NEC、東京都での空飛ぶクルマ事業化に向けて、運航管理(UATM)サービスを提供

～東京都による空飛ぶクルマ実装プロジェクト(Ⅰ期)に、JAL・住友商事等9社と参画～

飛行イメージ

NECは、日本航空株式会社(以下、JAL)を代表事業者に株式会社Soracle、住友商事株式会社等9社で構成されたコンソーシアム(以下、当コンソーシアム)に参画し、当コンソーシアムが東京都の公募する「空飛ぶクルマ実装プロジェクト」Ⅰ期（2025年〜2027年）（以下、本プロジェクト）の実施事業者に採択されました。

本プロジェクトは、空飛ぶクルマを活用した移動サービス（バーティーポート（空飛ぶクルマ向け離着陸場）運営等含む）の実現に向け、運航環境の整備（離着陸場や拠点の確保・整備、管制・通信システムの調整等）、運航支援、及び評価・検証を実施し、速やかな事業展開を目標としています。

当コンソーシアムでは、Archer Aviation社製の電動垂直離着陸機（eVTOL）「Midnight」を使用想定機体とし、離着陸場の整備、管制・通信システムの構築、実証飛行の実施、都民参加型のプレ社会実装などを段階的に進めていく予定です。

NECは、半世紀以上にわたり航空管制システムを開発・提供してきた実績をもとに、空飛ぶクルマの安全かつ効率的な運航に貢献する運航管理(UATM: Urban Air Traffic Management）サービス開発を行っています。

NECは将来、空飛ぶクルマの運航の安全と効率化を支える空の移動環境を運航管理(UATM)サービスとして構築し、安定した運航の実現と、事業者業務の自動化・効率化による運航頻度および密度の向上を目指していきます。

参考：

東京都発表

「空飛ぶクルマ実装プロジェクト」Ⅰ期の実施事業者の決定 

～2030年の市街地での展開を目指し、“空の移動革命”を実現へ～

NEC、大阪・関西万博でデモフライト中の空飛ぶクルマにおいて、国内で初めて運航管理サービスの検証を開始 (2025年8月1日): プレスリリース | NEC