【現代の最重要思想書!】ドゥルーズ&ガタリによる比類なき挑戦の集大成。『千のプラトー──資本主義と分裂症』の全一巻・ハードカバー愛蔵版が、いよいよ2月27日刊行。

國分功一郎さん、三宅香帆さん推薦! ジル・ドゥルーズ生誕100年/河出書房新社創業140周年記念出版。

河出書房新社

株式会社河出書房新社(本社:東京都新宿区 代表取締役:小野寺優)は、ジル・ドゥルーズとフェリックス・ガタリによる共著『千のプラトー──資本主義と分裂症』(宇野邦一他訳)を2026年2月27日に刊行します。

2025年12月刊行の『アンチ・オイディプス──資本主義と分裂症』(宇野邦一訳)と併せ、ジル・ドゥルーズとフェリックス・ガタリによる20世紀最大の思想書が、それぞれ全一巻・ハードカバーの愛蔵版としてここに誕生します。

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■かつてないスタイルで、大地と宇宙をつらぬく思考の讃歌──『千のプラトー』

現代思想を代表するフランスの哲学者ジル・ドゥルーズと、哲学者・精神分析家のフェリックス・ガタリ。

この2人の主著にして20世紀最大の思想書であり衝撃作と言われる書物が、『アンチ・オイディプス』と『千のプラトー』であり、それぞれ「資本主義と分裂症」の第1巻と第2巻という位置づけがなされています。

『アンチ・オイディプス』(仏:L’Anti-Œdipe、英:Anti-Oedipus

「器官なき身体」から、国家と資本主義をラディカルに批判しつつ、分裂分析へ向かう本書はいまこそ読みなおされなければならない。無意識論、欲望論、身体論、国家論、資本論、芸術論……。来るべき思考と実践へ向けてマグマのような文体で書かれた20世紀最大の思考の挑発。

『千のプラトー』(仏:Mille Plateaux、英:A Thousand Plateaus

ドゥルーズ/ガタリによる極限的な思考の実験。リゾーム、抽象機械、アレンジメントなど新たな概念によって宇宙と大地をつらぬきつつ生を解き放つ。顔貌性、そして逃走線の考察から生成変化をめぐりつつ、宇宙の時を刻むリトルネロへ向かい、絶対的な脱領土化の果ての来たるべき生と民衆を問う。そして、戦争機械、捕獲装置を論じ、かつてない国家、戦争、技術、資本への問いから、平滑空間/条里空間の考察を経て非有機的生に向かう壮大な歴史哲学の試み。

『アンチ・オイディプス』と『千のプラトー』は、河出文庫でそれぞれ全2巻、全3巻で刊行されていますが、この度最新翻訳版であるこれらを底本にしつつ、あらためて訳文を推敲し、若干の改訂を行った上で、ジル・ドゥルーズの生誕100年、河出書房新社創業140周年を記念し、それぞれハードカバー・全1巻の愛蔵版として刊行します。

また代表訳者である宇野邦一氏による「一巻本への訳者あとがき」を、この度それぞれの書籍に新規で増補。本書『千のプラトー』の「一巻本への訳者あとがき」では、以下のような記載があります。

人類の叡智の成果だったかもしれない政権、市場、企業、技術は、ますます制御不可能な愚かさや暴力を生産し続ける。

しかしアレンジメントという特異で凡庸な「連合」の数々、その果てしない「系譜」、それによる永久革命も絶えることがない。

革命でも反革命でもない永久革命は、決して死語ではなく、ユートピアでもない。

『千のプラトー』は『アンチ・オイディプス』とともに、そのための過剰に開かれた本であり続ける。 

──宇野邦一(「一巻本への訳者あとがき」より)

ジル・ドゥルーズとフェリックス・ガタリの2人で本書において交わされた思考の重要性は、刊行から約半世紀を経た現在にあってますます高まっており、まさに今こそ読み返されるべき哲学書であると言えるのではないでしょうか。

■三宅香帆さん推薦!

文芸評論家の三宅香帆さんは、昨年の〈ジル・ドゥルーズ 生誕100年〉書店フェア開催に際し、『千のプラトー』を選書された上で、そのアクチュアリティについて以下のコメントを寄せられています。

現代の国家や戦争についての手がかりは、実はこの本が握るのではないか。

歴史の新しい地平がここにある。

■國分功一郎さん推薦!

哲学者の國分功一郎さんから、『アンチ・オイディプス』『千のプラトー』両書に、熱烈な推薦文をいただいております。

『アンチ・オイディプス』

君はぼろきれなんかにされてはいけないんだ!

──これは、そんなささやかな、

しかし絶対に手放してはならない願いから書かれた本である。

時代は変わった。

けれども、ドゥルーズとガタリ、二人の問いかけは、

なおも読者の心を奮い立たせる。

『千のプラトー』

リゾームは実現した、と?

確かめてみるんだ。

国家の捕獲装置はいまどう作動しているか。

エディプス的でない無意識を我々は手にしたか。

知覚しえぬものになることの意味を理解したか。

この道具箱から概念を取り出してみるんだ。

そして試すんだ。

■著訳者紹介

ジル・ドゥルーズ(Gilles Deleuze)

1925-1995年。フランスの哲学者。1969年よりパリ第8大学教授。西欧哲学の伝統を批判的に継承することで創造した「差異」「強度」「内在」「生成変化」などの概念は、今日にいたるまで、さまざまな領域へ絶大な影響を与え続けている。著書に、『差異と反復』『意味の論理学』『フランシス・ベーコン 感覚の論理学』『襞』(以上、河出書房新社)『シネマ』(法政大学出版局)や、フェリックス・ガタリとの共著『アンチ・オイディプス』『千のプラトー』『哲学とは何か』(以上、河出書房新社)などがある。

フェリックス・ガタリ(Félix Guattari)

1930-1992年。フランスの哲学者・精神分析家。ジル・ドゥルーズとともに『アンチ・オイディプス』『千のプラトー』『哲学とは何か』(以上、河出書房新社)などの歴史的名著を遺す。後年、独自のエコロジー思想を展開した。著書に、『精神分析と横断性』『分子革命』『機械状無意識』(以上、法政大学出版局)『闘走機械』(松籟社)『分裂分析的地図作成法』(紀伊國屋書店)『三つのエコロジー』(平凡社)『カオスモーズ』(河出書房新社)『リトルネロ』(みすず書房)などがある。

■書誌情報

書名:千のプラトー ──資本主義と分裂症

著者:ジル・ドゥルーズ、フェリックス・ガタリ

訳者:宇野邦一、小沢秋広、田中敏彦、豊崎光一、宮林寛、守中高明

税込予価9,680円(本体予価8,800円)

仕様:A5判/上製/712頁

発売日:2026年2月27日

ISBN:978-4-309-23176-1

□好評既刊 全一巻・ハードカバー愛蔵版

書名:アンチ・オイディプス ──資本主義と分裂症

著者:ジル・ドゥルーズ、フェリックス・ガタリ

訳者:宇野邦一

税込定価7,150円(本体6,500円)

仕様:A5判/上製/472頁

発売日:2025年12月26日

ISBN:978-4-309-22983-6

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業種
情報通信
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東京都新宿区東五軒町2-13
電話番号
03-3404-1201
代表者名
小野寺優
上場
未上場
資本金
3000万円
設立
1957年05月