博報堂 生活者発想技術研究所、東京科学大学と連携し、独自の「未来洞察」手法を活用した「ビジョン構想・推進人材」の育成支援を開始
―第一弾として、IHIと描いた未来像「AI-Powered Resilient Society 2050」を公開―

株式会社博報堂(本社:東京都港区、代表取締役社長:名倉健司、以下 博報堂)生活者発想技術研究所の未来洞察プロジェクト(以下 未来洞察プロジェクト)と国立大学法人東京科学大学(所在地:東京都目黒区、理事長:大竹尚登、以下 東京科学大学)の研究・イノベーション本部は、高度な専門性を基盤に「善き未来」を自ら構想し、そのビジョン共有を通じて国内外のステークホルダーと共創して社会を動かしていく「ビジョン構想・推進人材」の育成に関して連携覚書を締結いたしました。
本連携は、東京科学大学が2025年4月より全学に導入した研究体制「Visionary Initiatives(以下 VI)」と、博報堂が培ってきた「未来洞察*1」の知見を融合させて、ビジョン共有を通じた国内外のステークホルダーとの交流とビジョン構想・推進人材の育成に取り組むものです。取り組みの第一弾として、株式会社IHI(本社:東京都江東区、代表取締役社長:井手博、以下 IHI)をパートナーに迎え、IHI・東京科学大学・博報堂の3社から集まったメンバー21名で、事業や研究開発の構想に活かすための未来社会ビジョン「AI-Powered Resilient Society 2050*2」を共創するプログラム(2025年11月–2026年3月)を実施いたしました。本プログラムの成果として、描いた6つの未来社会ビジョンと具体的な活動内容、そして活動から得られた「多くの人の心が共鳴しあう未来ビジョン」づくりのヒントをまとめたレポートを公開いたします。
▶︎ レポートはこちら: 未来洞察 Resonance Report #2
先の展望が予測困難な数多くの社会課題に直面する中で、現在からの線形な延長線上にはない非連続な未来像を構想し、具現化することができる人材が求められています。その中で、東京科学大学は、「善き生活」「善き社会」「善き地球」の3つのビジョンの実現に向けたイニシアティブ(戦略構想)を推進し、分野横断で研究力を高める新体制「VI」を導入しました。この体制のもと、大学だけに閉じずに社会を巻き込み、多様なステークホルダーと共にイノベーションを生み出すエコシステムを構築して、社会に対するインパクトを共創することのできる人材を育成していきます。また、博報堂は、生活者発想で潜在的な未来変化の兆しを捉え、未来像に対する共鳴とその実現に向けた共創関係を育む独自の「未来洞察」手法において、25年以上に及ぶ100社以上との豊富な実績を有しています。両者の知見を掛け合わせることで、人々の心が共鳴しあう未来社会のビジョンと、科学技術でそれを実現するためのロードマップを描ける強力な「ビジョン構想・推進人材」の育成を目指します。
未来洞察プロジェクトと東京科学大学は、今後も、産官学民の多様なパートナーと共に、自ら「善き未来」を構想し実現していく人材の育成に取り組んでまいります。
*1「未来洞察」: 過去から現在までの出来事から線形に予測される未来(未来事象)と、非連続で不確実性の高い変化の兆し(未来兆し)を掛け合わせて、未来の機会(未来シナリオ)を描き出すシナリオプランニング手法です。博報堂の未来洞察には、共創ワークショップを積み重ねて、組織や立場を超えて多くの人が「共鳴」し、共につくりたいと心から思える未来像と、その実現に向けた共創関係を育むという特徴があります。
・手法の概要: https://hassogiken.jp/article/news_250908/
*2「AI-Powered Resilient Society 2050」: 東京科学大学のVIの一つ「Resilience-Tech Society」(災害・パンデミックにレジリエントな社会を実現する)に関連して、AIがもはやインフラとして機能するようになった2050年における、安心・安全でレジリエント、そしてウェルビーイングな社会の在り方を3社で共創しました。
3社で共創した未来社会ビジョン(抜粋)



■ 未来洞察プロジェクト について
25年以上にわたり、産官学民のみなさまと共に、博報堂独自の「未来洞察」の探究と実践を重ねているプロジェクトです。近年は、「タイムマシンに相乗りして、共鳴しあう未来をみつけに行こう」を合言葉に、組織や立場を超えて多くの人が「共鳴」し、共につくりたいと心から思える未来像と、その実現に向けた共創関係を育むことに挑戦しています。
・公式サイト: https://hassogiken.jp/lab-project/mirai-dousatsu/
・関連記事: 生活者発想技研の研究所案内 vol. 6 私たちはどんな未来を望み、どう行動していくか――「未来」視点で探る生活者発想
■ 博報堂 生活者発想技術研究所 について
クライアント企業の生活者発想を推進するための研究開発を目的に設立された専門組織です。「未来生活者発想」をコンセプトに、「生活者発想経営」「フォーカス型生活者洞察」「生活者心理・行動」「ウェルビーイング社会の共創」「生活者発想に基づく創造性」等に関する、研究・開発・教育・発信を行っています。傘下に多彩なラボ・研究開発プロジェクトが集合しており、「未来洞察」プロジェクトもそのうちの一つです。
・公式サイト: https://hassogiken.jp/
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