千葉大学、学生主体でISO14001を運用― 全学対象の環境ISO基礎研修で57名の学生が講師を担当
国立大学法人千葉大学では、環境マネジメントシステムの国際規格ISO14001に基づき、全学的な環境マネジメントを推進しています。その一環として、毎年4月に全学生・教職員を対象とした「環境ISO基礎研修」を実施しており、講師は「千葉大学環境ISO学生委員会」に所属する学生が務めています。2026年度は、57名の学生が延べ125回の研修講師を担当しました。
学生主体によるISO14001運用
千葉大学は2005年にISO14001の認証を取得しました。これに先立ち、2003年に発足した千葉大学環境ISO学生委員会は、教育の一環として環境マネジメントシステム(EMS)の運用に主体的に関わってきました。
学生委員会は、基礎研修の講師に加え、内部監査の監査員、サステナビリティレポートの編集、環境目的・目標・実施計画の原案作成など、EMSの中核的な役割を担っています。(学生委員会の活動詳細についてはこちら)
環境ISO基礎研修の概要
千葉大学は11学部・9大学院を有し、約14,000人の学生が在籍しています。本研修は、年度初めに全学生を対象として実施され、約5分間のコンパクトな内容で、環境への理解と行動促進を図るものです。
研修は学部・学科・学年ごとのガイダンスに合わせて実施されるため、年間100回以上に及び、各回で学生が講師を務めます。また、教職員向けには学生が制作した動画による研修を提供しています。
本研修では、千葉大学のSDGs達成に向けた取り組みを紹介するとともに、省エネルギー、省資源、ごみ分別、自転車マナーなど、日常的に実践できる具体的な行動について周知しています。

2026年度 環境ISO基礎研修 実施概要
期 間:2026年3月25日~4月6日
講師数:学生57名
実施数:125回


基礎研修統括を担当した学生の声
垣沼希空(法政経学部3年)、坂上明日香(文学部3年)
学生委員会メンバーや教職員の皆様のご協力により、すべての研修を予定通り実施することができました。運営の中では困難な場面もありましたが、参加者の皆様が熱心に耳を傾けてくださる姿に大きなやりがいを感じました。また、大人数の前での講義や英語での実施など、私たちにとっても貴重な経験となりました。本研修が、千葉大学の環境活動をより身近に感じるきっかけとなり、学内の環境意識向上につながることを願っています。
千葉大学環境ISO学生委員会について
千葉大学は、環境マネジメントシステム(EMS)の国際規格であるISO14001を2005年に取得して以来、地域社会に開かれた形でEMSを運用していくことを「環境・エネルギー方針」の柱の1つとして掲げて活動をしています。千葉大学ではEMSを学生主体で運用することを教育の一環としており、2003年に設立された「千葉大学環境ISO学生委員会」が中心となって、学内・地域社会でEMSや様々な環境活動を実施しています。
毎年1~3年の学部生が約200名所属し、内部監査員や環境報告書の作成のほか、エネルギー、紙、ごみ、落ち葉の堆肥化、緑化、環境教育など、さまざまな活動を行っています。近年ではSDGsの達成を目指して、企業と連携したプロジェクトも複数実施しています。また、2009年にNPO法人格も取得し、NPO法人として企業と協力して里山保全活動を行ったり、地域の学校へ環境出前授業を行ったりしています。
◆公式サイト https://iso.faculty.gs.chiba-u.jp/
本件に関するお問い合わせ
千葉大学環境ISO事務局
kankyo-iso(アットマーク)office.chiba-u.jp
Tel:043-290-3572
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