「進研ゼミ小学講座」が全国規模の実力診断テストを無償提供オンラインで完結するCBT形式。11/13から申し込み開始
CBT化が進む国際学力調査や各種試験の練習となる受検機会を早期から提供
学校現場では、GIGAスクール構想の進展により、1人1台端末の普及が進んでいます。近年は国際学力調査や、一部の検定試験・資格試験もCBT形式で行われており、今後CBT形式のテストを受検する機会は増えることが予想されます。
一方で、ベネッセが小学生の子どもを持つ保護者に対して行った「テストのオンライン化に関するアンケート」では、CBT形式のテストを受検したことがある小学生は1割未満にとどまっています。また、テストがCBT化されるメリットとして、物理的な制約がないことや、即時のフィードバックによる学習の定着強化への期待がうかがえる一方、通信環境や書き込みのしづらさ、国語の長文読解などの問題の一覧性に関する不安が浮き彫りになりました。
そこで、小学生のうちからCBT形式のテストを受検する機会を提供し、テスト形式に慣れることで日頃の学習成果を発揮していただきたいという想いから、今回の無償提供に至りました。ベネッセ「進研ゼミ小学講座」が実施する「実力診断 基礎学力テスト」は会員向けにはタブレットで完結するCBT形式を2023年から提供しています。そのノウハウを活かし、例えば国語の長文読解では、文章と問題を同時に表示させる「画面2分割機能」などCBT形式のテストに慣れていない小学生でも取り組みやすい工夫を実装しました。冬休みを前に今の実力を把握するだけでなく、CBT形式での受検メリットを感じていただく機会となることを願っています。
「実力診断 基礎学力テスト」サービス概要
■実施期間 : 2023年11月13日(月)~2024年1月8日(月・祝) ※受検は11月25日(土)開始となります
■対象 : 小学1~6年生
■受検科目 : 国語・算数 ※小学1年生は算数のみ
■利用方法 : 公式HPから、申し込みいただけます
■公式HP : https://sho.benesse.co.jp/cp/shindan/
「実力診断 基礎学力テスト」の特長
1.お手もちのパソコン・タブレットから受検でき、申し込み後すぐに受検可能です。
2.進研ゼミの「実力診断 基礎学力テスト」は123.8万人(※)が受検する全国規模のテストのため、全国水準で今の実力・順位が確認できます。
3.40年以上小学生の学力を分析してきたノウハウを活かし、単元別に学習理解度を即時に得点化、分析。基礎から挑戦問題まで取り組むことができ、「計画力」「やりぬく力」「見直す力」などの「学習力」も診断し、アドバイス。長年の指導実績をもとに厳選した、小学生がその学年で間違えやすい「復習問題」にも、受検後に無料で取り組むことができます。
※2022年度進研ゼミ小学講座「実力診断テスト」小1~6年生のべ実績 (算出根拠)
<夏の実力診断テスト39.2万人> 内訳 1年生:実施なし 2年生:10.2万人 3年生:8.9万人 4年生:8.1万人 5年生:6.4万人 6年生:5.6万人
<冬の実力診断テスト42万人> 内訳 1年生:9.4万人 2年生:9万人 3年生:7.3万人 4年生:6.7万人 5年生:5.1万人 6年生:4.5万人
<春の実力診断テスト42.6万人> 内訳1年生:9.9万人 2年生:9万人 3年生:7.3万人 4年生:6.7万人 5年生:5.5万人 6年生:4.2万人
CBT形式が初めての小学生でも取り組みやすい工夫
①画面2分割機能
国語の長文読解問題のような、文章・資料を見ながら解く問題については、文章・資料と問題を同時表示させる「画面2分割機能」を実装。文章と問題を同時に見ることで解きやすさを実現しました。
②チュートリアル
テストに取り組む前に、実際に操作ができるチュートリアルを用意し、操作で迷うことのないように工夫しました。
③メモ機能・下線を引くことも可能
メモ機能により、計算式などを書き込むことができます。(お手元に紙のメモを用意して受検いただいても構いません)また、国語の読解問題では、文章に下線を引くこともできます。
「実力診断 基礎学力テスト」活用にあたって
東京工業大学 名誉教授 赤堀侃司
教育現場でもDX(デジタルトランスフォーメーション)が進む中、2024年度からデジタル教科書が本格的に導入される予定です。まず小中学校の英語で、デジタル教科書が紙の教科書と同じ扱いで併用され、段階的に導入が拡大していく見込みです。テストも今後CBT化されるのは当然の流れと言えるでしょう。そのような流れの中、すべての小学生が無料で受検できる「実力診断 基礎学力テスト」の提供は、意義のあることだと思います。
CBTの良さは「いつでもどこでもテストが受検でき、即時結果が出る」ことですが、これはあらゆるものがデジタル化されていく大前提のメリットです。もっと大事なのは「子どもたちの解答に対し、即時アドバイスができる」点です。学力が伸びている子は、そうでない子と比べると、結果を受けて「なぜ間違えてしまったのか」振り返りをする習慣が身に着いています。振り返ることで、何がわかっていて何がわからないのか、どうしたらできるようになるか、自分を客観視できる自己調整力が養われ、学力も伸びていく傾向にあります。現代の教育の中で「自己調整力」は大事なキーワードのひとつです。結果だけでなく即時にアドバイスを受けることで、子どもたちが「今の自分の状態」に気付き、振り返りをするきっかけになります。
「テストのオンライン化に関するアンケート」結果概要
CBT形式のテストを受検したことがある小学生は1割未満。受検したことがある子どもを持つ保護者からは「一瞥(いちべつ)での視覚処理量に限界がある」「書き込みができないのと、国語の読解がしにくそうだった」「答えを番号で答えるため、きちんと見直しをせず回答がずれていたことがあった」などの声もありました。テストがCBT化されるメリットとしては、時間・場所といった物理的な制約を気にせず受検できることや、即時の詳細なフィードバックによる、学習成果の定着強化に対する期待がうかがえます。一方、テストがCBT化される上での不安としては、通信環境や書き込みのしづらさ、長い文章の一覧性に関する不安がうかがえます。
<調査概要>
調査対象:小学1~6年生の子どもを持つ保護者634人
調査期間:2023年10月25日~31日
調査方法:インターネットでのアンケート調査
CBT形式のテストの受検有無
Q. お子さまはすでにCBT形式のテストを受検したことがありますか?N=634
テストがCBT化されるメリット
Q. 学校のテストなどの試験がCBT化されるメリットは何だと思いますか?あてはまるものをいくつでも選んでください。N=634、複数回答
テストがCBT化される上での不安
Q. 学校のテストなどの試験がCBT化される上で不安はありますか?あてはまるものをいくつでも選んでください。N=634、複数回答
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