豊島区との環境包括連携協定の締結について
東京ガス株式会社(社長:笹山 晋一、以下「東京ガス」)は、このたび、豊島区(区長:高際 みゆき)とゼロカーボンシティの実現に向けた環境包括連携協定(以下「本協定」)を締結しました。
東京ガスは、東京ガスグループ2023-2025年度中期経営計画「Compass Transformation 23-25」において、3つの主要戦略の一つとして「エネルギー安定供給と脱炭素化の両立」を掲げ、多くの企業・自治体の皆さまとの協業を通じ、カーボンニュートラル社会の実現等に向けた取組を進めています。
東京ガスと本協定を締結する豊島区では、2021年2月、SDGsの取組を更に加速させ、率先して気候変動、地球温暖化に対応するため、「ゼロカーボンシティ」を目指すことを表明し、2022年7月には「2050としまゼロカーボン戦略」を策定しています。
本協定の締結により、豊島区の二酸化炭素排出削減の取組に貢献するとともに、ゼロカーボンシティの実現に向けて協働し、持続可能な社会を目指していきます。
【連携事項】
(1)ゼロカーボンシティの実現に向けた取組の支援に関する事項
(2)個人、事業者等への再生可能エネルギー及び低炭素エネルギーの普及に関する事項
(3)公共施設等への低炭素エネルギーの調達や供給に関する事項
(4)エネルギーデータの活用によるエネルギー利用の最適化に関する事項
(5)学校等における環境エネルギー教育や食育等を通じた啓発活動に関する事項
(6)その他住民へのサービス向上、ゼロカーボンシティの実現に関する事項
【締結日】
2024年10月29日
【関係者コメント】
◆豊島区 区長 高際 みゆき コメント
本区は23区で3番目に「ゼロカーボンシティ」を目指すことを表明しました。また、「2050と
しまゼロカーボン戦略」を策定するとともに、環境基本条例を改正し、「脱炭素社会の実現」を同条
例に明記しました。昨年は環境省とともにデコ活宣言を実施し、「環境」を区政の柱の一つとして位
置付けております。現在検討している区の基本計画においても、まちづくりの方向性の一つとして、
未来へ向けた取り組みをさらに進めていきます。
環境面における地域課題解決のためにも、区の環境政策に賛同し、後押しをしていただく企業と連
携することは意義あることで、企業のネットワークや人材、発信力等を活かし、環境の輪を大きく広
げていくことができると考えています。これまで環境分野でも、様々な事業の展開、知見等の提供な
どにより区に多大なるご協力をいただいておりました東京ガスとの協定締結により、さらなる緊密な
相互連携に基づいた環境政策を実施できることを大変心強く思っています。
「環境」については、区民や事業者のみなさまも、子どもも大人も、全員が環境問題を自分事とし
てとらえていただけるよう、今後も環境政策をブラッシュアップさせ、ゼロカーボンシティの実現に
向け邁進していきます。
◆東京ガス株式会社 常務執行役員 地域共創カンパニー長 小西 雅子 コメント
本協定の締結により、持続可能なインフラ事業とともにカーボンニュートラル化を推進し、持続可
能な社会の実現を目指す豊島区とともに、当社グループが創業以来培ってきた「信頼」や、「地域密
着力」を活かし、安心して暮らすことができる持続可能なまちづくりの実現に向けて連携できること
を大変嬉しく思います。
今後も、豊島区との価値共創により、課題の解決および持続可能なまちづくりに取り組んでいきま
す。
(参考)ソリューション事業ブランド「IGNITURE(イグニチャー)」について
東京ガスは、「ソリューションの本格展開」に向け、2023年11月30日、ソリューション事業ブランド「IGNITURE」を立ち上げました。 「IGNITURE」の下で展開するソリューションにより、ご家庭、法人、地域・コミュニティのお客さまが、「最適化による経済性・利便性・効率性向上などでさらに豊かな未来」と、「脱炭素・レジリエンス向上などでサステナブルな生活・事業」を、無理なく両立できます。
IGNITUREの詳細はこちら (https://igniture.tokyo-gas.co.jp/)
以上
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