医薬品供給不安・品質問題を原薬から読み解く 千葉大学病院と白鳥製薬株式会社が共同研究を開始

国立大学法人千葉大学

千葉大学医学部附属病院(病院長:大鳥精司)は、当院の次世代医療構想センター(センター長:吉村健佑)と白鳥製薬株式会社(本社:千葉県習志野市、代表取締役社長:白鳥悟嗣、以下白鳥製薬)が、「原薬起点の医薬品供給不安・品質問題の構造化と対策パッケージの提示」を目的とした共同研究を5月1日より開始しましたので、ご報告します。

近年、医薬品の供給不安や品質問題が発生し、医療現場における診療や患者対応への影響が課題となっています。原薬の供給構造や代替の可否、品質リスクについては個別に検討されてきましたが、それらを医療提供への影響の観点から整理し、関係者間で対応方針を共有可能にすることが重要とされています。本共同研究では、原薬を起点にこれら課題を構造的に整理し、実装を見据えた知見の創出を目指します。

【研究方法】(研究期間:2026年5月1日~2027年3月31日)

・公開情報をもとに、供給不安・品質問題の影響対象となる医薬品リストを作成する。併せて、薬効分類、代替可能性等の属性情報を付与し、課題構造を整理する。

・行政等の公開データ等を活用し、対象医薬品の使用量や時系列変化を分析し、診療領域別の影響の大きさや集中度を可視化する。

・同一薬効群内での使用集中度や代替候補の有無等を踏まえ、代替困難性を近似的に評価し、対応の優先順位が高い品目・領域を整理する。

・上記研究を通じて、実践的な対策パッケージを提示する。

【期待される効果】

本研究を通じて、原薬を起点とした医薬品供給不安・品質問題を見える化し、医療機関・行政・医薬業界が共通認識のもと、対応のための基盤を構築します。得られた知見は、今後の医薬品の安定供給に向けた議論の深化や、医薬政策の立案に資することが期待されます。

センター長 吉村 健佑

次世代医療構想センターについて

次世代医療構想センターは、医療現場を取り巻く課題に対し、データに基づく分析・検証を通じて解決策を探る研究を推進しています。本共同研究では、医療提供体制を支える要素の一つとして医薬品供給に着目し、大学院薬学研究院の山崎伸吾教授と連携して、薬学の専門知と医療現場の視点を組み合わせたデータ解析により、供給不安の現状と構造的課題を整理し見える化を目指します。

代表取締役社長 白鳥 悟嗣

白鳥製薬株式会社について

白鳥製薬は、医薬品の安定供給を支える原薬製造に長年携わり、今年で創業110周年を迎えました。本共同研究は、これまでの経験を踏まえ、次世代医療構想センターと連携し、原薬サプライチェーンの課題を整理するとともに、課題解決に資する知見を創出したいとの想いから参画するものです。今後も白鳥製薬は、医薬品の安定供給と持続可能な医療の実現に貢献してまいります。

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会社概要

国立大学法人千葉大学

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URL
https://www.chiba-u.ac.jp/
業種
教育・学習支援業
本社所在地
千葉県千葉市稲毛区弥生町1-33  
電話番号
043-251-1111
代表者名
横手 幸太郎
上場
未上場
資本金
-
設立
2004年04月