06月24日(火) AndTech「有機薄膜太陽電池の最新技術・波長選択材料の開発とシースルー化・農業ハウスへの応用展開」WEBオンライン Zoomセミナー講座を開講予定

山形大学 有機エレクトロニクスイノベーションセンター 佐野 健志 氏大阪大学 産業科学ナノテクノロジーセンター 家 裕隆 氏公立諏訪東京理科大学 工学部  渡邊 康之 氏 にご講演をいただきます。

AndTech

株式会社AndTech(本社:神奈川県川崎市、代表取締役社長:陶山 正夫、以下 AndTech)は、R&D開発支援向けZoom講座の一環として、昨今高まりを見せる有機薄膜太陽電池での課題解決ニーズに応えるべく、第一人者の講師からなる「有機薄膜太陽電池と応用 」講座を開講いたします。

急速に変換効率の向上をはたしてきた有機薄膜太陽電池の技術的な背景から、基本的な作製技術、技術課題、性能向上や信頼性向上への寄与が期待される材料及びデバイス技術、プロトタイプ、最新の動向までを分かりやすく解説

本講座は、2025年06月24日開講を予定いたします。 

詳細:https://andtech.co.jp/seminars/1f033b7b-d349-687a-bd2e-064fb9a95405

Live配信・WEBセミナー講習会 概要

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テーマ:有機薄膜太陽電池の最新技術・波長選択材料の開発とシースルー化・農業ハウスへの応用展開

開催日時:2025年06月24日(火) 13:00-17:15 

参 加 費:49,500円(税込) ※ 電子にて資料配布予定

U R L :https://andtech.co.jp/seminars/1f033b7b-d349-687a-bd2e-064fb9a95405

WEB配信形式:Zoom(お申し込み後、URLを送付)

セミナー講習会内容構成

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 ープログラム・講師ー

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第1部  有機薄膜太陽電池材料開発及びシースルー太陽電池の最新動向

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講師 山形大学 有機エレクトロニクスイノベーションセンター 教授  佐野 健志 氏

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第2部 農電併産システムに向けた波長選択型有機太陽電池の開発

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講師 大阪大学  産業科学ナノテクノロジーセンター ソフトナノマテリアル研究分野 教授  家 裕隆 氏

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第3部 光透過型有機薄膜太陽電池のスマート農業応用

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講師 公立諏訪東京理科大学 工学部 機械電気工学科 教授 渡邊 康之 氏

本セミナーで学べる知識や解決できる技術課題

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・有機薄膜太陽電池に関する基礎知識

・それらの太陽電池の作製方法の基礎

・次世代太陽電池と呼ばれるそれらの有機太陽電池、有機無機ハイブリッド太陽電池の現在位置や課題、期待について

営農型太陽光発電の動向に関する知識

ペロスブカイト太陽電池の課題や有機薄膜太陽電池との違い

有機薄膜太陽電池のメリットを活かした農業分野以外の開発指針

 

本セミナーの受講形式

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 WEB会議ツール「Zoom」を使ったライブLive配信セミナーとなります。

 詳細は、お申し込み後お伝えいたします。

株式会社AndTechについて

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 化学、素材、エレクトロニクス、自動車、エネルギー、医療機器、食品包装、建材など、

 幅広い分野のR&Dを担うクライアントのために情報を提供する研究開発支援サービスを提供しております。

 弊社は一流の講師陣をそろえ、「技術講習会・セミナー」に始まり「講師派遣」「出版」「コンサルタント派遣」

 「市場動向調査」「ビジネスマッチング」「事業開発コンサル」といった様々なサービスを提供しております。

 クライアントの声に耳を傾け、希望する新規事業領域・市場に進出するために効果的な支援を提供しております。

  https://andtech.co.jp/

株式会社AndTech 技術講習会一覧

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一流の講師のWEB講座セミナーを毎月多数開催しております。

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選りすぐりのテーマから、ニーズの高いものを選び、書籍を発行しております。

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株式会社AndTech コンサルティングサービス

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経験実績豊富な専門性の高い技術コンサルタントを派遣します。

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本件に関するお問い合わせ

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株式会社AndTech 広報PR担当 青木

メールアドレス:pr●andtech.co.jp(●を@に変更しご連絡ください)

下記プログラム全項目(詳細が気になる方は是非ご覧ください)

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第1部  有機薄膜太陽電池材料開発及びシースルー太陽電池の最新動向

【講演主旨】

 有機太陽電池、有機無機ハイブリッド太陽電池、との名称でも呼ばれる、有機薄膜太陽電池及び、ペロブスカイト太陽電池は、次世代太陽電池の本命として注目が高まっています。それらの太陽電池が急速に変換効率の向上をはたしてきた技術的な背景から、基本的な作製技術、技術課題、性能向上や信頼性向上への寄与が期待される材料及びデバイス技術、プロトタイプ、最新の動向までを分かりやすく解説します。

【プログラム】

1. 太陽電池をめぐる状況と、次世代太陽電池の動向

2. 有機薄膜太陽電池の材料技術

2.1 有機薄膜太陽電池のデバイス構造

2.2 低分子系有機薄膜太陽電池

2.3 高分子系有機薄膜太陽電池

2.4 非フラーレンアクセプター

2.5 ターナリーブレンド、自己組織化単分子膜、添加剤による高効率化

2.6 タンデム構造・多接合セル

3. シースルー太陽電池

3.1 各種シースルー太陽電池

3.2 半透明(シースルー)有機薄膜太陽電池

3.3 現状の課題や今後の展望

 3.4 まとめ

【質疑応答】

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第2部 農電併産システムに向けた波長選択型有機太陽電池の開発

【講演主旨】

 有機太陽電池(OSC)は、軽量・フレキシブル・プリンタブルといった特徴に加え、吸収波長を分子設計により自在に調節できることから、次世代太陽電池として大きな期待が寄せられている。本発表では、安価で代表的なドナー材料であるポリ(3-ヘキシルチオフェン)(P3HT)と、非フラーレン型アクセプターを組み合わせたOSCに着目し、農業における農作物の生育と発電の両立を目指した取り組みを紹介する。特に、「青色および赤色光を作物生育に利用し、光合成への寄与が少ない緑色光のみを発電に利用する」という概念に基づく緑色光波長選択型OSCの可能性について議論する。加えて、農業ハウスや建材用途への展開を視野に入れた、無色透明な近赤外光波長選択型OSCの開発例についても併せて紹介する。

【プログラム】

1.イントロダクション

 1-1 有機太陽電池の紹介

 1-2 農業用途の太陽電池の紹介と課題

2.農業用ハウスに向けた有機太陽電池の開発

 2-1 農業用途に向けた新規有機半導体材料(アクセプター)の開発

 2-2 緑色光波長選択型有機太陽電池の開発

 2-3 緑色光波長選択型有機太陽電池のモジュール作製と農業評価

2-4 近赤外光波長選択的な無色透明な有機半導体材料の開発

2-5 近赤外光波長選択型有機太陽電池の開発

【質疑応答】

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第3部 光透過型有機薄膜太陽電池のスマート農業応用

【講演主旨】

 農地の上に太陽光パネルを設置し農作物を栽培しながら太陽光発電を行う営農型太陽光発電が注目されている.営農型太陽光発電とは、農地に高さ2メートル以上の支柱を立てて上部に太陽光発電設備を設置し、農業を継続しながら発電を行う事業のことであり,農地と太陽光パネルで太陽光を分け合うイメージから、ソーラーシェアリングとも呼ばれる.営農型太陽光発電では太陽光パネルの陰が農作物栽培に与える影響から収穫量の減少等々の課題がある.本講座では,農作物栽培に必要な光を通す有機薄膜太陽電池を活用することにより農業と太陽光発電を両立可能な「ソーラーマッチング」について,光合成のしくみから太陽電池の発電の仕組みに至るまで詳しく説明し,今後のエネルギー・食糧安全保障に向けての解決策のひとつとしての未来の技術となるスマート農業に向けた開発指針について解説します. 

【プログラム】

1.研究背景                                                  

 1-1 人口100億人時代の課題

 1-2 人生100年時代に向けて

 1-3 有機エレクトロニクスと研究戦略

 1-4 アグリケア×ヘルスケア時代に向けて              

2.太陽電池と光合成を理解するために

 2-1 光と電子の相互作用

 2-2 光の波動性と粒子性

 2-3 電子の粒子性と波動性

3.光合成のしくみ

 3-1 光合成の反応式

 3-2 葉っぱはなぜ緑色か?

 3-3 光合成に必要な光量と光質

4.太陽電池のしくみ

 4-1 太陽光から電力を得るには?

 4-2 太陽電池の原理

 4-3 太陽電池に必要な光量と光質

5.光合成と太陽光発電を両立する方法                                                       

 5-1 カラフルな有機半導体材料

 5-2 印刷で作れる太陽電池                               

 5-3 植物の光合成に必要な光を通す太陽電池 

 5-4 水耕栽培による基礎実験

 5-5 発電するビニールハウス                                 

6.今後の課題                                                    

 6-1 都会のビルの窓発電への展開                                            

 6-2 スマート農業&宇宙農業への展開 

【質疑応答】

【講演のポイント】

次世代太陽電池の候補の一つである有機薄膜太陽電池の軽量性,フレキシブル性,デザイン性を活かした農業分野への利用法について,そのコンセプトと実証実験結果の事例やエネルギーマネジメントシステム等の技術上の課題を解説する.

* 本ニュースリリースに記載された商品・サービス名は各社の商標または登録商標です。

* 本ニュースリリースに記載された内容は発表日現在のものです。その後予告なしに変更されることがあります。

以 上

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会社概要

株式会社AndTech

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URL
https://andtech.co.jp/
業種
サービス業
本社所在地
神奈川県川崎市多摩区登戸2833-2 パークサイドヴィラ102
電話番号
044-455-5720
代表者名
陶山 正夫
上場
未上場
資本金
300万円
設立
2009年08月