サッカー未経験でJクラブの「戦術分析官」に。異色のサッカーヲタクによる偏愛の書『サッカー店長の戦術入門』光文社より2月17日(木)に発売
株式会社光文社(代表取締役社長:武田真士男)は、関西サッカーリーグ1部のおこしやす京都ACで戦術兼分析官を務める龍岡歩氏の著書『サッカー店長の戦術入門 「ポジショナル」vs.「ストーミング」の未来』を2月17日(木)に出版いたします。
- 在野のサッカー戦術分析官による異色の書
本書は、龍岡氏がこれまでの知見をもとに、サッカー界の最先端ではどのような戦いが繰り広げられているのか、2010年代の欧州を中心に考察をまとめたものです。なぜ近年のサッカー界では戦術・技術ともに飛躍的な進化が見られるのか。ペップ・グアルディオラという1人の人物が2008年に起こしたパラダイム・シフトから物語は始まり、ジョゼ・モウリーニョやユルゲン・クロップ、ユリアン・ナーゲルスマンなど10年代を彩った幾多の名将たちの戦術論へフォーカスします。そして最後には、「未来のサッカーはどのようなスポーツになっているのか」を大胆に予想しています。戦術ブロガーという「外側」のフラットな目線と、分析官としてクラブに身を置く「内側」のリアリティを交えたマニアックながらも丁寧な解説により、サッカーという競技の奥深さが幅広く伝わる内容になっています。
【書籍情報】
書籍名称:『サッカー店長の戦術入門 「ポジショナル」vs.「ストーミング」の未来』
※「ポジショナル」vs.「ストーミング」の未来はサブタイトル
発売日:2022年2月17日(木)(電子書籍は同日~約1週間後の発売予定)
定価:1034円(税込み)
判型:新書判
ページ数:320ページ
ISBN:978-4-334-04590-6
予約販売ページ:https://www.amazon.co.jp/dp/4334045901
【著者紹介】
龍岡歩(たつおか・あゆむ)
1980年生まれ。Jリーグ開幕戦に衝撃を受け、12歳から毎日ノートに戦術を記し徹底的に研究。サッカーを観る眼を鍛えるため、19歳から欧州と南米へ放浪の旅に。28歳からサッカーショップの店長を務めるとともに、ブログ『サッカー店長のつれづれなる日記』を始める。1万字を優に超える濃厚なマッチレポートや戦術分析の記事が評判となり、現・スポーツX株式会社に鋭い考察を評価され、サッカー未経験ながら、当時同社が経営していた藤枝MYFC(J3)に加入。戦術分析長として4シーズン在籍した後、現在はJFL昇格を目指すおこしやす京都AC(関西1部)の戦術兼分析官を務める。2021年6月には天皇杯でJ1のサンフレッチェ広島を5-1の大差で破る「ジャイアントキリング」を起こし、話題に。テレビ朝日系『激レアさんを連れてきた。』に「運動神経ゼロでスポーツ経験もないのにサッカーゲームを年間1000試合やったら誰よりも戦術に詳しくなり、結果Jリーグからスカウトされちゃった人」として出演(11月15日放送)。
著書に『サッカーフォーメーション図鑑』(2022年2月15日にカンゼンより発売)。監修に『ポジショナルフットボール教典』『組織的カオスフットボール教典』(ともにカンゼン)。
【書籍目次】
第Ⅰ部 現代サッカーの異常な発達
第1章 ペップ・グアルディオラは現代サッカーをどう変えたのか?
第2章 「打倒ペップ」で読み解く戦術史
第Ⅱ部 現代サッカーを更新する智将たち
第3章 ジョゼ・モウリーニョ ~一時代を築いた「スペース管理」~
第4章 ディエゴ・シメオネ ~新時代のモウリーニョ~
第5章 マルセロ・ビエルサ ~狂気のサッカーヲタク~
第6章 ジャン・ピエロ・ガスペリーニ ~プロビンチャの雄~
第7章 クラウディオ・ラニエリ ~時代を逆行する古典戦術~
第8章 カルロ・アンチェロッティ ~最高の調律師~
第9章 ジネディーヌ・ジダン ~名選手、名監督になるか~
第10章 ユリアン・ナーゲルスマン ~ハイブリッド型の旗手~
第Ⅲ部 現代サッカーはどこへ行くのか
第11章 バロンドールからひも解く「最高の選手」
第12章 ファンタジスタとは誰のことか?
第13章 未来のサッカーを想像する
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