7月17日(木)AndTech「酸化グラフェンの基礎物性・合成・評価および応用展開・量産化・用途拡大に向けた取り組み」WEBオンライン Zoomセミナー講座を開講予定
熊本大学 速水 真也 氏、株式会社日本触媒 郷田 隼 氏、信州大学 金子 克美 氏にご講演をいただきます。

株式会社AndTech(本社:神奈川県川崎市、代表取締役社長:陶山 正夫、以下 AndTech)は、R&D開発支援向けZoom講座の一環として、昨今高まりを見せる酸化グラフェンでの課題解決ニーズに応えるべく、第一人者の講師からなる「酸化グラフェン」講座を開講いたします。
酸化グラフェン(GO)の基本的な特長、合成方法、還元、修飾方法の解説にはじまりGOの社会実装に向けた応用展開、社会実装を見据えたGOの合成からエネルギーデバイス化、触媒、医療、環境、農業など多岐にわたる応用例を紹介!
本講座は、2025年07月17日開講を予定いたします。
詳細:https://andtech.co.jp/seminars/1f0142a5-3ec2-62f4-9740-064fb9a95405
Live配信・WEBセミナー講習会 概要
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テーマ:酸化グラフェンの基礎物性・合成・評価および応用展開・量産化・用途拡大に向けた取り組み
開催日時:2025年07月17日(木) 10:30-15:25
参 加 費:49,500円(税込) ※ 電子にて資料配布予定
U R L :https://andtech.co.jp/seminars/1f0142a5-3ec2-62f4-9740-064fb9a95405
WEB配信形式:Zoom(お申し込み後、URLを送付)
セミナー講習会内容構成
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ープログラム・講師ー
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第1部 酸化グラフェンの基礎物性と合成・評価方法および応用展開
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講師 熊本大学 大学院先端科学研究部(理学系) / 教授 速水 真也 氏
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第2部 酸化グラフェンの基礎・応用と日本触媒における量産化/用途拡大の取り組み
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講師 株式会社日本触媒 研究センター 郷田 隼 氏
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第3部 酸化グラフェンとその還元カーボンの構造と特性
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講師 信州大学 アクア・リジェネレーション機構 / 特別特任教授 金子 克美 氏
本セミナーで学べる知識や解決できる技術課題
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・炭素材料である酸化グラフェン(GO)にフォーカスし、これまでに演者が行ってきた合成から基礎物性さらには応用展開を紹介する。ここでは、直接応用可能であり、エネルギー、環境、医療への製品開発に関して、いかに製品開発が可能であるか、どのような製品開発が可能であるかなど、今後SDGsを考慮しながら企業展開する上での重要な知見を得ることができる。
・カーボンナノ細孔の持つ1万気圧以上の超高圧効果、酸化グラフェンの水素結合の重要性、酸化グラフェンコロイドは時々刻々変化するので、厳密な時間制御が必要なこと、また時間変化に伴い光学的特性、電気伝導度及び磁性も変化すること、グラフェン包接ゼオライト分離膜は水素の分離は極めて容易であり、酸素と窒素でさえ分離可能なこと、高圧ボンベの代替をする活性炭粒子の製造など、全く新たな知見が得られる。
本セミナーの受講形式
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WEB会議ツール「Zoom」を使ったライブLive配信セミナーとなります。
詳細は、お申し込み後お伝えいたします。
株式会社AndTechについて
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化学、素材、エレクトロニクス、自動車、エネルギー、医療機器、食品包装、建材など、
幅広い分野のR&Dを担うクライアントのために情報を提供する研究開発支援サービスを提供しております。
弊社は一流の講師陣をそろえ、「技術講習会・セミナー」に始まり「講師派遣」「出版」「コンサルタント派遣」
「市場動向調査」「ビジネスマッチング」「事業開発コンサル」といった様々なサービスを提供しております。
クライアントの声に耳を傾け、希望する新規事業領域・市場に進出するために効果的な支援を提供しております。
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本件に関するお問い合わせ
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株式会社AndTech 広報PR担当 青木
メールアドレス:pr●andtech.co.jp(●を@に変更しご連絡ください)
下記プログラム全項目(詳細が気になる方は是非ご覧ください)
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第1部 酸化グラフェンの基礎物性と合成・評価方法および応用展開
【講演主旨】
科学技術におけるイノベーション創出をもたらすものは、科学技術的に新しいコンセプトをもたらす基礎・応用的研究である。ナノ材料は色々な分野でイノベーションをもたらす材料として注目されており、なかでも、ナノシートは、二次元性を活かした表面・界面の特性やそれらの電荷による静電的相互作用により、層間に種々のイオン、機能性分子をインターカレートした超格子からなる層状物質を容易に作製できる。真の有用な材料としてエネルギーデバイスや触媒の技術革新が渇望されているなか、ナノシートの利用価値が非常に高まってきている。
本セミナーでは、酸化グラフェン(GO)に着目し、その合成から基礎物性評価さらには応用展開まで述べる。
【プログラム】
1.酸化グラフェン(GO)の基礎
酸化グラフェン(GO)およびその還元体(rGO)の合成から評価方法について
2.酸化グラフェン(GO)およびその還元体(rGO)の性質
酸化グラフェン(GO)およびその還元体(rGO)の構造、官能基、化学的・物理的性質
3.酸化グラフェン(GO)およびその還元体(rGO)の応用
3.1 エネルギーデバイスへの展開(燃料電池、キャパシタなど)
3.2 圧力セル、ナノコンプレッサーへの応用
3.3 イオン透過膜への応用
3.4 環境浄化、放射性汚水物質への応用
3.5 バイオマス分解によるバイオ製品への展開
3.6 農業への応用
3.7 抗ウイルス社会への応用
3.8 機能性材料への展開
4.今後の展望
【質疑応答】
【講演のポイント】
本セミナーでは、炭素材料である酸化グラフェン(GO)の社会実装に向けた応用展開を紹介する。実際に社会実装を見据えたGOの合成からエネルギーデバイス化、触媒、医療、環境、農業など多岐にわたる応用例を紹介する。
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第2部 酸化グラフェンの基礎・応用と日本触媒における量産化/用途拡大の取り組み
【講演主旨】
酸化グラフェンに興味があるが、まずはどんなものか知りたい方、触ってみたことがあるが、どのように取り扱えばより良いか知りたい方を対象に、基本的な特長や合成方法、還元、修飾方法や、酸化グラフェンの好適な用途先の紹介など、裏話や小ネタを含めながら酸化グラフェンの魅力について紹介します。
また、危険な合成法が必要である酸化グラフェン製造において、日本触媒がこれまでに行ってきた量産化に対するアプローチや、用途拡大に向けた学術研究についても紹介します。
【プログラム】
酸化グラフェン概論(論文情報を中心に)
・特長/構造/物性
・他のナノ炭素材料との違い
・代表的な合成方法
・代表的な還元、修飾方法
日本触媒における量産化/用途拡大の取り組み(当社情報を中心に)
・量産における課題(安全性/プロセス)
・安全/安定生産に対するアプローチ
・酸化グラフェンの特長を活かした用途
・大学研究室との取り組み紹介
【質疑応答】
【講演のポイント】
10年以上酸化グラフェンの基礎から応用検討まで進めてきました。歴史が古く奥深い酸化グラフェンの魅力や特長を紹介することで、皆様のモチベーションを高め、いろいろな分野での活用・開発ができるようにサポートさせていただきます。
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第3部 酸化グラフェンとその還元カーボンの構造と特性
【講演主旨】
酸化グラフェンは時々刻々変化する物質であるが、その変化を理解すると興味深い特性を抽出できる。酸化グラフェンは通常分離が困難なH2OとD2Oを識別する能力がある。また、柔らかい層状構造を利用すると結晶を包接することができ、分離速度が従来の100倍以上の分離材を創製できる。更に酸化グラフェンから離れてグラフェンの熱運動を利用すると、高圧ボンベの代わりに細孔のあるカーボン粒子に高圧メタンを貯蔵できる。
【プログラム】
1. ナノ細孔への気体吸着とナノ細孔の特別な超高圧効果など
2. 酸化グラフェンのD2OとH2Oの選択吸着性
3. 時間と共に変化する酸化グラフェンコロイドの3状態
4. 酸化グラフェンを還元して得られる超軽量ナノ細孔性炭素剤
5. グラフェン包接ゼオライトの超高速気体分離特性
6. グラフェンコート細孔性炭素の高圧気体貯蔵ボンベの働き
【質疑応答】
【キーワード】
1万気圧以上の細孔内加圧作用、重水と軽水の選択吸着性、真の酸化グラフェン状態、真性グラフェンの保存法、軽量モノリス吸着材、気体分離材、空気分離、常圧での高密度貯蔵炭素
【講演のポイント】
講義に用いる題材の多くはNature energy, Nature Communications, Science Advancesなどにアクセプトされた内容が多いので、極めて斬新な知見である。
* 本ニュースリリースに記載された商品・サービス名は各社の商標または登録商標です。
* 本ニュースリリースに記載された内容は発表日現在のものです。その後予告なしに変更されることがあります。
以 上
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