外干し満足わずか3割。鳥取の「虫」鹿児島の「火山灰」など地域特有ストレスが判明【洗濯もの干し全国実態調査】
近年、共働きや単身世帯の増加に伴う夜間洗濯などのライフスタイルの変化や、防犯意識の高まりに加え、花粉・黄砂の飛来や急な天候不良といった環境変化を背景に、洗濯物を「部屋干し」するスタイルが定着しつつあります。そこで、パナソニック株式会社では、季節を問わず多様化する洗濯の悩みの実態を探るべく、「洗濯もの干し」に関する全国調査を実施しました。今回の調査により、地域特有の洗濯悩みの実態や、部屋干しの課題が浮き彫りになりました。


■東日本では23都道県中16県、西日本では24府県中14県で「部屋干し派」が多い結果に
■満足のいく「外干し」ができている人はわずか3割。外出時に「お天気ストレス」を感じている人は約7割に。お天気ストレスを感じている人が最も多いのは北海道
■鳥取県の「虫の付着」、鹿児島県の「火山灰」、東京都の「排気ガス」など“地域特有の外干し悩み”が鮮明に
■「防犯上の不安」も外干しを避ける要因に。若年層を中心に「部屋干し」が主流となり、20〜30代女性の約7割が普段の洗濯を「部屋干し」と回答
■部屋干しの悩みは「乾く時間」「生乾き臭」に加え、「干すスペースがない」という“居住空間の圧迫”も浮き彫りに
■理想の部屋干しは「速乾性」「清潔性」「省エネ性」が鍵に。さらに結露や湿気といった「お部屋の空気質」の維持も求められている
■約半数が「衣類乾燥除湿機」の導入に意欲的な一方、最大の壁は「電気代」。8割超が“電気代を抑えてしっかり乾かせる”ことを希望
[調査概要]
・エリア:全国
・調査対象:20代~70代 男女 計4,700人 【週2回以上洗濯をし、外干し・部屋干しをする方】
・調査期間:2026年4月8日(水)~4月10日(金)
・実査委託先:楽天インサイト株式会社
※調査結果を引用いただく際は「パナソニック調べ」を引用元として記載ください。
《東日本では23都道県中16県、西日本では24府県中14県で「部屋干し派」が多い結果に》
普段の洗濯物は「外干し」と「部屋干し」どちらで干すことが多いかを聞いたところ、全体では「外干し派」が40.9%、「部屋干し派」が57.6%となりました。東日本では23都道県中16県、西日本では24府県中14県で「部屋干し派」が多い結果となり、特に東日本は部屋干し比率が高いことが明らかとなりました。


《満足のいく「外干し」ができている人はわずか3割。外出時に「お天気ストレス」を感じている人は約7割に。お天気ストレスを感じている人が最も多いのは北海道》
「外干し」を多くする方に対して、普段の洗濯で外干しをした際に「毎回満足のいく外干しができているか」を聞いたところ、「毎回できている」と答えた人は33.6%にとどまりました。

洗濯物を外に干したまま外出する際、「天候が気になってストレスや不安を感じることはあるか」という質問に対しては、約7割(66.9%)の人が「かなりある」「少しある」と回答。中でも「かなりある」と回答した人が最も多かったのは「北海道」という結果に。天候に左右される外干しへの心理的負担感が浮き彫りになりました。


《鳥取県の「虫の付着」鹿児島県の「火山灰」、東京都の「排気ガス」など“地域特有の外干し悩み”が鮮明に》
季節ごとに洗濯物を「外に干したくない」と感じる、または外干しを断念・後悔する要因を聞いたところ、全体の半数が「急に天気が変わる(53.8%)」を挙げました。それに加え、「紫外線による衣類の色あせ・ダメージ(27.2%)」「虫(カメムシ等)の付着(23.1%)」といった理由も挙げられており、環境により心置きなく外干しをすることが難しい様子がうかがえます。

外干しを断念する要因として「虫(カメムシ等)の付着」を挙げた人は、全国平均が23.1%であるのに対し、鳥取県では41.0%、島根県では37.0%、秋田県が36.0%と突出して高い結果となりました。 自由回答でも、「いろんな種類のカメムシが洗濯物に付着して部屋に入ってくる」「カメムシが大量発生することがたまにある」といった切実な声が寄せられました。

その他にも、鹿児島県の回答者からは「鹿児島県は常に桜島の火山灰が降っているか、過去に降った灰が残っていて、風が吹くだけでも灰が舞う」といった「火山灰・降灰」に関する声が上がりました。また、交通量の多い東京都では、「幹線道路が近いこともあり外に干しづらい」「大通りに面しているから」という、都市部特有の空気の汚れや外から見られることに対する懸念がありました。
北海道や東北・北陸地方からは「冬は雪が降るので外に干しても乾かない。洗濯物が凍る」、群馬県からは「からっ風で冬の風が強すぎて洗濯物が吹っ飛ぶ」という冬は外干しができない声が上がりました。沖縄県からは「カタブイという急な雨がある」など、各地域ならではの気象条件が外干しを阻んでいることが判明しました。日本全国どこに住んでいても、地域特有の事情によって「一年中外干しが満足にできない環境」にある生活者の実態がうかがえます。
《「防犯上の不安」も外干しを避ける要因に。若年層を中心に「部屋干し」が主流となり、20〜30代女性の約7割が普段の洗濯を「部屋干し」と回答》
普段の洗濯物の干し方について、全体では約6割(57.6%)が「部屋干し」を行っていると回答する中、20代の女性では72.0%、30代の女性は68.7%が「部屋干し」をメインで行っていることがわかりました。
外干しを避ける理由として、「女性の一人暮らしなので防犯対策として外に干さない」、「仕事上帰りが遅いため」、「夜は防犯対策や夜露が理由で」といった声が寄せられました。
夜間の洗濯のデメリットや、防犯意識の高まりを背景に、「あえて外には干さない」というライフスタイルが定着していることがうかがえます。

《部屋干しの悩みは「乾く時間」「生乾き臭」に加え、「干すスペースがない」という“居住空間の圧迫”も浮き彫りに》
部屋干しをする際の困りごとを聞くと、半数以上の方が「洗濯物が乾くまでに時間がかかる(54.9%)」を選び最多となりました。次いで「洗濯物が乾ききらない(38.9%)」、「部屋干し臭(生乾き臭)が発生する(37.7%)」が続く結果となっています。「干すスペースがない・生活の邪魔になる(32.5%)」も一定数いることから、乾きにくさやニオイといった機能的な不満に加えて、居住空間を圧迫する物理的なストレスも大きいことがわかります。
一年中部屋干しをするライフスタイルが定着しつつある現代において、「乾きにくさ」や、それに伴って発生する「嫌なニオイ」、そして「居住スペースの圧迫」が、生活者の日常的なストレスとなっていることが明らかになりました。
これからの部屋干し環境には、ただ衣類を乾かすだけでなく、いかに速く、省スペースで、かつ部屋の快適性を損なわずに乾燥できるかが求められています。

《理想の部屋干しは「速乾性」「清潔性」「省エネ性」が鍵に。さらに結露や湿気といった「お部屋の空気質」の維持も求められている》
「理想の部屋干し」をするために重要だと思う要素を聞いたところ、6割以上が「乾燥スピードの速さ(61.8%)」で最多となりました。次いで「除菌・脱臭など清潔さが保てること(49.6%)」、「省エネ性(電気代の安さ)(33.6%)」が続いています。電気代高騰が続く中、毎日気兼ねなく使える「省エネ性」も部屋干し環境における重要な要素となっています。
さらに「窓の結露や室内のジメジメも防げること(32.2%)」も求められており、衣類だけでなく結露や湿気といったお部屋の空気質の維持も重視していることがわかりました。

《約半数が「衣類乾燥除湿機」の導入に意欲的な一方、最大の壁は「電気代」。8割超が“電気代を抑えてしっかり乾かせる”ことを希望》
部屋干しの困りごとを解決する手段として、全体の約半数(47.5%)の人が「衣類乾燥除湿機を導入してみたい」と回答しました。一方で、導入に慎重な層に対しその理由を聞くと、「電気代がかかりそうだから」が47.9%で最も多い結果に。電気代について高いと感じる人が多い中、通年で頻繁に使用する家電のランニングコストは非常にシビアに見られているようです。しかし、「電気代を抑えながらしっかり乾かせる方法があれば試したい」と答えた人は80.9%にのぼりました。この結果から、電気代の不安が払拭されれば、衣類乾燥除湿機を取り入れたいというニーズが高いことがうかがえます。



【総括】
今回の調査では、普段から「部屋干し」を行う人が全国で約6割にのぼり、現代の洗濯の主流として定着していることが分かりました。一方で外干しは天候ストレスに加え、地域特有の悩み(虫、排気ガス、火山灰など)が障壁となっているようです。部屋干しの悩みは「乾くまでの時間」「乾きにくさ」「生乾き臭」「居住空間の圧迫」が多く、理想の部屋干しには、「乾燥スピードの速さ」や「除菌・脱臭」だけでなく、昨今の電気代高騰を背景とした「省エネ性(電気代の安さ)」が求められています。 季節や地域に左右されず一年中しっかり乾き、お部屋の空気質を保つ機能と圧倒的な省エネ性を両立した「エコ・ハイブリッド方式」の衣類乾燥除湿機が、現代の多様な洗濯悩みに応える選択肢の一つと言えます。
■消費電力を大幅削減し、一年中しっかり乾かす 衣類乾燥除湿機
(F-YEX120B/F-YEX90D/F-YEX200D)
■消費電力を約1/3(※1)に大幅削減し、一年中しっかり乾かす 衣類乾燥除湿機(F-YEX120B)
2つの冷却機構(コンプレッサー方式と空冷除湿方式)で除湿する、当社独自の「エコ・ハイブリッド方式」(※2)を採用。結露の仕組みで空気中の湿気を2度除湿し、冷却器を通った冷たい空気も有効活用することで、消費電力を従来比で約3分の1(※1)にまで大幅に削減しました。この圧倒的な省エネ性能により、消費者が最も警戒する「電気代がかかりそう」という導入への壁を解消し、一年を通じた部屋干しによる電気代高騰の不安を払拭します。
また、理想の部屋干し環境として求められる「除菌・脱臭」のニーズに応えるべく、部屋干し衣類を除菌(※3)し、嫌な生乾き臭を抑制(※4)する「ナノイーX(48兆)」を搭載。さらに、「使用後のタンクの水捨てが面倒」「長時間の連続で使用したい」という声に応え、市販のホースをつないで排水する「連続排水」(※5)にも対応しており、より快適な空間ケアを実現します。
■ライフスタイルに合わせて選べる新モデル(F-YEX90D/F-YEX200D)も登場
コンパクトモデルの「F-YEX90D」は、新たに下向き送風の範囲が従来比約2倍(※6)に広がり、洗濯物の下に置けるだけでなく、靴やマットなどを床に置いたまま乾燥させることができます。もし、洗濯物が多く「乾くまでの時間」に不満を抱えている場合には、従来より約38分乾燥時間を短縮(※7)した新モード「速乾+(プラス)」機能を搭載したハイパワーモデル「F-YEX200D」で、忙しい朝でもより早く、パワフルかつ省エネに乾燥させることが可能です。
▼衣類乾燥除湿機(F-YEX90D/F-YEX120B/F-YEX200D)

※1 F-YEX120Bと当社従来品F-YHVX120における衣類乾燥・速乾モードの消費電力の比較(JIS基準による)。ただし乾燥時間は長くなります。
〈除湿性能〉JIS基準による除湿量12.5L/日の消費電力、F-YEX120B(225W)と当社従来品F-YHVX120(715W)との比較。〈衣類乾燥性能〉JEMA自主基準[JEMA-HD090:2017](60Hz・20℃・衣類量約2kg)における消費電力量と乾燥時間、F-YEX120B(312Wh・約90分)と当社従来品F-YHVX120(885Wh・約75分)との比較。なお、実使用時の乾燥時間は、設置環境や衣類の種類・量・干し方により異なります。
※2 家庭用の衣類乾燥除湿機において。2つの冷却機構で除湿する方式。2025年10月時点(当社調べ)※3 約6畳空間(吹出口から40㎝の位置)での約7時間後の効果です。【試験機関】(一財)北里環境科学センター【試験方法】6畳の実験室において、吹出口から40cmの位置で、布に付着させた菌数を測定【除菌の方法】ナノイー放出と衣類乾燥運転(衣類乾燥・音ひかえめモード)【対象】布に付着させた菌【試験結果】7時間で99%以上抑制 北生発21_0290_2号。
※4【試験機関】近江オドエアーサービス(株)【試験方法】40~50代の男性3名。新品バスタオルを用いて「風呂上がり後に使用→洗濯脱水→ナノイーと衣類乾燥運転」を10回繰り返し。別の新品バスタオルを用いて「風呂上がり後に使用→洗濯脱水→自然乾燥」を10回繰り返し。臭気強度表示法による検証【部屋干し臭抑制の方法】ナノイー放出と、衣類乾燥運転(衣類乾燥・速乾モード)【対象】洗濯後の衣類【試験結果】ナノイーと衣類乾燥0.81、自然乾燥1.5 第09-0731号。
※5 市販のホース(内径15㎜)が必要です。
※6 F-YEX90Dと当社従来品F-YHX90Bにおける比較(自社基準による)運転モード:除湿・強ルーバーの設定:ルーバー閉(ルーバーを一番下向きにした状態)ただし、実使用時の送風距離は、設置環境により異なります。
※7 F-YEX200Dにおける消費電力量の比較(自社基準による)速乾モード(1,406 Wh)と、速乾+(プラス)モード(1,209 Wh)。ただし、音はうるさくなります。また、実使用時の消費電力量は、設置環境や衣類の種類・量・干し方により異なります。【試験条件】日本電機工業会自主基準(JEMA-HD090:2017)に基づき試験を実施(衣類の量 6 kg試験布・60 Hz・室温20℃・湿度70%)【試験結果】F-YEX200D 速乾+(プラス)(乾燥時間228分、消費電力量1,209 Wh)と、速乾モード(266分、消費電力量1,406 Wh)との比較
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