【小学生における見守り端末(GPSなど)利用実態調査】約7割の家庭で外出時に子どもが見守り端末を持ち歩かない経験あり。端末を保持していても、災害や事件・事故に備えた見守りが万全でない実態が明らかに

Hamee

現実とデジタルの見守り機能を兼ね備えた子ども向けキッズスマホ「Hamic MIELS(はみっくミエルス)」を開発するHamee(ハミィ)株式会社(本社:神奈川県小田原市、代表取締役社長:水島 育大、証券コード:東証スタンダード 3134)は、小学生の子どもにGPSなどの見守り端末※を持たせる親552名を対象に「小学生における見守り端末(GPSなど)利用実態調査」を実施しました。
※GPS端末、子ども用スマートフォン、大人用スマートフォン、キッズケータイ、キッズ用スマートウォッチなど

調査の結果、友達との外出時や登下校など、約7割の家庭で日常において子どもが見守り端末を持ち歩かない場面があり、見守り端末があっても日常での見守りが万全でない実態が明らかになりました。

なぜ持ち歩かないことがあるのか、親目線で考えられる理由としては、「うっかり忘れてしまった」(39.6%)というシンプルな理由だけでなく、「子どもが見守り端末を気に入っていない」(38.3%)、「子どもが必要性を感じていない」(36.0%)、「外出時に荷物になるから」(33.2%)などの回答が上位を占めており、見守り端末に対する子どもの関心が低いことが伺えます。


【主な調査結果】

  1. 見守り端末を購入したきっかけ1位は「登下校、学童や習い事の行き帰りが心配だから」(55.1%)、2位「事件・事故・災害時など緊急時の連絡用」(48.6%)


  2. 見守り端末を選ぶ際に最も重視した機能、「GPS機能」(36.0%)が首位。見守りや防犯に特化した機能が全体の6割以上を占める


  3. 6割以上が見守り端末を毎日使っていないと回答


  4. 7割以上が子どもが外出時に見守り端末を持ち歩かないことがあると回答。持ち歩かないことがある場面の最多は「友達と遊びに行くとき」(67.8%)、次いで「登下校」(33.0%)


  5. 子どもが見守り端末を持ち歩かないことがある理由としては、「うっかり忘れてしまった」(39.6%)が最多。「子どもが見守り端末を気に入ってない」(38.3%)、「子どもが必要性を感じていない」(36.0%)など、見守り端末に対する子どもの関心が低い傾向


【調査背景】

昨今、小学生でも半数以上の家庭でスマートフォンを持たせるなど、スマホ保持率の低年齢化が進んでいます。これに対してさまざまな議論がありますが、万が一の際の見守り手段・連絡手段として、スマートフォンやGPSなどの見守り端末を子どもに持たせるご家庭、学校や地域単位での導入が増えつつあります。


また事件や事故だけではなく、先日発生しました「令和6年能登半島地震」などの大きな自然災害時には、一刻も早く子どもの居場所を特定し、連絡を取り合うことが重要であり、今後災害時の備えという観点からも見守り端末の需要は増えていくものと考えられます。このような背景から、Hameeでは子ども向け見守り端末を導入しているご家庭の状況を調査しました。


【調査結果 詳細】

①見守り端末を購入したきっかけ1位は「登下校、学童や習い事の行き帰りが心配だから」(55.1%)。2位は「事件・事故・災害時など緊急時の連絡用」(48.6%)

見守り端末を購入したきっかけを聞くと、最多は「登下校、学童や習い事の行き帰りが心配だから」(55.1%)、次いで「事件・事故・災害時など緊急時の連絡用」(48.6%)。万が一の事態に備えた見守りや連絡目的で見守り端末を購入する割合が圧倒的に多い結果となった。


②見守り端末を選ぶ際に最も重視した機能、「GPS機能」(36.0%)が首位。

見守りや防犯に特化した機能が全体の6割以上を占める

見守り端末を選ぶ際に最も重視した機能を聞くと、GPS機能(36.0%)、次いで「SOS機能(防犯ブザーなど)」(15.3%)、「通話機能」(14.1%)と、見守りや防犯に特化した機能を重視する傾向。


③6割以上が見守り端末を毎日使っていないと回答

見守り端末の使用頻度を聞くと、「毎日」(36.2%)。「週に数回」(39.9%)、「月に数回」(8.9%)、「ほとんど使わない」(9.8%)など、全体の6割以上が見守り端末を毎日使っていない現状が明らかになった。


④7割以上が子どもが外出時に見守り端末を持ち歩かないことがあると回答。持ち歩かないことがある場面の最多は「友達と遊びに行くとき」(67.8%)、次いで「登下校」(33.0%)

子どもが外出時に見守り端末を持ち歩かないことがあるかを聞くと、「はい」(71.4%)と回答。それはどんな場面かを聞くと、「友達と遊びに行くとき」(67.8%)、次いで「登下校」(33.0%)と、一人で外出する際に持ち歩かないことが多い傾向が明らかになった。


⑤子どもが見守り端末を持ち歩かないことがある理由としては、「うっかり忘れてしまった」(39.6%)が最多。「子どもが見守り端末を気に入ってない」(38.3%)、「子どもが必要性を感じていない」(36.0%)など、見守り端末に対する子どもの関心が低い傾向

子どもが見守り端末を持ち歩かないことがあるのはなぜか聞くと、「うっかり忘れてしまった」(39.6%)が最多。次いで「子どもが見守り端末を気に入ってない」(38.3%)、「子どもが必要性を感じていない」(36.0%)、「外出時に荷物になるから」(33.2%)など、見守り端末に対して子どもの関心が低い傾向にあることがうかがえる。

【調査概要】

調査名:小学生における見守り端末(GPSなど)利用実態調査

対象条件:小学生の子どもに見守り端末を持たせている20代~40代の男女

調査期間:2023年12月25日~12月26日

調査方法:インターネットを利用したアンケート調査

有効回答数:552


※事前調査について

全国の男女6,602名に実施。「小学校在学中の子どもがいる」と回答した1,099名の内、小学生の子どもにGPS機能を持つ端末を持たせていると回答した人の中から552名に実施。


■専門家コメント

Hamee株式会社Hamic事業部 防犯ジャーナリスト 河合 成樹

この度の調査で、見守り端末を導入したご家庭でも、子ども自身がその必要性を感じていなかったり、忘れてしまうことで、いざという時の備えが無駄になってしまう恐れがあることが分かりました。つまり、見守り端末の導入に当たっては、親の思惑や要望を反映するだけでなく、子どものニーズや行動も考慮することが重要であることを示しています。

子どもを見守る端末を有効活用するためには、親の一方的な意志だけではなく、子ども自身の「持ちたい」という気持ちに寄り添う必要があるのではないでしょうか。これによって、見守り端末の導入が有益なものとなり、その機能が適切に活用される可能性が高まるでしょう。


■Hamic(はみっく)事業とは

Hamic公式サイト:https://hamic.ai/

Hameeが展開するHamic(はみっく)事業では、キッズスマホ「Hamic MIELS(はみっくミエルス)」を開発しています。


「Hamic MIELS」は、GPSによる充実した位置情報確認機能や防犯ブザーなどを完備しているほか、デジタル面でもインターネット利用を制限したり、友だちとのメッセージのやりとりを見守ることができます。


一方で、大人のスマートフォンとほぼ同等の機能を使えるだけでなく、幅広い世代に人気のモバイルアクセサリーブランド「iFace(アイフェイス)」のスマホケースを採用するなど、子どもたちが自発的に持ち歩きたくなるような機能性やデザインを追及することで、どんな時でも子どもたちを見守ることができる唯一無二の見守りサービスを目指しています。


【Hamee(ハミィ)株式会社 概要】 ( URL:https://hamee.co.jp

会社名   :Hamee株式会社 (東証スタンダード 証券コード:3134 )

設立      :1998年5月

代表者   :代表取締役社長 水島 育大

所在地   :神奈川県小田原市栄町2-12-10 Square O2

事業内容:スマートフォンアクセサリーの開発・製造事業、米国・中国・韓国におけるEC展開、

ゲーミングモニターブランドPixioを取り扱うゲーミングアクセサリー事業、ByURブランドで展開するコスメティクス事業、専用スマートフォンにより子供の防犯・安心をサポートするHamic事業を展開

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ビジネスカテゴリ
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会社概要

Hamee株式会社

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URL
https://hamee.co.jp/
業種
商業(卸売業、小売業)
本社所在地
神奈川県小田原市栄町2-12-10 Square O2
電話番号
0465-22-8064
代表者名
水島 育大
上場
東証スタンダード
資本金
5億9404万円
設立
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