「小牧物流センターⅠ」を本格稼働します(ニュースレター)
■愛知県小牧市に新たに大型物流施設が完成
経済産業省「工場立地動向調査」によると、愛知県は2018年の製造業等の工場立地件数が全国第1位と製造業が活発化しており、今後も底堅い物流需要が見込まれています。なかでも、愛知県小牧市は東名高速道路・名神高速道路・中央自動車道などの高速道路インフラが整備されているため広域物流が可能であり、事業所税※1が非課税である点からも、物流立地として人気の高いエリアとなっています。
そこで、当社は2018年10月、「小牧物流センターⅠ」と「小牧物流センターⅡ」で構成される、総延床面積約3.7万㎡を超える当社最大規模の物流施設「小牧長治プロジェクト」の 開発を開始。そしてこのたび、1棟目となる「小牧物流センターⅠ」(延床面積:約2.2万㎡)を竣工することとなりました。
なお、2019年9月には、冷凍・冷蔵設備を備えた物流施設「小牧物流センターⅡ」を完成させる予定です。
※1.人口30万人以上の都市等に課せられる税金。愛知県では、名古屋市、豊橋市、岡崎市、一宮市、春日井市、豊田市の6市が課税対象。
1.「小牧長治プロジェクト」の特長
「小牧長治プロジェクト」は、東名高速道路の「小牧IC」および「春日井IC」から約4.5kmに位置した、広域配送に優れた物流施設です。東名高速道路・名神高速道路・中央自動車道が交わる交通の要所「小牧JCT」にも近く、中京圏だけでなく関東圏、関西圏へのアクセスにも優れています。
こうした好立地などを評価いただき、「小牧長治プロジェクト」は両施設ともに入居企業が決定しています。「小牧物流センターⅠ」では、物流会社の株式会社フジトランスコーポレーション様へ、倉庫部分と事務所部分をあわせて約1万㎡を賃貸し、残りを当社が顧客の専用のセンターとして運営します。本施設から約7.5㎞には「岩倉物流センター」(所在地:愛知県岩倉市、延床面積:約1.6万㎡)を運営しており、エリア内で車両や人員等を共有・連携し、効率化と安定化を図ることが可能です。
「小牧物流センターⅡ」では、横浜低温流通株式会社様へ物流不動産として1棟ごと賃貸する予定です。
2.隣接道路を整備
「小牧長治プロジェクト」の開発にあたって、大型車両のアクセスを可能にするため、行政と連携のもと、敷地内に幅員約12mの道路を整備し、市に移管しました。この市道により、南北を繋ぐ直線道路が開通し、物流センターの交通利便性はもちろん、地域の交通利便性の向上にも繋がりました。
3.今後の展開
今回の「小牧長治プロジェクト」は多くのお客様からお問い合わせをいただき、おかげさまで満床での稼働となりますが、当社は今後も大和ハウスグループの情報ネットワークを活かし、お客様のニーズに適した物流施設開発を軸に事業展開を加速して参ります。
4.施設概要
(1)「小牧物流センターⅠ」について
所在地:愛知県小牧市長治町1番1
敷地面積:16,159.56㎡(約4,888坪)
延床面積:22,618.14㎡(約6,842坪)
構造・規模:鉄骨造地上4階建て(倉庫3階建て)
床荷重:1階:2.0t/㎡ 2階:1.5t/㎡ 3階:1.5t/㎡
搬送設備:貨物用エレベータ3基(4.5t:1基、3.5t:2基)、垂直搬送機2基(1.5t)
最寄りIC:東名高速道路「小牧IC」および「春日井IC」から約4.5㎞
最寄り駅:名鉄小牧線「小牧原駅」から約1.8㎞
駐車場:乗用車67台
環境・省エネ対策:全館LED照明導入、ソーラーパネル敷設(2,112枚、総発電量:約633.6kW、年間予定発電量:約70万kWh)
設計・施工:大和ハウス工業株式会社
稼働日:2019年6月3日
(2)「小牧物流センターⅡ」について
所在地:愛知県小牧市長治町1番1
敷地面積:8,988.07㎡(約2,719坪)
延床面積:14,482.68㎡(約4,381坪)
構造・規模:鉄骨造地上4階建て(倉庫3階建て)
最寄りIC:東名高速道路「小牧IC」および「春日井IC」から約4.5㎞
最寄り駅:名鉄小牧線「小牧原駅」から約1.8㎞
設計・施工:大和ハウス工業株式会社
竣工日:2019年9月予定
■小牧物流センターⅠ紹介URL https://www.daiwabutsuryu.co.jp/center/komaki-1
【ご参考】
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