手:増井有真(国分寺市市民部 文化課文化振興担当係長/学芸員)、大川直志(アーツカウンシル東京 プログラムオフィサー)

11:15ー11:45

事例の振り返り

11:45ー12:45

休憩

12:45ー13:45

キーワードディスカッション

13:45ー14:45

全体討議「無理しない評価とは」

14:45ー15:00

クロージング

【受講後】 レポート提出

終了後2週間を目安に、講座のテーマについての課題レポート(1200字程度)を提出していただきます。

紹介事例

令和7年度採択団体「スパークプラグ・アライアンス」

札幌市文化芸術創造活動支援事業

話し手:小川 桜(札幌市市民文化局 文化部文化振興課)

従来の行政による直接助成とは異なり、現場感覚と専門的な知見を持つ中間支援組織を介した支援の有効性を検証することを目的とした助成事業。令和4年度に単発で実施したのち、令和6年度から令和8年度までの3年間の実証実験事業として実施中。採択団体はこの事業を通じて、多様な創造活動への挑戦、福祉や教育等の社会的課題との連携、文化芸術の担い手育成を含む持続可能な協働モデルの構築に取り組んでいる。事業全体を通して得られた成果や課題を今後の札幌市における自律的かつ効果的な文化芸術支援の仕組みへと還元していくのがねらい。

鳥取県立美術館での哲学カフェの様子

一般社団法人鳥取クリエイティブプラットフォーム(TPlat/ティープラット) 

話し手:竹内 潔(TPlat代表理事、鳥取大学地域学部准教授)

鳥取県内外で幅広く創造的な活動を行う個人や団体をつなぎ、いま、ここで暮らす人々の豊かな暮らしをつむぐためのプラットフォーム。鳥取ならではの創造性を見つける手がかりとなる情報や、暮らしの豊かさを創造していくために役立つリサーチ、政策提言についても県内外へ発信することを目指している。もともと人口最少県であり、今後人口減少で社会的資源がさらに減少していくことが避けられない状況にあるなかでも、誰もが自ら考え行動し、創造性にあふれた活動が持続的に展開され、その恩恵を地域住民が持続的に享受できる、そんな豊かな暮らしのある地域社会の実現は可能であると考え活動している。

「からだで発見!まちを歩いて、おどってみよう!」(国分寺の〇〇探し)撮影:松本和幸

東京都・区市町村連携事業

話し手:増井有真(国分寺市市民部 文化課文化振興担当係長/学芸員)、大川直志(アーツカウンシル東京 プログラムオフィサー)

都内の区市町村と東京都、アーツカウンシル東京が連携し、地域のニーズや課題に即した文化事業を実施する事業。芸術文化に気軽に触れられる機会づくりや、地域における文化事業の担い手となる区市町村の新たな取り組みを後押ししている。この一環として2025年に実施した「東京都・国分寺市芸術文化連携事業」では、国分寺市が将来目標として掲げる「だれもが身近に文化芸術を感じられるまち」を指針に、市を拠点に活動するアーティスト・コレクティブと協働し、これまでにない視点でまちを巡るワークショップ「国分寺の◯◯探し」を企画・実施した。

ゲスト講師

源 由理子(合同会社エ・バリュー/明治大学名誉教授)

国際協力機構(JICA)、明治大学公共政策大学院ガバナンス研究科教授を経て現職。専門は評価論。合同会社エ・バリューでは、質的・量的に文化事業の本質的価値を「共有し、伝えること」をめざす。主な著書に『プラス・ミュージアム:地域文化資源としての博物館論』(共著 2026 水曜社)、『プログラム評価ハンドブック:社会課題解決に向けた評価手法の基礎・応用』(共編著 2020 晃洋書房)、『参加型評価:改善と変革のための評価の実践』(編著 2016 晃洋書房)他。東京藝術大学芸術未来研究場客員教授。日本評価学会会長。

昨年度参加者のコメント

  • 他都市の取り組みについて具体的に聞くことができ、学びが多くあった。

  • それぞれ立場や属する組織、地域は違えど、共通する悩みも多く、文化事業に携わる方たちと情報交換ができたことはとても貴重な機会になった。

  • これから公務員を続けていく上で心に留めておきたい言葉が多かった。

  • 一つひとつの事例に、自身の所属組織との共通性や発見が多く、今後の仕事へのモチベーションが高まった。

※昨年度はTokyo Art Research Labのプログラム「パートナーシップで公共を立ち上げる」として実施しました。

参考情報

アートとちいきプロジェクト(事業名称:地域で芸術文化に親しめる環境創出事業)

東京都とアーツカウンシル東京(公益財団法人東京都歴史文化財団)が、区市町村やNPOなど、地域社会を担う多様な主体と連携し、展開している事業です。『東京都・区市町村連携事業』『地域連携型演習事業』『地域連携講座』『拠点形成事業』の4つの取り組みが連関することで、地域のなかで芸術文化を身近に感じ、親しめる環境を創出することを目指しています。

https://www.artscouncil-tokyo.jp/regional-cooperation/

アーツカウンシル東京

世界的な芸術文化都市東京として、芸術文化の創造・発信を推進し、東京の魅力を高める多様な事業を展開しています。新たな芸術文化創造の基盤整備をはじめ、東京の独自性・多様性を追求したプログラムの展開、多様な芸術文化活動を支える人材の育成や国際的な芸術文化交流の推進等に取り組みます。 

https://www.artscouncil-tokyo.jp/

プレスリリース

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会社概要

URL
https://www.rekibun.or.jp/
業種
財団法人・社団法人・宗教法人
本社所在地
東京都千代田区九段北4-1-28 九段ファーストプレイス8階
電話番号
03-6256-9967
代表者名
二宮 雅也
上場
未上場
資本金
-
設立
1982年12月