本木雅弘が31年ぶりに挑む舞台『たとへば君 四十年の恋歌』開幕迫る!
株式会社文藝春秋から刊行された河野裕子・永田和宏著『たとへば君 四十年の恋歌』(文春文庫)を原作とした朗読劇が、いよいよ10月28日(水)より初台の新国立劇場小劇場にて開幕します。

◆歌人夫婦の涙の実話が美しい音楽とともに朗読劇に
『たとへば君~』は歌人の河野裕子さんと夫の永田和宏さんの出会いから、河野さんの乳がんで死別するまでの四十年を、京都の四季を背景に互いに詠みあった相聞歌と、妻を喪った後に永田さんが詠んだ挽歌、折々の随筆によって描いた作品。原作刊行当時、「本を読んで突っ伏して泣いたのは何年ぶりだろう」という感想が届くなど、大きな反響を呼びました。
中村匡宏さんがこの朗読劇のために美しく哀切な曲を書き下ろし、ピアノ(西尾周祐さん)とチェロ(中西哲人さん)の生演奏をバックに舞台は始まります。現在、追い込みの稽古の真っ最中ですが、白熱した二人の演技は、もはや朗読劇の枠を超え、一瞬たりとも目の離せない濃密な二人芝居となっています。
タイトルは、出会いの頃に河野さんが詠んだ代表作から取られたもの。
たとへば君 ガサッと落葉すくふやうに私をさらつて行つてはくれぬか


◆息をひきとる直前まで歌を詠み続けた妻と、そのすべてを見届けた夫
数々の映像作品で主演を務めてきた本木さんにとって、実に31年ぶりとなる舞台。本木さんは、細胞生物学者にして歌人の永田和宏さんを演じ読みます。読書家で知られる本木さんは、実在の夫婦を演じるにあたり、原作や関連書籍を何冊も読み込みました。
「河野さんは、日常の些細なことを拾いながら、そこに潜む人間の業や、あらがい、本質に切り込んでいく。夫婦の葛藤や不信、孤独をも包み隠さず歌にして、その先にある深い優しさまでもが見えてくる。そんなたくさんの色を表現したい」と語ります。
与謝野晶子以来の天性の歌人と言われた河野さんを演じるのは、「原作の短歌にやられてしまい、心がザワザワと大変な状態になった」という森口瑤子さん。
永田さんは「河野は、繊細な反面、普段はケラケラ笑ってばかりで、笑い出したら止まらない陽気で面白い人だった。そんなところを森口さんにうまく出してもらえたら」と期待を寄せます。
そんな河野さんは、息をひきとる直前まで、歌を詠み続けました。その最後の歌は、
手をのべてあなたとあなたに触れたきに息が足りないこの世の息が


◆メディアでも反響続々!
「ダ・ヴィンチ」創刊号の表紙を飾った本木さんは、発売中の同誌の休刊号でも、原作の『たとへば君 四十年の恋歌』を紹介。毎日新聞、朝日新聞デジタル、日経新聞、共同通信、文藝春秋11月号、CREA WEBでも本木さんや森口さんのインタビューが掲載。
演出と上演台本を手がけるのは、テレビドラマ「インディゴの夜」「29歳のクリスマス」などを手がけてきた星田良子さん。
「生の舞台は映像とは違い、残りません。小さな劇場で、生の舞台の一期一会を楽しんでいただけたら。きっと、観終わった後には、もっと一日一日を丁寧に、優しく生きてみよう、と思ってもらえるのではないでしょうか」(本木さん)
【公演情報】
<朗読劇>たとへば君 四十年の恋歌
10月28日(水)~11月4日(水) 新国立劇場小劇場 京王新線「初台駅」中央口直結
SS席13000円/S席11000円/A席8800円(いずれも税込)
公式サイト:https://artistjapan.co.jp/performance/tatohebakimi2026/
お問合せ:アーティストジャパン 03(6820)3500(平日11時~18時)
チケット取扱い:
アーティストジャパンチケットセンター https://artistjapan.tstar.jp/
チケットぴあ https://t.pia.jp/
イープラス https://eplus.jp/
ローソンンチケット https://l-tike.com/
新国立劇場ボックスオフィス(窓口販売・現金払いのみ)
原作:河野裕子・永田和宏著『たとへば君 四十年の恋歌』(文春文庫)
上演台本・演出:星田良子
音楽:中村匡宏
企画・製作:アーティストジャパン
企画協力:文藝春秋
★ 書誌情報
書名:たとへば君 四十年の恋歌
著者:河野裕子 永田和宏
定価(紙版):880円(税込)
電子書籍価格:622円(税込)
出版社:株式会社文藝春秋
判型:文庫判
発売日:2014年1月4日
ISBN:978-4-16-790017-5

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