【横浜みなとみらいホール】高校生以下の10代を対象とした本格的なパイプオルガン・レッスンを開講！受講生募集中（締切：2024年10月6日）

2024年度「10代のためのパイプオルガン・レッスン」

公益財団法人横浜市芸術文化振興財団

2024年9月20日 16時30分

横浜みなとみらいホールでは、パイプオルガンを習ってみたい高校生以下の10代を対象としたオルガン・レッスンを2022年度より開講しました。ホールオルガニスト・近藤岳の指導のもと、11月から開始する全14回のレッスンを経て、2025年3月23日(日)に開催する「修了演奏会」にて大ホールのパイプオルガン“ルーシー”を演奏し、その成果を披露します。

2022・23年度の2年間で計12名が本プログラムを修了。受講生はその後も個人でパイプオルガンのレッスンを継続したり、当ホールの事業に出演したりしており、次世代のパイプオルガン奏者を育成するための重要な役割を担うプログラムとなっています。

パイプオルガンに本格的に取り組める貴重な機会。今年度も熱意ある受講生の方を募集いたします。

1. 横浜みなとみらいホールが取り組むユニークなオルガン事業

横浜みなとみらいホールは大ホールに大型のパイプオルガン（愛称“ルーシー”）を有するコンサートホールとして、コンサートのみならず様々な形式でオルガン事業を実施しています。近年では、夏休み期間を中心に実施する演奏体験「はじめてのパイプオルガン※鍵盤楽器初心者対象」「ルーシーを奏でる幸せな10分 ※鍵盤楽器経験者対象」、横浜市内にあるパイプオルガンとその歴史を紹介する「パイプオルガンと横浜の街」(2019～2023年)が特徴的なものとしてあげられます。

また、初代ホールオルガニスト・三浦はつみの提唱により2002年度より開始した「ホールオルガニスト・インターンシップ・プログラム」はホールオルガニストに求められる役割について実際に体験と訓練を行う当ホール独自の研修制度で、今年度20期を迎えます。

鑑賞者／演奏者の双方向から普及・育成事業に取り組む当ホールが、新たに2022年度より開始した事業が、より若い世代にフォーカスし、次の世代のオルガニストを育むことを目的とした「10代のためのパイプオルガン・レッスン」です。

2. 10代を対象とした本格的なパイプオルガン・レッスン

第2代ホールオルガニスト・近藤岳の提唱により開始した「10代のためのパイプオルガン・レッスン」は、近藤自らが講師を務め、3月に開催する修了演奏会を目標に全14回のレッスンを行います。

このレッスンの大きな特徴の一つは、横浜みなとみらいホールのシンボルでもあるパイプオルガン“ルーシー”を演奏できること。修了演奏会はもちろん、レッスンも“ルーシー”を用いて行います。また、練習は大ホール以外に関内にあるスタジオ「関内BELUGA」でも行い、繊細なタッチや足鍵盤を用いた演奏技術を習得します。

これまでの2期／計12名の修了生を輩出した本レッスン。修了生からは、「オルガンの響きをじっくり感じながらレッスンや練習が出来てとても勉強になった」「パイプオルガンへの印象がガラリと変わった」「機会があればまたオルガンを弾いてみたい」等の感想が寄せられており、子ども達にパイプオルガンの真の魅力と、オルガンを演奏することの楽しさを伝える機会として、重要な役割を果たしています。