作家・島本理生の最新長編『ノスタルジア』4月23日発売! 著者がキャリアの中で「コロナ禍以降の最重要作品」と位置付ける、孤独な魂が惹かれあう愛の物語。
書けなくなった作家の女、5年前に消えた年上の男、殺人事件の加害者を家族にもつ宗教二世の青年 ――3人の男女をめぐる物語。島本理生の新たなる到達点!

株式会社河出書房新社(東京都新宿区/代表取締役 小野寺優)は、直木賞作家・島本理生さんの長編小説『ノスタルジア』(税込価格1,870円)を、2026年4月23日に発売いたします。
●島本理生さんより、刊行へ寄せて
私がコロナ禍以降に書いた小説の中で、おそらくは最も重要な作品になりました。
この小説でぜひ彼らと世界の果てまで旅してください。
●各界から、熱い応援コメントが続々!
苛烈だった。救いたいし、救われたかった。どうしたらいいんだろう、とずっと考えていた。
――高瀬隼子氏(作家)
痛みの中で立ち上る一瞬の“楽園”。壊れてしまうほどに刺す、逃れられない光だ。
――Derek Jarmanを思い出した。
――三島有紀子氏(映画監督)
先の見えない時代を生き抜くいくつもの姿が読む者を惹きつける。加害と被害とに二分できない世界は文学でしか描けない。静かなようで不思議な熱量を感じさせる一冊だ。
――信田さよ子氏(臨床心理士)
あの時、もしあんなことが起こらなければ……恋愛を通じ「if」の想像力を描き続けてきた島本作品の決定版。
――吉田大助氏(ライター)
●『ノスタルジア』あらすじ

小説家の紗文(さあや)は、知人の紹介で、東京に出てきたばかりの「創(そう)」という若者と知り合った。殺人事件の加害者を母に持つ創は、住む場所も職場も失っており、紗文が一時的に家に泊めることに。当初は順調に見えた共同生活だったが、紗文の周りで常識を超えた不可思議な現象が起こり始める。創は「たぶん、俺のせいだと思う」と話し、今まで誰にも話したことのない、実家の信仰や母の力について語った。一方で、紗文は自分の家族や最愛の人の死、自身の心の空白について、創になら話ができることに気がつく。二人は、お互いが持つ影に惹かれ始めていた――。
2001年のデビュー以来、人々の繊細な感情の機微を描き続け、直木賞をはじめ数々の文学賞を受賞してきた島本理生さん。恋愛や孤独、人間の内面に深く迫る作品世界は、原作小説としていくつも映像化されています。
最新長編小説『ノスタルジア』では、喪失や罪、言葉にできない空白を抱えた男女が出会い、互いの過去と痛みに触れながら、惹かれあっていきます。距離をとろうとしても、相手を求めてしまう切実な感情の描写は、世代をこえた読者の記憶を揺さぶることでしょう。
加害と被害、愛と赦し、重層的なテーマに向き合い、人間の存在を問う本作。島本理生の新たな境地となる圧巻の長編小説、『ノスタルジア』の発売にご注目ください。
●島本 理生(しまもと・りお)

1983年東京都生まれ。2001年「シルエット」で群像新人文学賞優秀作を受賞し、デビュー。
03年『リトル・バイ・リトル』で野間文芸新人賞、15年『Red』で島清恋愛文学賞、18年『ファーストラヴ』で直木賞をそれぞれ受賞。近著に『天使は見えないから、描かない』、『一撃のお姫さま』など。
●新刊情報

ノスタルジア
著者:島本理生
仕様:四六判/上製 /256頁
発売日:2026年4月23日
税込定価:1,870円(本体1,700円)
ISBN:978-4-309-03261-0
装画:安藤巨樹
装丁 アルビレオ
URL:https://www.kawade.co.jp/np/isbn/9784309032610/
※電子書籍も同日に発売いたします。詳細は各電子書籍ストアにてご確認ください。
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像
